新幹線変形ロボ_シンカリオン
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新幹線変形ロボ シンカリオン
ジャンルロボット
アニメ:新幹線変形ロボ シンカリオン
原案プロジェクトシンカリオン
監督池添隆博
シリーズ構成下山健人
キャラクターデザインあおのゆか
メカニックデザイン服部恵大
音楽渡辺俊幸
アニメーション制作OLM
製作超進化研究所、TBS
放送局TBS系列
放送期間2018年1月6日 - 2019年6月29日
話数全76話
映画:劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン
未来からきた神速のALFA-X
原作プロジェクトシンカリオン(原案)
監督池添隆博
脚本下山健人
キャラクターデザインあおのゆか
音楽渡辺俊幸
制作OLM
製作超進化研究所
配給東宝映像事業部
封切日2019年12月27日
上映時間79分
アニメ:新幹線変形ロボ シンカリオンZ
原案ジェイアール東日本企画
小学館集英社プロダクション
タカラトミー
総監督池添隆博
監督山口健太郎、池添隆博
シリーズ構成赤星政尚、池添隆博
キャラクターデザインあおのゆか
メカニックデザイン服部恵大
音楽住友紀人、渡辺俊幸
アニメーション制作OLM Team Abe
製作テレビ東京、超進化研究所Z
放送局テレビ東京系列ほか
放送期間2021年4月9日 - 2022年3月18日
話数全41話
アニメ:シンカリオン チェンジ ザ ワールド
原案ジェイアール東日本企画
小学館集英社プロダクション
タカラトミー
監督駒屋健一郎
シリーズ構成梅原英司
キャラクターデザイン朝香栞
森田二惟奈
メカニックデザイン桐敷晃
音楽菅野祐悟
アニメーション制作シグナル・エムディ
Production I.G
製作テレビ東京
ERDA
放送局テレビ東京系列ほか
放送期間2024年4月7日 -
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『新幹線変形ロボ シンカリオン』(しんかんせんへんけいロボ シンカリオン、: SHINKALION)は、ジェイアール東日本企画小学館集英社プロダクションタカラトミーの3社によって立ち上げられたプロジェクトにより開発され、タカラトミーから発売されている新幹線から巨大ロボットに変形するプラレールの玩具シリーズ[1]、ならびにそれを基とするテレビアニメ作品・劇場版アニメ作品などのメディアミックス作品群。
概要

子どもたちに鉄道ロボットという夢のある新しいコンテンツを提供すべく、“正体不明の巨大な敵に立ち向かうため、日本の夢と技術が詰まった新幹線をベースに開発されたロボ”という設定で、JR東日本監修のもと、実在する新幹線がロボットに変形するキャラクターとして誕生した[1]プラレール玩具シリーズとしては、トミカハイパーシリーズのプラレール部隊として2012年から2013年にかけて展開されていた『プラレールハイパーシリーズ』の後継にあたる。タカラトミーの変形ロボットで鉄道車両をモチーフとしたものは、前身のトミーが手がけていた『超特急ヒカリアン』および『電光超特急ヒカリアン』以来となる。

本作の特徴としてJR東日本グループのジェイアール東日本企画が企画時から関与していることが挙げられ、JR東日本の呼びかけに応じる形で新幹線を運行するJR各社(JR東海JR西日本JR北海道JR九州)をはじめ[2]、新幹線車両を保有していないJR四国を含めた関連企業も協力している。2018年から放送されたテレビアニメには実在する鉄道関係施設も登場しており、この経緯からテレビアニメでは初めてJRマークが正式使用された。

テレビアニメは従来のプラレールのターゲット層である未就学児から小学校低学年の男児だけでなく、JR各社の協力体制が功を奏して鉄道ファン大人からも人気を得たことが特徴として挙げられる[2][3]。作中には初音ミクや『新世紀エヴァンゲリオン』とのコラボレーションや、JR発足初期のCMクリスマス・エクスプレス、ファイト!エクスプレス、劇場版ではJR SKISKI)や他局を含めたテレビ番組(プロフェッショナル 仕事の流儀タモリ倶楽部クイズ$ミリオネア など)のパロディといった「子どもと一緒に見るであろう大人」が好みそうな要素が仕込まれており、鉄道に興味のない大人たちも引き込んでいった[4][5][6]。また、従来タカラトミーでは小学生で戦隊ものに興味が移ってしまうことが悩みであったが、シンカリオンの登場によりプラレール離れを防いで対象年齢を小学校高学年まで広げ、さらにその後はNゲージへの移行を狙うといったグループ全体の販売戦略の確立にも繋がっている[2]
歴史
企画の発足から初期「シンカリオン」

