新幹線E3系電車
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新幹線E3系電車
E3系0番台
基本情報
運用者東日本旅客鉄道
製造所川崎重工業
東急車輛製造
製造年1995年 - 2010年
製造数261両
改造所川崎重工業[R 1]
総合車両製作所横浜事業所[R 2]
運用開始1997年3月22日
投入先東北秋田山形新幹線
主要諸元
編成R編成:5両 (4M1T) → 6両 (4M2T)
L編成:7両 (5M2T)
軌間1,435 mm(標準軌
電気方式交流25,000V 50Hz
交流20,000V 50Hz
最高運転速度275 km/h
240 km/h (200系・E4系併結時)
130 km/h(在来線区間)
設計最高速度315 km/h
起動加速度1.6 km/h/s
編成定員R編成:計338名(23名)
L53 - L55編成:計402名(23名)
L61 - L72編成:計394名(23名)
700番台R18編成:計143名
700番台R19編成:計105名
()内はグリーン車
編成重量258.6 t
全長20,500 (23,070) mm
全幅2,950 mm
全高4,080 mm
車体アルミニウム合金
台車ゴム併用板ばね式ボルスタレス台車
DT207(R1編成電動車)
DT207A(R, L51 - L53編成電動車)
DT207B(L61 - L72編成電動車)
TR7005(R1編成付随車)
TR7005A(付随車)
主電動機三相交流誘導電動機 MT205
主電動機出力300 kW × 4基
駆動方式WN駆動方式
歯車比28:85(3.04)
編成出力4,800 kW(R編成)
6,000 kW(L編成)
制御方式VVVFインバータ制御
制動装置回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ抑速ブレーキ
保安装置ATC-2型DS-ATCATS-P※2
備考※は在来線区間。
注釈
^ 0番台から700番台への改造
^ 0番台から1000番台への改造

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新幹線E3系電車(しんかんせんE3けいでんしゃ)は、東日本旅客鉄道(JR東日本)の新幹線直行特急ミニ新幹線)用新幹線車両目次

1 概要

2 車両概説

2.1 車体

2.2 機器類

2.3 内装

2.4 量産車からの運転台


3 形式および車種

4 秋田新幹線用(0番台)

4.1 製造時期による相違

4.2 運用の変遷


5 山形新幹線用(1000番台・2000番台)

5.1 1000番台

5.2 2000番台

5.2.1 車体

5.2.2 内装


5.3 運用の変遷

5.3.1 現況


5.4 改造


6 観光列車用(700番台)

6.1 とれいゆ

6.2 現美新幹線


7 今後の予定

8 脚注

8.1 注釈

8.2 出典


9 参考文献

10 関連項目

11 外部リンク

概要

1997年(平成9年)に開業する秋田新幹線用の車両として開発され、1995年(平成7年)に量産先行車として5両編成が1本落成し、1996年から量産車が落成した。その後、1999年(平成11年)の山形新幹線新庄延伸開業の増備車として1000番台、2008年(平成20年)から400系の置き換え用として2000番台が増備された。

これに加え、0番台を改造した「のってたのしい列車」の700番台の4種類が存在するほか、派生車種として本形式をベースとした電気軌道総合試験車のE926形が存在する。

デザインはGKインダストリアルデザイン[1]、製造は川崎重工業東急車輛製造が担当した。

車両の所有は秋田新幹線用のR1 - R16編成(E328形は除く)は新製当初、第三セクターの「秋田新幹線車両保有株式会社」が車両を所有し、同社がJR東日本へリースする形をとっていた。リース期間の満了に伴い同社は2010年3月に解散し[2] 、所有車両は同月22日にJR東日本へ有償譲渡された[3]。これ以外の編成は全てJR東日本の所有となっている。
車両概説

本項では共通事項について述べ、路線・仕様毎の差異については次項で記述する。
車体 前面形状

分類上は新幹線車両ではあるが在来線も走行するため、車体長20,000mm・車体幅2,950mmと車体の狭い在来線の規格に合わせている。アルミニウム合金で製作された車体は、400系より1両平均2tの軽量化を実現した[4]

車体幅の小さい本系列では、新幹線の各プラットホームとの間に大きな隙間ができるため、ドアの部分には延長ステップが装備され、新幹線の各駅での停車中に限り自動的にステップがドアの下から回転して上がるようにセットされ(車体の両側のドアのステップが上がる)、ホームとの隙間を埋めている。

東京寄りの先頭車(11号車)には分割・併合装置が収められ、200系E2系E4系E5系・H5系と連結運転を行うことができる[5]

車両側面にはLED行先表示器が設置されており、列車種別・座席種別と行先を交互に表示する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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