新横浜駅
駅ビル「キュービックプラザ新横浜」
(2012年10月)
しんよこはま
Shin-Yokohama
所在地横浜市港北区
所属事業者
東海旅客鉄道(JR東海・駅詳細)
東日本旅客鉄道(JR東日本・駅詳細)
横浜市交通局(駅詳細)
相模鉄道・東急電鉄(駅詳細)
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新横浜駅(しんよこはまえき)は、神奈川県横浜市港北区篠原町および新横浜二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)・東日本旅客鉄道(JR東日本)・横浜市交通局(横浜市営地下鉄)・相模鉄道(相鉄)・東急電鉄(東急)の駅である。 1964年の東海道新幹線開業時、在来線の国鉄(現在のJR東日本)横浜線との交点に当駅が設けられた。開業当時、当駅周辺は一面の田園地帯であったうえ、横浜線は単線で列車本数も少なく、新幹線も各駅停車の「こだま」しか停車しなかった。しかし、開業後の当駅周辺の発展は目覚ましく、徐々に速達列車の「ひかり」の停車本数が増え、横浜線も複線化されて列車本数が増加し、1985年には横浜市営地下鉄ブルーラインの駅も開業して、ターミナルの横浜駅や横浜市中心部(みなとみらい21地区・関内地区)への接続の利便性が向上した。さらに1992年3月に新登場した最速達列車「のぞみ」の停車本数の増加など、主要駅としての地位は次第に高まり、2008年3月からは新幹線の全営業列車が当駅に停車するようになった。2023年には相鉄新横浜線・東急新横浜線の駅が開業し、当駅から相鉄線の二俣川・海老名・湘南台方面や東急新横浜線を経由して、日吉駅から東急東横線渋谷方面や東急目黒線目黒方面へのアクセスが可能となった。また、これに合わせる形で当駅始発の「のぞみ」が新設された[1]。 駅名の「新横浜」は1975年より地名に採用されている。また、当駅周辺地区(新横浜地区)は横浜市における都心の一つである「新横浜都心」に指定されており[2][3]、多くのオフィスビル・ホテルが建ち並ぶほか、横浜アリーナや横浜国際総合競技場(日産スタジアム)からも近い。 横浜市の代表駅である横浜駅までは、直通している横浜線は快速が3駅、各駅停車が4駅、横浜市営地下鉄は快速が1駅、普通が5駅。ただし横浜線は、日中時間帯に運行される快速については全列車が横浜駅へ直通しているが、各駅停車は朝夕を中心に東神奈川駅で京浜東北線への乗り換えが必要な場合が多い。また相模鉄道、東急電鉄も上述2路線のように直通はしていないが、自社線の乗り換えにより横浜駅に行くことが可能。 JR新横浜駅の事務管コードは、▲460145となっている。 当駅にはJR東海の東海道新幹線、JR東日本の横浜線、横浜市営地下鉄のブルーライン(3号線)、相模鉄道の相鉄新横浜線、東急電鉄の東急新横浜線の5社局5路線が乗り入れている。このうち相鉄新横浜線・東急新横浜線は当駅を介して相互直通運転を実施している。横浜線、横浜市営地下鉄、相鉄、東急の駅にはそれぞれ駅番号が付与されている。 JR東海・JR東日本の駅は、特定都区市内制度における「横浜市内」に属する。また、東海道新幹線の駅の営業キロは横浜駅を準用している。このため、当駅から東海道新幹線を利用した場合、横浜駅から在来線(東海道本線)に乗車したものと同じキロ数で計算される(選択乗車制度)。なお、新幹線経由での品川駅以遠(高輪ゲートウェイ駅・大崎駅・西大井駅方面、「東京都区内」発着の乗車券など) - 小田原駅以遠(早川駅方面)の乗車券を所持している場合で、当駅で乗下車して東海道本線 新子安駅・鶴見駅などを経由する場合、横浜線 当駅 - 東神奈川駅間の乗車券が別途必要となる。これは、新幹線経由が在来線の東海道本線経由と同一経路扱いであるためである。なお、品川駅以遠 - 小田原駅以遠の乗車券を在来線(東神奈川駅・横浜駅)経由で指定した場合、横浜線の同区間も乗車でき、また当駅での新幹線への乗り継ぎも可能となる(旅客鉄道会社各社の旅客営業規則第157条第1項第20号・第21号)。一方、当駅(あるいは当駅 - 東神奈川駅間 横浜線各駅)- 小田原駅以遠の乗車券の場合、(横浜線 - )当駅 - 新幹線経由または(横浜線 - )東神奈川駅 - 東海道本線経由の選択となる(同第19号)。
概要
乗り入れ路線
JR東海: 東海道新幹線
JR東日本: 横浜線 - 駅番号「JH 16」
横浜市交通局: 横浜市営地下鉄ブルーライン - 駅番号「B25」
相模鉄道: 相鉄新横浜線(終点) - 駅番号「SO52」
東急電鉄: 東急新横浜線(起点) - 駅番号「SH01」
歴史駅周辺の白黒空中写真(1966年7月)。右上が東京方面
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービス
年表
1964年(昭和39年)10月1日:東海道新幹線開業[4]に伴い横浜線との交点に開業。
1967年(昭和42年)10月22日:横浜線の菊名駅 - 当駅間複線化。
1968年(昭和43年)2月4日:横浜線の当駅 - 小机駅間複線化。
1970年(昭和45年):新幹線のホームが16両対応に延伸される[5]。
1973年(昭和48年)11月1日:新幹線の下りホームにエスカレーターが2基設置され、供用開始[6]。
1976年(昭和51年)7月1日:「ひかり」の一部列車の停車駅となる。
1985年(昭和60年)3月14日:横浜市営地下鉄3号線が横浜駅から延伸開業。市営地下鉄の終着駅となる。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、新幹線はJR東海、横浜線はJR東日本の駅となる。
1988年(昭和63年)3月13日:横浜線に快速が設定され、その停車駅となる。
1992年(平成4年)3月14日:新幹線に「のぞみ」が新設され、「ひかり」と「のぞみ」両者の一部列車の停車駅となる。
1993年(平成5年)3月18日:横浜市営地下鉄3号線があざみ野駅まで延伸開業。途中駅となる。
1998年(平成10年)10月3日:改装工事が完了[新聞 1]。