企画の発端となったのはテレビ東京系列で放送されていた『のりスタ![7]。2012年から2013年ごろに放送された「新幹線の走行シーン」が好評であったため新幹線というコンテンツを活かす企画が検討されるが、当初新幹線を保有するJR各社からは新幹線のキャラクター化の許諾を得られず、交渉を重ねて唯一許諾を得られたJR東日本の協力により企画は始動した[7]

JR東日本の子会社であるジェイアール東日本企画と、『のりスタ!』を製作した小学館集英社プロダクションの主導により「新幹線E5系をモチーフにしたロボット」のコンセプトモデル『Project E5』が製作され、2014年6月の東京おもちゃショー2014で展示された[7][8][9][10]。参考出品であったため当初は玩具として展開する予定はなかったが[10]、タカラトミーの参加により認知度の高い「プラレール」をベースとした商品化が検討される[8]。タカラトミーと小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントによって玩具とアニメーションを両立するデザインについての検証が何度も重ねられ、実車サイズから変形する「映像用」と、デフォルメされたプラレールから変形する「玩具用」の2種類のデザインが完成した[8][11]

2015年3月16日にジェイアール東日本企画・小学館集英社プロダクション・タカラトミーの3社原案による新たなコンテンツとして『新幹線変形ロボ シンカリオン』が発表され[1][12]、「シンカリオン E5はやぶさ」の紹介映像が公開される[13]。2015年7月18日に「シンカリオン E5はやぶさ」「シンカリオン E6こまち」、次いで「シンカリオン E7かがやき」が発売される。JR東日本の呼びかけに応じる形で他のJR各社の許諾も得られたことで[2][7]他社が保有する新幹線をモチーフとしたシンカリオンも発売され計10種類までシリーズが拡大し、2016年6月1日には山寺宏一が歌うテーマソング『チェンジ!シンカリオン』も発表された[14][15]
テレビアニメ化以降の展開

テレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオン』は、TBS系列アニメサタデー630で2018年1月6日から2019年6月29日まで放送された[16][2]。テレビアニメ決定に伴って、玩具シリーズは仕様が一部一新された「DXSシンカリオン」にリニューアルされ、テレビアニメ放送開始にに先立って2017年12月18日に「DXS シンカリオン E5はやぶさ」「DXS シンカリオン E6こまち」が発売、以後物語の放送に合わせて他のシンカリオンも順次発売されていった。放送期間は当初は半年間の予定であったが好評により延長が決定され[17]、テレビアニメの人気を受けて玩具の売り上げも急増する[2]。長寿番組となることも期待され、2019年冬公開の劇場版アニメ『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』も公表されるが、TBSの番組編成上の都合により延長から半年でテレビアニメは放送終了となる[2]。放送終了が決定したのは折しも劇場版制作の大詰めを迎える時期でありTBSの決定は劇場版に水を差す行為でもあったが、京都鉄道博物館やJR東日本が劇場版に連動したイベントを開催したこともありテレビアニメ終了後も人気は衰えないまま2019年12月27日の公開を迎えた[2]

第2期のテレビアニメ『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』は、テレビ東京系列で2021年4月9日から2022年3月18日まで放送された[18]。テレビアニメ第2期の開始に伴って玩具シリーズは「シンカリオンZ」に改められ、実在の在来線をモチーフとした特殊武装車両「ザイライナー」も併せて商品展開される。4月10日に「シンカリオンZ E5ヤマノテ」「シンカリオンZ E6ネックス」などが発売され、以後物語の放送に合わせて他のシンカリオンZも順次発売されていった。テレビアニメ終了から約1年後の2023年2月28日には、公式サイト上で後日談を描いた全8話の新作ストーリー「復活のカイレン」が公開され[19]、アニメ未登場であった「シンカリオンZ 700Sソニックニチリン」のほか新機軸の「PF-Z合体」によって強化されたシンカリオンZが登場した。

第3期のテレビアニメ『シンカリオン チェンジ ザ ワールド』は、2024年4月から放送が開始された[20][21]。第3期ではCGアニメーション制作は小学館ミュージック&デジタル エンタテイメントが続投するものの、アニメーション制作はシグナル・エムディProduction I.Gが担当する[20][21]


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