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新京成電鉄8000形電車
リバイバル塗装の8000形8512編成
(2019年1月)
基本情報
製造所日本車輌製造
製造年1978 - 1985年
運用終了2021年11月1日
主要諸元
編成6両編成
軌間1,435 mm
電気方式直流1,500V (架空電車線方式)
最高運転速度新京成線内:85km/h
京成千葉線内:95km/h
北総線内:100 km/h
設計最高速度抵抗:100km/h
界磁チョッパ:100km/h
VVVF:110 km/h
起動加速度抵抗:2.8km/h/s
界磁チョッパ:2.8km/h/s
VVVF:3.0 km/h/s
減速度(常用)4.0 km/h/s
減速度(非常)4.5 km/h/s
全長18,000 mm
車体普通鋼
台車住友金属工業製
ペデスタル(軸ばね)方式
軸箱支持+外吊り方式
枕ばね(コイルばね)台車
(電動車 (M):FS329S2(4)型
・付随車 (T):FS329S1(3)型)
主電動機抵抗制御編成:三菱電機製
直流直巻電動機
出力110kW、端子電圧375V
界磁チョッパ制御編成:三菱電機製
直流複巻電動機
出力110kW、端子電圧375V
VVVFインバータ制御編成:東芝製
全閉自冷式かご形三相誘導電動機
出力160kW、端子電圧1,100V[1]
駆動方式WN平行カルダン駆動方式
歯車比82:15 (5.47)
編成出力抵抗制御・界磁チョッパ制御編成:1,760kW
VVVFインバータ制御編成:2,560kW
制御装置電動カム軸多段式抵抗制御
電動カム軸多段式界磁チョッパ制御
2レベルIGBT素子VVVFインバータ制御 ※全て三菱電機製
制動装置発電ブレーキ(抵抗)
または回生ブレーキ
(界磁チョッパ・VVVF)併用
電磁直通空気ブレーキ
(抵抗はHSC-D形、界磁チョッパ・VVVFはHSC-R形)
保安装置1号型ATS・C-ATS
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新京成電鉄8000形電車(しんけいせいでんてつ8000がたでんしゃ)は、1978年(昭和53年)に登場した新京成電鉄の通勤形電車。 1985年(昭和60年)までに6両編成9本(54両)が製造された。目次 新京成電鉄では、1970年(昭和45年)のモハ250形・サハ550形、1971年(昭和46年)からの800形を皮切りに自社発注車両の増備を進めていたが、これらの形式は京成電鉄のいわゆる「青電」(210形など)と「赤電」(旧3000形など)に近い設計であり、車体もそれらに近いものとなっていた。 折しも輸送力増強と車両冷房化と推し進めるにあたり新設計車を開発することとなり、登場したのが本形式である。室内の構造や冷房装置などの機器類は京成で当時増備されていた3500形に準じている。 800形と比較すると全ての面で優れた車両という理由により[2]、形式は0を追加した8000形とした[2]。 18m級車体に片側3ドア、窓配置はdD3D3D1で、ドアは新京成では初となる両開き式が採用された。前面形状はそれまでの京成車両とは大きく異なる非貫通の2枚窓となり、後述する車体配色から「習志野の狸」または「くぬぎ山の狸」などとも呼ばれるようになった。 落成当初は全編成とも側面行先表示器は設置されていなかったが、1990年(平成2年)頃から1992年(平成4年)にかけて全車に設置された。車体側面の表示灯は電球式である。 車両番号は先頭車(制御車)がクハ8500番台・中間電動車がモハ8000番台となり、編成は松戸寄りの先頭車の車両番号を用いて「8502編成」などと呼称される。8502編成では松戸寄りから8502+8004+8003+8002+8001+8501と付番されている。 1978年に製造された1次車(8502編成)のみは当時の新京成の標準色である、キャンディピンク地に前面窓下と側面下部にマルーンのツートンカラーで登場したが、翌年の1979年(昭和54年)に登場した2次車(8504編成)からベージュ地に前面窓下が茶色、側面には茶帯の2代目塗装となり、後に1次車もこの塗装に変更された。 また、2006年(平成18年)10月には京成千葉線千葉中央駅までの直通運転に備え、8502編成を除く編成がN800形に準じた新塗装への変更が行われた。この新塗装は「千葉線直通編成のステータス」とされているため、同様の直通改造を施された8800形も同じ塗装に変更されている。 なお2014年8月以降順次、新京成が保有する全車両に対してコーポレートカラーを用いた新塗装への変更が実施されることに伴い、当初本形式のうち現存する6両編成4本についても4代目塗装への変更が行われることになっていた[3][4]が後述する2本は廃車され、2017年4月に8518編成のみが新塗装化された。 4代目塗装 制御方式は初期車は抵抗制御であったが、 1981年(昭和56年)新造分である3次車(8506編成)から、主回路を界磁チョッパ制御方式に、ブレーキを回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキ (HSC-R) とした。
1 概要
2 車体
2.1 塗装
3 機器類
4 改造
4.1 京成線直通への対応改造
4.2 VVVFインバータ化改造
4.3 リバイバル塗装
4.4 その他
5 廃車
6 付記
7 編成表
8 脚注
8.1 注釈
8.2 出典
9 参考文献
9.1 書籍
9.2 雑誌記事
10 関連項目
概要
車体
塗装
機器類
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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