日鉄エンジニアリング株式会社
NIPPON STEEL ENGINEERING CO., LTD.
本社
種類株式会社
本社所在地 日本
〒141-8604
東京都品川区大崎1丁目5-1
(大崎センタービル
日鉄エンジニアリング株式会社(にってつエンジニアリング、英文社名 NIPPON STEEL ENGINEERING CO., LTD.)は、日本製鉄グループの設備建設業者。鉄鋼生産設備を始めとする産業機械・装置や鋼構造物などの建設を行う。電気事業者でもある。 大手鉄鋼メーカー日本製鉄(旧・新日本製鐵→新日鐵住金)の傘下の企業である。1974年(昭和46年)に発足した新日鉄のエンジニアリング事業部が、2006年(平成18年)に独立して発足した。 鉄鋼生産設備や廃棄物処理設備などの産業機械・設備、石油・天然ガス採掘プラットフォームやパイプラインなどのエネルギー関連設備・海洋鋼構造物、物流施設やビルなどの鋼構造建築物の建設を行う。電気事業者の一種特定規模電気事業者(PPS)でもあり、電力の小売も手がける。 本社は東京都品川区にあり、日本国内の3都市(名古屋市・大阪市・福岡市)に支社を置く。日本国外の拠点は東アジア地域に点在する。
概要
沿革
1974年(昭和49年)6月 - 新日鉄にエンジニアリング事業部が発足。
2001年(平成13年)3月1日 - 電力事業開始。
2006年(平成18年)
2月13日 - 新日鉄エンジニアリング株式会社設立。
7月1日 - 新日鉄のエンジニアリング事業部を会社分割により継承、営業開始。
2007年(平成19年)
4月1日 - 国内パイプライン事業を日鉄パイプライン(現・日鉄パイプライン&エンジニアリング)に、国内橋梁事業を日鉄ブリッジ(現・日鉄トピーブリッジ)に移管。
9月21日 - 鋼橋工事入札に関する事件(橋梁談合事件)[1]について、東京高等裁判所で罰金刑判決。
2008年(平成20年)10月15日 - ガス導管工事の独占禁止法違反[2]に関し、国土交通省より建設業法に基づき15日間の営業停止命令(一部地域で、民間土木工事の営業を停止)を受ける。
2010年(平成22年)
1月12日 - 上記の鋼橋工事入札に関する事件で、国土交通省より45日間の営業停止命令(公共・一部の民間鋼構造物工事の営業を停止)を受ける。
4月1日 - 国外橋梁事業を日鉄トピーブリッジに移管。
2012年(平成24年)
1月27日 - 橋梁事業(橋梁商品事業を除く)から撤退を発表[3]。
10月1日 - 新日鉄住金エンジニアリング株式会社に社名変更。
2019年(平成31年)4月1日 - 親会社の社名変更に伴い、日鉄エンジニアリング株式会社に社名変更。
主な製品
鉄鋼生産設備 - 高炉・転炉・電気炉・連続鋳造機・加熱炉
廃棄物処理設備 - ガス化溶融炉など
海洋・エネルギー関連設備 - 石油・天然ガス採掘プラットフォーム・パイプライン・天然ガス液化設備・出荷設備・海洋鋼構造物(人工島など)など
鋼構造建築物 - ビル・物流施設など
電力
関係会社
日鉄環境エネルギーソリューション株式会社 - 廃棄物処理設備およびエネルギー供給施設の操業・メンテナンスを担当。
日鉄パイプライン&エンジニアリング株式会社 - 国内のパイプライン・水道の製作・施工を行う。