新・信長公記?ノブナガくんと私?
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新・信長公記?ノブナガくんと私?
ジャンル
歴史戦国時代)、ヤンキー漫画SF漫画
漫画
作者甲斐谷忍
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
コミックDAYS
レーベルヤンマガKC
発表号(YM)2019年17号 - 2020年29号
(コミックDAYS)2020年7月13日[1] - 2021年9月6日[2]
巻数全8巻
話数全77話
ドラマ:新・信長公記
?クラスメイトは戦国武将?
原作甲斐谷忍
監督中島悟豊島圭介
脚本金沢知樹伊達さん、萩森淳
制作読売テレビ
放送局日本テレビ系列
放送期間2022年7月24日 - 9月25日
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画テレビドラマ
ポータル漫画テレビドラマ

『新・信長公記?ノブナガくんと私?』(しん・しんちょうこうき ノブナガくんとわたし)は、甲斐谷忍による日本漫画作品。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2019年17号から2020年29号まで連載された後[3]、『コミックDAYS』に移籍して、2020年7月13日から2021年9月6日まで連載された。

2120年、名立たる戦国武将のクローンが集まる名門不良高校を舞台に、彼らがテッペンである総長となるため争い合うSF漫画。

2019年7月5日に初巻が刊行された[4]。また、連載開始のヤングマガジン2019年17号では一挙2話掲載であった[3]
あらすじ

2105年、一人の天才科学者が逮捕された。彼は戦国武将のDNAを採取し、クローン人間を作って「本当に強いのは誰か」という実験をしようとしていた。

それから15年後の2120年4月、日下部みやびは銀杏高校の特進クラスに入学する。だが銀杏高校は日本一の不良高校として知られており、みやびは不良グループに阻まれ登校できない。そこへ織田信長、豊臣秀吉、武田信玄、上杉謙信、伊達政宗など戦国武将の名を持つ生徒たちがあらわれ、不良グループを叩きのめす。実は特進クラスの希望者はみやび一人で、理事長がみやびを守るためケンカの強そうな少年34人を編入させたのだという。特進クラスに集められた戦国武将のクローン人間の生徒たちは、ケンカで校内最強の男となり、総長の座に就くことを目指す。
舞台設定

本作の舞台は連載当時から約100年後の2120年の日本であるが、1話で説明される通り、街並みや学校生活などは連載当時の現代とまったく変わらず、クローン技術以外には特に未来要素やSF要素はない。かなり前から江戸時代以前の歴史は不明点が多く教材にふさわしくないとされ、学校では明治以降の歴史しか教えられず、戦国時代などの歴史を知っている人間は非常に少ない。織田信長徳川家康という名前すら知られておらず、東大の出身者すら例外ではない。

登場する戦国武将のクローンたちはとある戦国好きのマッド・サイエンティストが、戦国オタクなら誰しもが一度は思う「この世に同時に生まれたら誰が最強の武将か」を知りたいために歴史遺産からDNAを採取し、クローンを作成したという。クローン本人たちは、戦国武将の逸話と驚くほど似たような性格や伝説を持つが、自分が戦国武将のクローンであることはおろか、同じ名前の武将がいたことすら知らない。

また、舞台となる銀杏高校は不良のエリートたちが集まる高校として知られており、特に「総長」は全不良の憧れであるという。総長は独自の学校の決定権を持ち、理事長をも凌駕する。
登場人物
織田信長
本作の主人公。銀杏高校の特進クラスの1年生。クラス番号11。制服に短パンというおかしな格好に、常に何か食べており、何を考えているかサッパリわからない安穏とした青年。おおよそ不良には見えず、他のクラスメイトらからも侮られている(=うつけ者扱い)。信長の地元では第六天魔王と呼ばれる謎の人物が不良たちをまとめ上げたとされているが、誰もそれが信長の可能性であることを微塵にも思われていない。正門の大勢力を一人で倒す、先を見越して学校の塀を壊す、人の思惑を誘導してコマの策を潰す、偶然を装って喧嘩に勝つなど、明示されていないが、信長が狙ってやったかのような描写が多々ある。
日下部みやび
銀杏高校の特進クラスの1年生。クラス番号15。戦国オタクの女子高生。母子家庭で「難関大学に合格すれば高校の授業料返還・大学の学費支給」という銀杏高校特進クラスを受験し合格する。入学してからは不良少年となった戦国武将クローンの生徒たちの中で唯一の女子生徒となり、最強を目指す彼らの騒動に巻き込まれていく。委員長決めでは自我が強く全員が自分自身に票を入れてしまうために、永遠に終わらない状況となってしまう中、信長の「自分自身に投票することを禁止する案」により、全員が自分よりも格下で妥協できるみやびに票を入れたために委員長に決まってしまった。
1-A:特進クラス
武田信玄
クラス番号23。15歳にして甲州街道沿いの暴走族を束ねたという青年。登校初日、武田の騎馬隊ならぬバイクでコマが仕掛けた防衛網を破る。秀吉の評価では上杉、伊達と並んでクラス最強格。クラスに混乱を招きたい井伊にけしかけられ、屋上で寝ている信長に喧嘩を売りに行くが、その言いしれぬ実力を察する。その後、代わりに井伊を叩きのめす。
上杉謙信
クラス番号6。喧嘩の実力は武田に比肩すると評されるほど高いが、やたら筋を通したがり、まずは話し合いで解決しようとする青年。結局は喧嘩に至るが、それでも相手を認めると勝ってもトドメを刺さず、弱い相手は見逃すなど喧嘩の結果は引き分けが多く、理事長からは総長候補から外されている。みやびの演説を聞いて、クラス委員長選出を利用し特進クラスを封じ込めたいコマに対し、義に反すると一人で彼を倒しに行く。コマを追い詰めるが、手下を大事にするコマに義を見たとして見逃す。
伊達政宗
クラス番号25。北部最強と呼ばれる優男風の青年。コスプレを好む芸人気質。喧嘩は上杉や武田に並んで問題なく強い。
羽柴秀吉
クラス番号29。サル顔で女好きの童顔で小柄な青年。喧嘩に自信はないが、演技で自分を大きく見せる術に長ける。基本的にはトップになる奴を見極めて早々にその下に付き、No.2になることを目指している。史実通り女好きで、初対面のみやびに粉をかけるが、一方で不良情報に疎い彼女に色々と教える。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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