新・赤かぶ検事奮戦記
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、橋爪功主演シリーズについて説明しています。

フランキー堺主演シリーズについては「赤かぶ検事奮戦記」をご覧ください。

中村梅雀主演シリーズについては「赤かぶ検事奮戦記 (中村梅雀のテレビドラマ)」をご覧ください。

新・赤かぶ検事奮戦記
ジャンルテレビドラマ
原作和久峻三
脚本櫻井武晴
稲葉一広
土屋保文
吉田剛
大野武雄
保利吉紀
篠崎好
監督岡屋龍一
杉村六郎
出演者橋爪功
藤田弓子
ナレーター乾浩明
オープニング歴代オープニングを参照
エンディング歴代エンディングテーマを参照
製作
プロデューサー辰野悦央
田村正志
平尾知也
内片輝
深沢義啓(朝日放送)
佐生哲雄
武田功
齋藤立太
嶋村希保(松竹)
制作朝日放送

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1994年12月17日 - 2005年8月13日
放送時間放送時間の変遷を参照
回数17
土曜ワイド劇場
テンプレートを表示

『新・赤かぶ検事奮戦記』(しん・あかかぶけんじふんせんき)は、1994年から2005年まで、朝日放送(現:朝日放送テレビ)の制作により、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」で放送されたテレビドラマシリーズ。全17回。主演は橋爪功
概要

司法試験を受験したのではなく、検察事務官から叩き上げで検事になった柊茂の活躍を描く。

原作者は司法試験をクリアし、弁護士資格を持っている和久峻三

フランキー堺主演の旧シリーズにはなかったナレーションに乾浩明を起用し、乾独特の語り口がドラマを引き立てている。また、原点回帰の観点から、原作には登場するも旧シリーズには登場しなかった、赤かぶ検事夫妻の二人の息子(葉子の弟)も、このシリーズでは登場している[1]

シリーズを通して、原作初期の舞台である飛騨高山のみが舞台であるが、近年の原作のレギュラーキャラである溝口警部行天遼子警部補が登場している(ただし、行天警部補は14-16作までの3作のみの登場)。

音楽については新規制作分もあるものの渡辺岳夫による旧シリーズの音楽も使われており、冒頭に流れるテーマソングも一貫して旧シリーズのものである[2]

