新チャーリーズ・エンジェル
Charlie's Angels
ジャンルアクション
犯罪
ドラマ
原案アイヴァン・ゴッフ
『新チャーリーズ・エンジェル』(Charlie's Angels)は、アルフレッド・ガフとマイルズ・ミラーの企画によるアメリカ合衆国のテレビドラマである。リブート作品[1]。1976年の同名のシリーズのリブート版であり、オリジナル版同様、ABCにより放送された。オリジナル版開始から35周年となる2011年9月22日木曜に放送が開始された[2][3][4]が、全7回で打ち切られた。 元汚職刑事のケイト、元泥棒のアビー、そして元海兵隊兵士のグロリア[5]は謎の大富豪、チャーリー・タウンゼントに雇われ、若き天才ハッカー・ボスレーのサポートの元、マイアミにある探偵事務所で働いていた。少女売買商人を追っていたある日の夜、グロリアは車内に仕掛けられた爆弾により2人の目の前で爆死してしまう。翌日、ボスレーは爆発の30分前に車の近くにいた人影の正体を割り出す。ケイトとアビーはその人物、グロリアの幼馴染で元自動車窃盗犯のイブを尋ねる。 オリジナルシリーズのリブート企画は2009年末より始まり、脚本家のジョシュ・フリードマンがパイロット版のスクリプト執筆のために雇われた[10]。フリードマンのスクリプトは最終的に却下され、ABCは『ヤング・スーパーマン』のクリエイターであるアルフレッド・ガフ
あらすじ
キャスト
ケイト・プリンス:アニー・イロンゼ[6](日本語吹替え:東條加那子[7])
イブ・フレンチ:ミンカ・ケリー[8](日本語吹替え:魏涼子)
アビゲイル・"アビー"・サンプソン:レイチェル・テイラー(日本語吹替え:浅野まゆみ)
ジョン・ボスレー:ラモン・ロドリゲス[9](日本語吹替え:花輪英司)
チャーリー・タウンゼント(声):ヴィクター・ガーバー(日本語吹替え:沢木郁也)
レイ・グッドソン刑事(ケイトの元夫):イザイア・ムスタファ
ヴィクター・サンプソン(アビーの父親):ジョン・テリー
製作
インタビューで、アルフレッド・ガフは何もかもを「古臭い、レトロな」にするのを避けたいと表明した[12]。チャーリー役にはロバート・ワグナーが予定されていたが、スケジュールの問題によりプロジェクトから去った[13]。
パイロット版はベテランのテレビディレクターであるマルコス・シーガが監督した[14]。撮影はマイアミで2011年3月8日で始まった[15]。
2011年5月13日、ABCはプロジェクトのシリーズ化を決めた。17日、ABCは2011?12年のアメリカ合衆国のネットワーク・テレビ・シーズンに開始し、木曜日の東部標準時で午後8時、中部標準時で午後7時に放送すると発表した[3]。
しかし、第4話が放映された直後の10月14日、ABCは視聴率低迷を理由に番組を打ち切ると発表した[16]。18歳から49歳までを対象とした視聴率が初回放送で2.1ポイント、視聴者数870万人と予想をはるかに下回り、その後も視聴率は一向に上向くことのないまま、開始からわずか1か月でABCは見切りをつけた。ABCは終了発表後、すでに製作されている残り4話を放送したのち、後番組を決定するとしていたが、実際には3話しか放送されなかった[17]。 No.タイトル監督脚本18-49
エピソード一覧
レイティング合衆国視聴者数
(百万人)初回放送日
1"新たなエンジェル"
"Angel with a Broken Wing"マルコス・シーガ(英語版
2"モデルの裏の甘い罠"
"Runway Angels"アンジェラ・ロビンソンソニー・ポスティリオーネ & アルフレッド・ガフ & マイルズ・ミラー1.5/47.11[19]2011年9月29日 (2011-09-29)
3"妖しい花の秘密"
"Bon Voyage, Angels"ジェームズ・マーシャル(英語版)ダグラス・ペトリー(英語版)1.2/45.93[20]2011年10月6日 (2011-10-06)
4塀の中のエンジェルたち[21]"
"Angels in Chains"マルコス・シーガ原案: ロバート・アール
脚本: ジャヴァイア・グリロ=マルクスアチ(英語版)1.3/45.91[22]2011年10月13日 (2011-10-13)
5"犯罪者の父をもつ子"
"Angels in Paradise"マルコス・シーガアルフレッド・ガフ & マイルズ・ミラー1.2/45.57[23]2011年10月20日 (2011-10-20)