新宿御苑前駅
1番出入口(2019年12月22日撮影)
しんじゅくぎょえんまえ
Shinjuku-gyoemmae
[Shinjuku Gyoen National Garden]
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新宿御苑前駅(しんじゅくぎょえんまええき)は、東京都新宿区新宿一丁目にある、東京地下鉄(東京メトロ)丸ノ内線の駅である。駅番号はM 10。 かつて宮内庁管轄であった新宿御苑の最寄り駅である。桜の季節である毎年4月には大勢の花見客で賑い、多くの来苑者が当駅で乗降する。通常は主に近隣の企業への通勤客が利用者の大半を占めている。 かつては東京厚生年金会館の最寄り駅としてイベント開催日に乗降客が一時的に増加していた。 相対式ホーム2面2線を有する地下駅。A線(荻窪方面)ホームとB線(池袋方面)ホームは、千鳥型に約20mほどずれている。 A線ホーム側には新宿三丁目寄りの1番出入口、B線ホーム側には四谷三丁目寄りの2番出入口と2009年7月11日に新設された新宿三丁目寄りの3番出入口(駅事務室、エレベーター設置)があり[4]、各出入口は駅上のビルと直結している。双方のホームは中央の地下2階通路で連絡している。なお、1番出入口はPMO新宿御苑前の建設に伴うバリアフリー工事により出入口がリニューアルされ、2019年にエスカレーターとエレベーターとが新設された。 乗降客の集中する通勤ラッシュ時の混雑は、ホームドアの設置されていなかった2006年以前は通勤時の乗客がホームへの転落や車両接触などを起こしかねないほど危険な状態であったが、2009年3月28日から実施されたワンマン運転の準備として2006年12月にホームドアが設置され、ホームへの出入口を2か所からエレベーターを併設するなど乗降客のスムーズな動線を形成すべく4か所に増設する工事に加え、ホーム壁面の改装などを行った。なお、A線ホームの四谷三丁目寄りにも出入口と改札口を設置する計画があり、出入口予定地付近は有料の駐車場となっている。 B線ホームの新宿三丁目寄りにはトイレが設置されている。3番出入口の設置に伴い移設されたもので、多機能トイレも新設された。 (出典:東京メトロ:構内図 ワンマン運転開始に伴い、スイッチ制作の発車メロディ(発車サイン音)が導入されている。 曲は1番線が「レインボウ電車」、2番線が「駅メモリー」(いずれも福嶋尚哉作曲)である[6]。 2022年度の1日平均乗降人員は42,861人であり[メトロ 1]、東京メトロ全130駅中78位だった。 近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表の通り。 年度別1日平均乗降・乗車人員[7]年度1日平均
概要
年表
1959年(昭和34年)3月15日:開業。
2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、当駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[2]。
2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[3]。
駅構造
のりば
大木戸門方面改札口の様子(2022年5月17日)
停車する池袋行きの電車の様子(2022年5月17日)
発車メロディ
利用状況
乗降人員[8]1日平均
乗車人員[9]出典
1990年(平成02年)26,170[* 1]
1991年(平成03年)26,112[* 2]
1992年(平成04年)25,334[* 3]
1993年(平成05年)23,797[* 4]
1994年(平成06年)22,540[* 5]
1995年(平成07年)21,757[* 6]
1996年(平成08年)21,953[* 7]
1997年(平成09年)21,953[* 8]
1998年(平成10年)22,310[* 9]
1999年(平成11年)20,852[* 10]
2000年(平成12年)20,740[* 11]
2001年(平成13年)20,863[* 12]
2002年(平成14年)[10]45,07420,559[* 13]
2003年(平成15年)[10]44,59020,352[* 14]
2004年(平成16年)43,00620,315[* 15]
2005年(平成17年)43,92820,660[* 16]
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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