公式な終了アナウンスはないものの、2007年に同じく橋爪功主演・松竹制作による「土曜ワイド劇場」の新シリーズ『天才刑事・野呂盆六』がスタートしたことや、2009年にTBSの「月曜ゴールデン」にて中村梅雀主演による『赤かぶ検事奮戦記 京都転勤篇』の新作が放送された(制作は同じく松竹・京都撮影所)ことから、『新・赤かぶ検事奮戦記』シリーズは事実上完結となった。
キャスト
柊家
柊茂
演 - 橋爪功岐阜地検高山支部の検事。名古屋出身。司法試験をクリアしたエリート検事ではなく、検察事務官を経て検事資格を与えられた、たたき上げの検事。飛騨高山の赤かぶ漬が大好物で、それが朝食に出なければ生きた心地がしないほど。普段から名古屋弁を使っているので取調べのときにも、刑事裁判の時にも名古屋弁をまくし立てる。しかし、上司と話す時は、標準語を話す。法廷では弁護士と対決しつつも、自暴自棄になったり自分勝手な証言をする被告人にたびたび説教する。求刑の際には‘罪を憎んで人を憎まず’で、裁判官に積極的に被告人の情状酌量を求めるなど、情に厚いところがある。
柊葉子
演 -
畠田理恵(第1作・第2作)、高田万由子(第3作 - 第13作)、西條三恵(第14作 - 第17作)経歴:司法修習生(第1作・第2作)→ 法眼法律事務所(第3作・第4作)→ 大西・柊法律事務所(第7作)→ 法眼法律事務所(第14作 - 第17作)茂の長女。畠田理恵時代は司法修習生となって1年目という設定で、高田万由子時代は弁護士という設定で、検事である父親と法廷で直接対決することが何度かあった。西條三恵時代は昨年京都の大学を卒業し司法試験合格を目指しているという設定。原作では法学部に進学して司法試験を目指した際、父である茂は「流石はワシの娘だなも!」と当然、検事を志望していると(思い込んで)期待していたが弁護士志望と聞いて愕然とした。
柊正男
演 -
長野博(第1作・第2作)、榎本雄太(第3作)、ヨースケ(現・窪塚洋介[3](第4作 - 第9作)、石川伸一郎[4](第10作 - 第13作)、斉藤慶太(第14作 - 第16作)茂の長男。
柊誠二
演 -
国分博(第1作・第2作)、菊池健太(第3作)、土倉有貴(第4作 - 第13作)、尾上寛之(第14作 - 第16作)茂の次男。
柊春子
演 -
藤田弓子茂の妻。夫を立てつつも、上手い名古屋弁で言うべきことはしっかりと言う。原作では痩せぎすの茂と対比して「太っていること」が強調して書かれており「鬼瓦のような顔」と書かれている作品もある。
岐阜県警高山警察署 → 岐阜県警高山東警察署
榊田大五郎
演 -
渡辺哲刑事。階級は警部補。
岡田
演 - 谷村昌彦(第1作 - 第7作・第9作 - 第11作)刑事。階級は警部。原作ではレギュラーキャラクターで、榊田警部補の上司。
西山靖
演 - 伊原幸司(第3作 - 第7作)、柚原旬(第8作 - 第17作)刑事。
小池
演 - 池田勝志(第3作・第4作)刑事。
小杉義男
演 - 喜多村英三(第3作・第4作)嘱託医。
米田
演 - 秋野太作(第8作・第11作 - 第13作)刑事。階級は警部。
天童よし子
演 - 安田博美(第8作・第9作)監察医。
溝口
演 -
石倉三郎(第14作 - 第17作)刑事。階級は警部。原作ではレギュラーキャラクターで、行天遼子警部補の上司。赤かぶからは『大口君』と呼ばれている。
行天遼子
演 -
中島史恵(第14作 - 第16作)刑事。階級は警部補。原作では松本時代のレギュラーキャラクターで、柊検事に非常に協力的で、春子とも親しく、夫・行天珍男子(うずまろ)とともに柊検事と家族ぐるみの付き合いをしているが、ドラマでは柊検事に食ってかかることが多い。夫はドラマ未登場で妻と同じく警察官だが階級は1階級下の巡査部長。
岐阜地方検察庁高山支部
吉沢
演 -
小久保丈二[5]事務官。柊検事の補佐役。真面目一本な性格。第9作で下の名前が「けんいちろう」(ケーキ屋けんちゃん)であることがわかる。
法眼法律事務所
法眼正法
演 -
羽場裕一(第2作)、石丸謙二郎(第14作 - 第17作)弁護士。柊葉子の大学の先輩(第2作)。原作では高山市に事務所を構える唯一の弁護士とされている。父親が僧侶なのでこのような名前になったという記述もある。
喫茶店とホテル
磯野理沙
演 - 眞継玉青
(第3作)、宝城清子(第4作 - 第9作・第11作 - 第13作)柊葉子の友人。喫茶店店主。
林田可菜
演 - 権平華子(第5作 - 第9作)理沙と喫茶店を経営。
磯野
演 - 住吉人[6](第4作 - 第8作・第10作・第12作 - 第14作・第16作・第17作)高山観光ホテル社長。理沙の父。
その他

裁判長 -
波田久夫(第1作)、大木晤郎(第3作)、楠年明(第4作 - 第17作)、田中弘史(第8作)、亀井賢二(第15作)

民話を語る老婆 - 新屋英子(第1作 - 第3作)

ゲスト
第1作「飛騨小糸坂の白骨 秘湯から消えた女と高山カラクリ人形の謎」(1994年)


有松徳治(百代の夫) -
石井愃一

草川正司 - 山内としお

草川久美 - 三野友華子

高見沢綾子(弁護士・柊葉子の大学の先輩) - 根本りつ子

雨宮(教授) - 平野稔

中津弥之助(百代の元夫・故人) - 喜多村英三

森田市郎(材木ブローカー) - 大出俊

中津百代(和代) - 姿晴香

第2作「呪いの紙草履 越中八尾・おわら風の盆の謎 飛騨高山?白骨温泉」(1995年)


