新垣隆
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新垣 隆
生誕 (1970-09-01) 1970年9月1日(53歳)
出身地 日本東京都清瀬市
学歴桐朋学園大学音楽学部卒業
ジャンル現代音楽
クラシック音楽
職業作曲家
ピアニスト
担当楽器ピアノ
キーボード
事務所カンパニーイースト
共同作業者ジェニーハイ

新垣 隆(にいがき たかし、1970年〈昭和45年〉9月1日 - )は、日本作曲家ピアニスト学位学士(音楽)桐朋学園大学)。桐朋学園大学音楽学部講師桐朋学園大学院大学音楽研究科特任教授大阪音楽大学短期大学部客員教授、株式会社カンパニーイースト所属。2018年からバンド・ジェニーハイのメンバーとしても活動している。
概要

日本作曲家ピアニストである[1]1970年9月1日生まれ[2]東京都清瀬市出身[3]桐朋学園大学においては、音楽学部の作曲専攻にて非常勤講師を務めた[4]。また、桐朋学園大学院大学においても特任教授として教鞭を執った。大阪音楽大学では短期大学部客員教授を務めた[5]2018年からバンド「ジェニーハイ」のメンバーとしても活動している。所属はカンパニーイースト。
来歴
生い立ち

東京都清瀬市団地に生まれる[3]。父は茅場町の証券会社の調査部に勤務。母がピアノ好きで、幼い新垣を膝に乗せてピアノの練習をしていたところ、ピアノに興味を示すようになったという。兄に続いてヤマハ音楽教室に通いはじめたのが音楽家へのきっかけになった[3]千葉市立さつきが丘中学校[6]千葉県立幕張西高等学校(音楽専攻)、桐朋学園大学音楽学部作曲科卒業[7]学士(音楽)学位を取得[8]。作曲を三善晃南聡中川俊郎、ピアノを森安耀子に師事した[1]
音楽家として

無声映画伴奏楽団カラード・モノトーンに参加[1]アンサンブル・ジェネシスのレジデント・コンポーザーである。2014年まで桐朋学園大学音楽学部作曲専攻非常勤講師を務めた[9][10]。2018年4月、同校の非常勤講師に復帰した[11]2018年からBSスカパー!バラエティ番組BAZOOKA!!!」の企画で結成されたバンド・ジェニーハイのメンバーとして活動を開始[12]2020年度、大阪音楽大学短期大学部客員教授に就任[13]
人物評
渋谷慶一郎
若い頃の新垣を知る
現代音楽家の渋谷慶一郎[14]は、新垣が自身の名義で発表した作品については「演奏する人だから、奇抜なことをしても曲に運動神経があって面白かった」[15]と語り、「非常に優秀なピアニストで作曲家」[16]「俗世の欲のようなものからは果てしなく遠い人物」[17][14]と、新垣のゴーストライター問題記者会見後に評している。
伊東乾
作曲家の伊東乾は、新垣について「日本で芸術音楽の作曲に関わる者で知らない人のない、彼の世代のトップランナーの1人として20代前半から注目されてきた芸術家」[18]と書いている。また「誠実で、普段は控えめで、人間性はとても優しく、しかし音楽の主張は明確で、素晴らしい耳と手を持つ高度なピアニスト、ピアノ教授でもあり、つまるところ、彼の悪口を言うような人が、ちょっと思い浮かばないような第一人者」[18]とも評している。
神山典士
新垣隆が佐村河内守のゴーストライターであることを暴露する記事を『週刊文春』に書いたノンフィクション作家の神山典士は、「自室には民族音楽を含めて世界中の音楽のCDや楽譜が山積みになり、80年代のアイドル歌謡曲演歌などにも詳しい。つまり、音楽オタク」と書いている[19]
大学関係者
ゴーストライター問題発覚後、学生や、その保護者による人物評と思われる「優しくまっすぐで物腰柔らかな方」「現代音楽の面白さを体験を通して教えて下さいました」といったtwitterツイート投稿がなされた。問題発覚後、新垣の申し出により一旦退職が決まっていたところ、慰留を求める学生からの多数の署名が集まったことにより一時白紙化された。
ゴーストライター問題

2014年(平成26年)2月5日、18年にわたり佐村河内守ゴーストライターを務めていたことを公表した[20][21][22]。記者会見では佐村河内は聴覚障害者ではない疑いがあることも明かした[23]。新垣の電話による申し出により所属する大学が同年2月6日付の退職を決めたが、学生がネット上で慰留を求める署名活動を行なったこともあり、決定は白紙に戻った[24]。しかし、新垣はけじめをつけたいとして同年2月13日に大学に辞表を提出し、3月末での退職をあらためて希望[25]、大学は2014年度非常勤講師委嘱の辞退を受け入れることを決定した[10]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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