この項目では、藤圭子のシングルについて説明しています。同楽曲を収録したアルバムについては「新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて」をご覧ください。
「新宿の女」
藤圭子 の シングル
初出アルバム『新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて』
B面生命ぎりぎり
リリース1969年9月25日
ジャンル演歌
時間3分40秒
レーベルRCA/日本ビクター
作詞・作曲石坂まさを・みずの稔(共作詞)
石坂まさを(作曲)
チャート最高順位
週間9位(オリコン)[要出典]
1970年度年間27位(オリコン)[要出典]
藤圭子 シングル 年表
新宿の女
(1969年)女のブルース
(1970年)
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「新宿の女」(しんじゅくのおんな)は、1969年9月25日に発売された藤圭子のデビューシングル。
解説
作詞は石坂まさをとみずの稔の共作[注釈 1]、作曲が石坂まさをによる、藤圭子のデビューシングル。当時のフレーズは「演歌の星を背負った宿命の少女!!」であった[1][2]。
レコード売上は累計88万枚(公称)[3]。
東京・新宿の盛り場を舞台とした、ご当地ソングのひとつ。発売は1969年9月だったが、1970年1月になってオリコン・チャートのトップ10に初登場[要出典]。なお、この年の藤圭子は2枚目のシングル「女のブルース」から5枚目「女は恋に生きてゆく」まで計4枚のシングルで、42週間連続のトップ10入りを記録している。
「新宿の女」が収録され、タイトルにもなったファースト・アルバム『新宿の女/“演歌の星”藤圭子のすべて』は、オリコンアルバムチャートで20週連続で1位を獲得した。詳細はアルバムの項目を参照のこと。なお、オリコンがアルバムチャートを集計し、発表し始めたのは1970年からであった。
新宿の女歌謡碑。西向天神社内
新宿区・西向天神社には、「新宿の女」の歌碑が存在する。この西向天神社は、デビュー時に「新宿の女」発売キャンペーンの出陣式を行った場所であった[4]。
その人気から初出演となる同タイトルの映画 ⇒『盛り場流し唄 新宿の女』(1970年、日活)が制作された。
デビュー1枚目でヒットに至り、突如として歌謡界に君臨したためか、1996年夏にNHK『第28回思い出のメロディー』へ出演した際には、司会者の宮本隆治からイントロで「(当時)歌謡界に彗星のごとくあらわれ…」と紹介された[要出典]。
中島みゆきがエッセイで、"あたしの「新宿の女」"と題して、歌詞としては、成り立たないとしながら新宿のイメージから「 私は女(であること)を捨てないわ」との解釈を述べている[5]。
収録曲
両楽曲共に、作曲:石坂まさを
新宿の女(3分40秒)作詞:石坂まさを、みずの稔/編曲:小谷充
生命(いのち)ぎりぎり(3分35秒)作詞:石坂まさを/編曲:池田孝
主な収録作品
藤圭子 伝説の名曲(1999年、BVCK- 37046)
聞いて下さい私の人生?藤圭子コレクション(2000年、BVCK-37085/90)
GOLDEN☆BEST 藤圭子(2005年、BVCK-38110)
GOLDEN☆BEST 藤圭子 ヒット&カバーコレクション 艶歌と縁歌(2010年、MHCL-1825/6)
新宿の女 (復刻版)(2013年、MHCL-30048)
脚注[脚注の使い方]