新・花のあすか組!
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新・花のあすか組!
ジャンル
ヤンキー漫画学園漫画携帯電話
漫画
作者高口里純
出版社祥伝社
掲載誌[雑誌連載]
月刊Asuka2003年増刊「別冊あすか」
FEEL YOUNG
[ウェブコミック連載]
フィーヤン・ネット
レーベルフィールコミックス
発表期間2003年 - 2009年5月16日
巻数全8巻
その他『花のあすか組!』の続編
未完
映画:花のあすか組 NEO!
監督釣田泰
制作PARALLEL
封切日2009年4月25日
上映時間71分
あすか
ミコ


高山侑子
佐野光来
倉内沙莉
高口真々子
佐藤寛子
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画
ポータル漫画

『新・花のあすか組!』(しんはなのあすかぐみ)は高口里純による日本漫画作品である。

花のあすか組!』の続編にあたる。未完に終わったが、2018年4月6日より最終巻・第8巻からの続きが『花のあすか組! BS(ブラックスクール)編』と題され、Renta!、マンガJAMにてウェブコミック連載され、完結した。[1]

その続編に『花のあすか組! ∞インフィニティ』がある。[2]
概要

『花のあすか組 !ver.2003』が角川書店の臨時増刊雑誌「月刊Asuka2003年2月号増刊別冊あすか」に掲載された。しかし「別冊あすか」は2号目で廃刊となり『花のあすか組!ver.2003』の連載は頓挫した。300ページ前後で完結の予定だった。

数ヶ月後、祥伝社発行の「FEEL YOUNG」2003年10月号より『新・花のあすか組!』として『花のあすか組!ver.2003』の続きの連載が始められた。

「FEEL YOUNG」での連載が最終回に近づいた時期、ウェブコミック連載への移行が行われ、連載が引き延ばしとなる。「フィーヤン・ネット」において2008年10月より無料公開されることとなった。しかし、ウェブコミック連載の大量ページ長期間アップロードが行えない事により打ち切りとなる。ウェブコミック連載におけるアップロード可能なページ数では引き延ばしたストーリーの収拾がつかないため、未完として終了した。

2008年6月7日発売「FEEL YOUNG」7月号に掲載の第58話までが雑誌連載であり、2008年10月24日「フィーヤン・ネットWEBコミック&コラム」配信の第59話からがウェブ連載である。2009年5月16日、第63話をもって連載終了となった。

コミックスは祥伝社フィールコミックスより全8巻刊行されている。また、角川書店「月刊Asuka」に連載された『花のあすか組!』の再刊も祥伝社より行われた(『蘭塾編』上中下巻)。文庫版『花のあすか組!』の新装版も祥伝社より行われた。

『花のあすか組!』と合わせた累計は2015年時点で1300万部である。[3]
『花のあすか組!』からの変更点

『花のあすか組!』最後の事件の収束後から、あすかの15歳の誕生日までに挟まれた物語である。

あすかは紫苑学園ではなく世田谷区立第一中学校に通っている。

あすかは15歳の誕生日にヤスヒロからピアスを返してもらうまでピアスをしていなかったが、ピアスを付けている。

HIBARIが幼少時の骨折で、片足が不自由との設定が追加されている。

名称の変更。ひばり→HIBARI、赤鬼→レッドサイド、青鬼→ブルーサイド、朱→オレンジ、ジーザス→神、弥勒→ミロク。

あらすじ

HIBARIのカゲボウシ(影武者)でありHIBARIの写し身ともいえる九曜桜紋「花園のマリー」と九楽あすかとの戦いを通して、あすかとHIBARIの決別が描かれる。
点画(マーキング)

三ヶ月のアメリカ留学から帰ってきたあすかに、ミコが花園神社に記された「蛇頭」のマーキングを見せに来た。マーキングの被害は、ミコ、姫、あすか、水、桐生、「薔薇の宮」にも及び始める。そして「蛇頭」のマーキングはいたる所で目に付くようになった。マーキングは千代田区の全中裏構成員による所業で、「摂政」による、あすかと寧々との対決の下準備だった。「蛇頭」のマーキングだけは、裏で「摂政」と手を組んだ最首の一味による霍乱だった。

地に円

全中裏の末端にいる少女たち(ベビー・チック)が行う、力比べのバトルゲーム。その名のとおり地面に描いた円の中で争い、円の外に出されたら負けである。敗者の手の甲には×印を、勝者には○印をつける。


あすかvs東條寧々

HIBARIのカゲボウシである九曜桜紋「花園のマリー」と、千代田区エリアマスター東條寧々とが、側近“左”の候補者となり、競い合う。側近“左”の位置に座する条件は、九楽あすかを超えるか、あるいは倒すこと。

寧々は千代田区の兵隊にマーキングを記した対象を襲わせる。あすかは桐生に千代田区以外のエリアマスターの招集を頼み、集まったエリアマスター達に、千代田区と招集に応じなかったエリアマスターの地区を叩くことを指示。全中裏への反乱となる為、あすかに協力するエリアマスターは引退を前提として行動を起こす。

あすかは“赤鬼”を奇襲し、エリアマスター達の争いに乱入させるよう仕向ける。

桐生の招集に応えなかったエリアマスター達には、事前に寧々から「九楽あすかを倒す法」を聞かされていた。それぞれのエリアマスター達が、あすかを倒そうとして来る。寧々はエリアマスター達を自分の思惑通りに動かし、あすかを倒させる事で「側近“左”の位置の競い合い」における自分の手柄とするつもりでいた。

あすかは協力するエリアマスター全員を、ケータイバトルフィールドのあるシブヤへ集結させた。

ケータイバトル

ケータイバトルフィールド

シブヤのドラッグストアの地下にある。渋谷区エリアマスター「鈴木M」が仕切っている。


キツツキ

ケータイバトルフィールドで携帯電話メールの早打ちの上位者の呼び名


ランニング・ショット

走りながら5秒か10秒以内に携帯電話で、質問のメールと回答のメールを送りあう。送れなくなるか、時間内に送れなかったら負け。


落とし勝負

二人対決で、相手側陣地にいる見物人のメールアドレスを早打ちしメールを送り、先に20人の着メロを鳴らしたら勝ち。


決闘

負けた方の携帯電話のメモリ一件が公開される。同時スタートで二者が別々の小説の一ページを携帯電話に打ち込み、全文打ち終わると相手の携帯電話に送信する。スタイルが西部劇の決闘に似ている。



闇夜のカラス


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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