この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。新幹線E6系電車
Z14編成(2022年5月 大宮駅)
基本情報
運用者東日本旅客鉄道
製造所
川崎重工業車両カンパニー
日立製作所笠戸事業所
製造年2010年 - 2014年
製造数24編成168両
運用開始2013年3月16日
投入先東北・秋田新幹線
主要諸元
編成7両[1](5M2T)
軌間1,435 mm
電気方式
交流25,000V・50Hz(新幹線区間)
交流20,000V・50Hz(在来線区間)
最高運転速度
320 km/h(新幹線区間)
130 km/h(在来線区間)
起動加速度
1.71 km/h/s(新幹線区間)
2.0 km/h/s(在来線区間)
減速度
減速度パターンによる(新幹線区間)
5.2 km/h/s(在来線区間)[3]
編成定員
量産先行車:338名→334名(普通車315名→311名、グリーン車23名)[注 1][1]
量産車:336名→332名(普通車314名→310名、グリーン車22名)[2]
車両定員計338名
編成重量306.5 t
編成長148.65 m[1]
全長
23,075 mm(先頭車)
20,500 mm(中間車)
車体長22,825 mm(先頭車)[1]
全幅2,945 mm
全高
3,650 mm
4,490 mm(パンタグラフ搭載車両)
車体高3,650 mm
台車
ボルスタレス台車
DT210, DT210A(電動車)
TR7009(付随車)
車体傾斜装置搭載
主電動機かご形三相交流誘導電動機
駆動方式WN駆動方式
歯車比2.645
制御方式IGBT素子VVVFインバータ制御
保安装置
DS-ATC(新幹線区間)
ATS-P(在来線区間)
備考出典[4]
第54回(2014年)ローレル賞受賞車両
テンプレートを表示
新幹線E6系電車(しんかんせんE6けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新在直通運転用(ミニ新幹線用)新幹線電車。2013年(平成25年)3月16日より営業運転を開始した[2]。 E3系0番台に替わる新たな秋田新幹線の車両として、東北新幹線区間で最高速度320km/h運転を行うために開発された。量産先行車は2010年2月2日に製造開始の発表[5]があり、2010年6月から、仙台港に陸上げされた[6]。同年7月9日には、新幹線総合車両センターで報道公開された[7]。営業運転開始まではS12編成を名乗っていた[注 2][7]。 2012年11月より量産車が順次納入され[2]、2013年3月16日ダイヤ改正から「スーパーこまち」の列車名で営業運転に投入された[8]。量産車はZ編成を名乗り[9]、基本的には量産先行車と同じだが、普通車とグリーン車の定員が1名ずつ減少し、合計336名となっている[2]。 2014年にE3系の置き換えが完了したことから「スーパーこまち」という列車名は使われなくなり、「こまち」として運用されている。E5系・H5系との併結運用により17両編成の「はやぶさ」「やまびこ」「なすの」にも投入されている。 2014年5月26日にローレル賞[10][11]、2014年10月1日にグッドデザイン賞[12]をそれぞれ受賞した。 形式の百の位に「6」を使用した唯一の新幹線車両である[注 3]。 JR東日本は、2000年に策定した中期経営構想「ニューフロンティア21」において示した「世界一の鉄道システムの構築」において、新幹線を最高速度360km/hで営業運転することを目標とした。その目標を実現するために2002年に「新幹線高速化推進プロジェクト」を社内に発足させ、新幹線高速試験電車「FASTECH 360」(E954形・E955形電車)を開発し、2005年から地上設備も含めた各種試験を行った。その結果、環境対策やコスト対効果を考慮すると最高速度320km/hが妥当と判断され、本線系統のE5系・H5系に対して、新在直通用車両として本形式が開発された。 車両デザインは工業デザイナーの奥山清行が手掛けている[13]。
概要
開発の経緯
構造
Size:166 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef