新大宮駅
駅舎
しんおおみや
Shin-Omiya
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新大宮駅
配線図
凡例
新大宮駅(しんおおみやえき)は、奈良県奈良市芝辻町四丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)奈良線の駅。駅番号はA27。 奈良市内の併用軌道区間の地下化の際に、大和西大寺駅と近鉄奈良駅(当時は近畿日本奈良駅と呼称)間の地上区間に新設された駅である。 当駅が開業する前、大和西大寺駅と近畿日本奈良駅の間には油阪駅が存在し、油阪 - 近畿日本奈良間は併用軌道であった[1]。併用軌道の存在は奈良線の高速化を妨げ、さらにモータリゼーションが進展すると渋滞が頻発する原因ともなっていたため、奈良市内の都市計画事業の一環として地下化工事が実施された[1]。油阪駅はこのとき地下に移設される区間上であったために廃止され、その西側(約700メートル)の地上区間に設けられたのが当駅である[1]。 相対式ホーム2面2線を持つ地上駅。ホーム有効長は10両。改札は上下線で別になっており、奈良行きホームのみラッシュ時限定の臨時改札口(無人)が設けられている。 近鉄奈良駅管理の有人駅で、PiTaPa・ICOCA対応の自動改札機および自動精算機(回数券カードおよびICカードのチャージに対応)が設置されている。特急券・定期券は専用の自動券売機で購入可能である[4]。 のりば路線方向行先 近年の1日あたりの乗降・乗車人員は下記の通り[8][9][10]。 年度特定日1日平均 駅周辺は国道369号(大宮通り)を中心とした官公庁の他、企業の支店や営業所の入ったビルが立ち並ぶビジネス街となっているが、居酒屋・スナック・レストランなどの飲食店も多く賑わっている。
概要
歴史
年表
1969年(昭和44年)12月9日:奈良線油阪 - 近畿日本奈良間の併用軌道区間の地下化と同時に開業[2]。同日油阪駅は廃止[2]。
2000年(平成12年)3月15日:ホーム延長工事完成により、快速急行の停車駅に追加される。
2007年(平成19年)4月1日:PiTaPa使用開始[3]。
駅構造
のりば
1A 奈良線下り近鉄奈良方面[5]
2A 奈良線
(B 京都線直通列車を含む)上り大阪難波・神戸三宮・京都・国際会館方面[5]
停車列車駅ホーム
特急以外の全ての営業列車が停車する[6][7]。
日中は1時間に奈良線快速急行が4本(うち2本は阪神なんば線直通、残り2本は大阪難波駅発着)・急行(大阪難波駅発着)が2本、京都線急行(京都駅発着と京都市営地下鉄烏丸線直通が各1本)2本、合計8本の電車が停車する[6][7]。
利用状況
乗車人員
調査日乗降人員
1985年-8,290
1986年-9,074
1987年-9,702
1988年-10,378
1989年-11,597
1990年-11,933
1991年-12,351
1992年-12,428
1993年-12,600
1994年-12,623
1995年-12,806
1996年-12,730
1997年-12,409
1998年-12,310
1999年-12,101
2000年-12,367
2001年-12,116
2002年-12,187
2003年-12,912
2004年-12,730
2005年11月08日29,09712,913
2006年-13,013
2007年-13,134
2008年11月18日28,86613,186
2009年-13,109
2010年11月09日29,32213,258
2011年-13,168
2012年11月13日28,67013,087
2013年-13,424
2014年-13,407
2015年11月10日29,37513,677
2016年-13,728
2017年-13,769
2018年11月13日28,83013,921
2019年-13,775
2020年-11,275
2021年11月09日25,307-
2022年11月08日25,098-
駅周辺奈良市庁(市役所)JWマリオット・ホテル奈良ミ・ナーラ
JR奈良駅
奈良市役所
航空自衛隊幹部候補生学校(奈良基地)
奈良中央郵便局
国土交通省奈良国道事務所
奈良市立一条高等学校
奈良教育大学附属中学校
奈良女子高等学校
奈良市立大宮小学校
平城宮跡
佐保川
大安寺
国道24号
国道369号(大宮通り)
奈良県道1号奈良生駒線
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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