高速自動車国道
(有料)
.mw-parser-output .jaexpsign{text-align:center;background-color:#00702C;color:white}.mw-parser-output .jaroadsign{text-align:center;background-color:blue;color:white}.mw-parser-output .roadname{width:250px;border-radius:10px;padding:1em;margin:0.2em auto}.mw-parser-output .roadname p{margin:5px auto}.mw-parser-output .routenumber{display:inline-block;min-width:2em;border-radius:4px;padding-left:0.25em;padding-right:0.25em;font-weight:bold}E1A 新名神高速道路
地図
路線延長149.6 km
2019年(平成31年)3月現在:
114.8 km
開通年2005年(平成17年) -
起点三重県四日市市(四日市JCT)
主な
経由都市大津市、八幡市、高槻市、川西市
終点兵庫県神戸市北区(神戸JCT)
接続する
主な道路
(記法)E1A 伊勢湾岸自動車道
E23 東名阪自動車道
C3 東海環状自動車道
E1 名神高速道路
E24 京奈和自動車道
E89 第二京阪道路
E2A 中国自動車道
E2 山陽自動車道
■テンプレート(■ノート ■使い方) ■PJ道路
新名神高速道路(しんめいしんこうそくどうろ、英語: SHIN-MEISHIN EXPWY[1])は、三重県四日市市から滋賀県、京都府、大阪府を経由し兵庫県神戸市北区へ至る高速道路(高速自動車国道)である。略称は新名神高速(しんめいしんこうそく)、新名神(しんめいしん)など。
高速道路ナンバリングによる路線番号は、新東名高速道路(新東名)・伊勢湾岸自動車道ともに「E1A」が割り振られている[2]。 新東名・伊勢湾岸道とともに、東京・名古屋・大阪の日本三大都市を結ぶ新たな国土軸を担う道路である。従来から存在していた東名高速道路(東名)・名神高速道路(名神)とは相互に補完関係にある。東名・名神の交通量の増加により交通混雑が頻発しているほか、自動車交通に依存している産業・経済を支える役割の道路が断絶した場合の影響は壊滅的な状況になるものであると予測されたことから、東名・名神とのダブルネットワーク、適切な交通機能の分担により、高い信頼性を確保する道路として計画されたものである[3]。道路カラーは ライトグリーン[4]。 おおむね名神と並行するが、関ヶ原・琵琶湖南岸を通過する中山道沿いから天王山を越えて進む名神に対して、新名神は鈴鹿峠越えの東海道(国道1号)沿いを進み、淀川を横断して北摂山系を貫くルートで建設されており、名古屋 - 神戸間を比較的直線的に結ぶ一方で、大阪市や京都市といった大都市の市域からは離れたルートが選択されている。 新名神の整備により、交通の流れや交通量に変化が出ている。 高速自動車国道法に基づく正式な路線名は名古屋・神戸間を結ぶ「近畿自動車道名古屋神戸線」といい[5]、近畿自動車道名古屋神戸線のうちの四日市ジャンクション (JCT) - 神戸JCT間に相当する区間を、一般公衆に案内する道路名(通称名)として「新名神高速道路」の名称で一部供用中の高速道路である[注釈 1]。道路名称決定までの仮称は「第二名神高速道路」であったが、2007年(平成19年)4月23日に「快適性や走行性に優れた21世紀の新時代にふさわしい道路となる」ということから新名神高速道路と道路名称が発表された経緯がある[7][8]。 愛称は、第二名神自動車道建設促進協議会によって募集・決定された「畿央まほろばハイウェイ」[9][10]。「しんめちゃん」というマスコットキャラクターが存在する[11]。部分開通を迎えた際、テレビ・ラジオCMやリーフレットなど宣伝広告に用いられたキャッチコピーは、「日本のまん中に、元気な流れ」。 建設に当たっては紫香楽宮に関連する遺跡や鵜殿のヨシ原の付近を通過する箇所があり、前者については工事計画の変更を余儀なくされ、後者については2013年(平成25年)に国土交通大臣に計画の見直しを求めて約7万9000人分の署名簿が提出される[12]などの事象が生じている。詳細は「信楽インターチェンジ#遺跡発掘による工法変更」を参照 かつて新名神や新東名などの中央分離帯(暫定4車線施工により空き地となった追越車線用地を含む)に専用軌道を敷き、東京 - 大阪間に物流専用の高速貨物鉄道を整備する東海道物流新幹線構想が検討されていたが、2020年(令和2年)12月現在では新東名の御殿場JCT - 浜松いなさJCT間の全線6車線化が完成し、残りの区間についても6車線化に向けた本格的な調査が開始されているため、当構想は事実上消滅している。 四日市JCT - 亀山西JCTと城陽JCT/IC - 八幡京田辺JCT/IC間、高槻JCT - 神戸JCT間は工費や工期削減のため従来の4車線構造で施工されており[13]、路肩部分も下記に示す幅は確保されていない。 本線 名神に比べ、車線は1車線あたり15 cm広く、道路全体では4 m広い。曲線半径は名神が一般的に半径1,000 m - 2,000 mであるのに対し、新名神は大部分が半径3,000 m以上である。勾配の割合も名神が5 %であるのに対し、新名神では半分以下の2 %に抑えられている。 連絡路
概要
道路規格
道路構造 : 第1種第1級(亀山西JCT - 甲賀土山ICの下り線以外は暫定施工時 : 第1種第2級)
設計速度 : 120 km/h(完成型[注釈 2])100 km/h(暫定型)
車線
亀山西JCT - 甲賀土山IC 下り線 : 3.50 m × 2 + 3.75 m
上記以外の区間 : 走行車線3.50 m 追い越し車線3.75 m(用地買収 : 6車線)
路肩(往復分離しない区間[注釈 3])
土工部 : 2.50 m - 3.00 m × 2(左側)
橋梁部(中小橋) : 2.50 m - 3.00 m × 2(左側)
橋梁部(長大橋) : 1.75 m - 3.125 m × 2(左側)
路肩(往復分離する区間[注釈 4])
土工部 : 2.50 m - 3.50 m(左側)1.25 m - 1.75 m(右側)
トンネル部 : 1.00 m - 2.50 m
橋梁部(中小橋) : 2.50 m - 3.00 m(左側)1.25 m - 1.75 m(右側)
橋梁部(長大橋) : 1.75 m - 3.125 m(左側)1.25 m(右側)
中央分離帯 : 4.50 m
中央分離帯の路肩 : 2.00 m(トンネル部1.25 m)
最小曲線半径 : 標準値3,000 m 特例値1,500 m
最急勾配 : 標準値2.0 % 特例値3.0 %
最小縦断曲線半径 : 凸型標準値40,000 m 特例値23,000 m 凹型標準値9,000 m 特例値6,000 m
停止視距 : 310 m
道路構造 : 第1種第3級
設計速度 : 80 km/h