磯松 - 吉田良全

サエコ - 冴島奈緒

サエコの連れの男 - 河本忠夫

若者 - 小森創介[7]

湯村美津子(戸隠家のお手伝い) - 増田恵子

湯村峰子(美津子の母・故人) - 増田恵子(二役)

住職 - 岩田直二

工房の経営者 - 芝本正

工房の事務員 - 藤田千代美

戸隠徳之助(大地主) - 三谷昇

第3作「夢追い地蔵殺人事件 龍神温泉の美女と古銭の秘密 父娘が法廷初対決!」(1996年)


水野けい子(スナック「さざんか」ママ) - 本阿弥周子

タクシー運転手 - 西川のりお

林美弥子(スナック「さざんか」ホステス・榊田の恋人) - 大場久美子

榊田かね(榊田の母) - 山口京子

吹上百太郎(詐欺グループの一人) - 川上哲

熊笹時次郎(詐欺グループの一人) - 丸尾好広

砂川正二(岐阜県警高山警察署 鑑識課員) - 浅田祐二

吉富やす子(足立病院 看護師) - 吉野綾

三島房子(畑の恋人) - 織田夏芽

育子(正男誠二の友達・女子高生) - 上田育子

祐奈(正男と誠二の友達・女子高生) - 嘉数祐奈

真理(正男と誠二の友達・女子高生) - 下江真理

山田ヒロコ(看護師・美弥子の友達) - 田辺ひとみ

畑繁蔵(詐欺グループのリーダー) - 鹿内孝

足立晴雄(足立病院 院長) - 有川博

第4作「飛騨路を火魔が走る!墓の赤印は殺人予告」(1997年)


梅原加代(力の母) - 小畠絹子

相原由紀(ホステス) - 織田なつめ

吉富剛造(地元の名士) - 三角八朗

井上正(陣屋建設 社長・婿養子) - 高峰圭二

中沢公子(吉富の姪) - 川上麻衣子

鈴木栄子(看護師) - 福井裕子

玉井三郎(名古屋南刑務所 服役囚・公子の元恋人) - 鈴木一功

中沢忠夫(公子の夫・不動産会社社長) - 武井三二

吉富京子(公子の母・元ホステス・16年前死亡) - 藤原ひろみ

安本(工場の社長) - 松尾勝人

清水(見知らぬ男から金を渡され死体を掘り出そうとした男) - 東田達夫

鑑識 - 加藤正記

井上真理(井上の娘) - 亀田真美

温泉ギャル - 麻生早苗伊藤きらら

ミエ(温泉ギャル) - 浅田みれい

接待長 - 酒井明美

津川明子(吉富の娘) - 佐藤恵利

梅原力[8](公子の元夫) - 本田博太郎

第5作「飛騨古川からくり殺人!ヒスイ海岸と遺言状の謎 高山露天風呂?越中天然洞窟湯」(1997年)


荒木美佐子(辰蔵の娘) - 若林しほ

田川正司(辰蔵の元弟子) - 沢向要士

荒木雅江(平蔵の後妻) - 片岡静香

荒木耕二(雅江の息子) - 高野茂

荒木辰蔵(工芸作家) - 原哲男

香取和津代(辰蔵の弟子) - 佐藤直子

武藤雅弘(湯村証券 社員・和津代の恋人) - 美角優介

高倉次郎(古川警察署 刑事) - 荒木優騎

野中昭夫(湯村証券 社員・武藤の上司) - 亀井賢二

香川藤吉 - 平井靖

鑑識 - 石原久

管理人 - 小野幸一

露天風呂の女 - 吉岡ちひろ

篠田光(弁護士) - 朝日完記

荒木平蔵(辰蔵の弟・古美術商) - 勝部演之

田川しずえ(荒木家のお手伝い) - 赤座美代子

第6作「北アルプス安房峠美女殺人事件 白骨温泉「泡の湯」に残された花と高山蝶の謎」(1998年)


金山(弁護士) - 朝日完記

大杉義子 - 安田博美

三宅(松本警察署 刑事) - 沼田爆

丸山小夜子(安造の妻) - 藤吉久美子


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:46 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef