新今宮駅
駅外観(2013年8月)
しんいまみや
Shin-Imamiya
左から新今宮駅、新今宮駅前停留場、動物園前駅
所在地大阪市浪速区・西成区
所属事業者西日本旅客鉄道(JR西日本・駅詳細)
南海電気鉄道(駅詳細)
阪堺電気軌道(駅詳細)
乗換動物園前駅
(Osaka Metro御堂筋線・堺筋線)
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新今宮駅(しんいまみやえき)は大阪市浪速区・西成区にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・南海電気鉄道(南海電鉄)の駅である。
本項では隣接する阪堺電気軌道阪堺線の新今宮駅前停留場についても記述する。 大阪の主要観光地である新世界に近く、JR西日本と南海電鉄が乗り入れている。浪速区と西成区の境界付近に駅があるため、ほぼ同一の位置にありながら、所在地はJRが浪速区、南海が西成区となっている。 JR西日本の駅はICOCA、南海の駅はPiTaPaの利用エリアに含まれている。 JR西日本の駅に乗り入れている路線は大阪環状線と関西本線であり、線路が並行している天王寺駅 - 当駅 - 今宮駅間は両線の重複区間とされている。先に大阪環状線のみ停車する駅として開業し、あとから関西本線の停車が開始されたという歴史的経緯から、当駅の所属路線は大阪環状線となっている[1][注 1]。駅番号は大阪環状線がJR-O19、関西本線(大和路線)がJR-Q19。駅シンボルフラワーは「ハギ」である。 アーバンネットワークエリアに入っており、関西本線は「大和路線」の路線愛称設定区間に含まれている。また、特定都区市内制度における「大阪市内」に属する。 南海電気鉄道の駅に乗り入れている路線は、線路名称上は南海本線1路線のみであるが、複々線を利用して南海本線の列車と高野線の列車の2系統が乗り入れており、それぞれ別路線として案内されている。当駅の駅番号としてNK03が設定されている。 このほか、阪堺電気軌道の新今宮駅前停留場に阪堺線が乗り入れている。駅番号はHN52。 また、以下の路線の駅とも近接している。
概要
乗り入れ路線
大阪市高速電気軌道(Osaka Metro)御堂筋線・堺筋線 - 動物園前駅(乗り換え案内はJR西日本の駅のみ行っている)
歴史
JR西日本
1964年(昭和39年)3月22日:日本国有鉄道大阪環状線の大正駅 - 天王寺駅間に新設開業(旅客駅)[1]。当初は2面2線の相対式ホームで、大阪環状線の列車のみ停車し、関西本線の列車は通過していた。
1966年(昭和41年)12月1日:南海の新今宮駅が開業し、乗換駅となる。なおこの頃、近接駅の今宮駅廃止計画が持ち上がるが、反対が強く存続となる。
1968年(昭和43年)3月25日:天王寺駅 - 新今宮駅間の複々線化により大阪環状線と関西本線が分離され、外側に大阪環状線ホーム(1・4番線)が設けられ島式2面4線となるが、この時点では内側の関西本線ホーム(2・3番線)に停車する列車はなかった。
1972年(昭和47年)3月15日:関西本線の列車の停車が開始[2]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[1]。
1988年(昭和63年)3月13日:路線愛称の制定により、関西本線で「大和路線」の愛称を使用開始。
1997年(平成9年)
7月15日:東口に自動改札機を設置し、供用開始[3]。
9月20日:西口に自動改札機を設置し、供用開始[3]。
2003年(平成15年)11月1日:ICカード「ICOCA」の利用が可能となる[4]。
2015年(平成27年)3月22日:『交響曲第9番「新世界より」』を発車メロディとして導入(1・4番のりばのみ)。