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出典検索?: "斉藤敏豪"
さいとう としひで
斉藤 敏豪
生誕 (1954-11-16) 1954年11月16日(69歳)
日本 東京都品川区
別名ヘイポー
出身校東京都立三田高等学校卒業
職業テレビ演出家
活動期間1980年代 -
代表作『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』
配偶者なし(未婚)
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斉藤 敏豪(さいとう としひで、1954年11月16日 - )は、日本のテレビ演出家。東京都品川区出身。『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』内での通称はヘイポー。 「オフィスぼくら」副社長を経て、制作プロダクション「ファクト」所属。日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(以下「ガキ使」と表記)にスタッフとして初回から参加。 番組出演時は、臆病者にもかかわらず人前では格好をつけたがるというキャラクターで知られる。菅賢治やディレクターに対して叱責する際は、「そんなんだから貴方ディレクターとしていまいちパッとしないんですよ!」「これだから、貴方たちはいつまでたってもウダツが上がらないんですよ!」と捲し立てる。 業界用語(当時でも廃れていた)を多用しており、ギロッポン、ジュクシン、シースー、チャンネエなどのいわゆる逆さ言葉を、ダウンタウンの松本人志の前で発言し、これを松本が番組中で暴露し顰蹙を買った。しかし本人は、「かっこいい」との理由で使っている。放送作家の高須光聖が、新人の頃ヘイポーに「イーヒー(火)、頂戴」と言われたが何のことか分からなかったというエピソードがある。 通称「ヘイポー」。名付け親は同期の菅賢治である(後述)。 番組の企画に参加する際にはタレントらは、「ヘイポー」「ヘイポーさん」「世界のヘイポー」と呼ぶが、企画に直接関わらない場合は一貫して「斉藤さん」と呼ばれており、職務上の使い分けがみられる。 身長は自称160センチメートルとしていたが、日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』内での身長測定で156センチメートルであることが発覚した。身長が低いことにコンプレックスがあり、身長を聞かれると大抵「160あるかないか」と答える。「結婚するなら身長の高い女性がいい」とも語っており、「大林素子がタイプ」とも発言している。 高校を卒業してからしばらくの間、都内のストリップ劇場でアルバイトを始め、照明の手伝いなどをしていた。この時、ストリップ嬢の間から「お豆(おまめ)」というニックネームを付けられて可愛がられていたという[1]。 結婚歴はなく、2024年現在に至るまで独身である。『ガキの使い』で恋愛・結婚企画が組まれていたが[2][3]、いずれも失敗に終わっており、現在も周囲の女性とは無縁である。 2015年4月におよそ1年ぶりに番組に出演した際、以前までの中年体型からあまりの激痩せぶり(マイナス15kg)に心配の声が寄せられたという。これは、意図的に体重を制限したためであるという。この2年ほど前(2013年頃)に心臓弁膜症[注 1]を患っていることが判明したため手術を受け、その後、暫く大事を取ってテレビ出演を控えて体調を整えていたという[4]。 2017年8月2日放送のTBSテレビ『水曜日のダウンタウン』のインタビューに巣鴨で両親が出演した。 寿司を一口で食べることができないほど食べるのが苦手で、肉類も苦手である[注 2]。コンパを行った際、女性にドン引きされるほど食べ方が汚いことで有名である。 『ガキの使い』では1990年末/1991年初頭からスタッフいじりの一環で「パーマン2号」として売り出される。この頃は出っ歯だったが、現在は差し歯。 1992年11月8日の放送で、初めて「ヘイポー」のクレジットが出る。元番組プロデューサーの菅賢治の説明によると「彼は(声が)こもるから『斉藤です』が『ヘイポウです』に聞こえる」。その後、「世界のサカモト」こと坂本龍一の出演を経て、1994年9月11日の放送で初めて「世界のヘイポー」のクレジットに。当初は「斉藤さん」「ヘイポー」「世界のヘイポー」等、呼称は一定しなかったが、1990年代末には「ヘイポーさん」でほぼ統一されるようになった。なお、番組終了後のクレジットでは本名表記である。 番組内ではヘイポー主役の企画が度々放送されている。『ガキの使い』でヘイポーが主役の企画は毎回低視聴率を記録するがスタッフ内での評価は高い。 ちょっとした物音がしただけで小動物のようにおびえ、子供向けの小型フリーフォールに乗るだけで、長時間ゴネて隣にいた子供たちに馬鹿にされたり、お化け屋敷に入るロケでは長時間ゴネた上に、パニック状態に陥って他の出演者・スタッフに多大な迷惑をかけた。このような経緯から「ヘイポーうすっぺら裁判」の企画は、ガキの使い裁判で浜田雅功と並んで最多の5回行われている。この企画では、スタッフらの証言により日頃のビビリ・スケベ・虚言癖などの「日々の悪行」が暴かれ、その都度開き直って釈明したり、不可解な弁明をするヘイポーが毎回、陪審員らの失笑や顰蹙を買う、という流れがある。いずれも有罪判決を受け、夜の廃校を舞台とした罰ゲームやホラー映画鑑賞など「恐怖の罰ゲーム」が執行されるが、「(本人にとっては)罰にはなっているが、僕と視聴者にとっては(そのビビリ様を)見れば見るほど、どんどん腹立ってくる」と松本がコメントするほど、極度のビビリである。このため罰ゲームの仕掛人や鬼ごっこの鬼として登場する場合、役に立たないことが多い。あまりにもビビるため一部の視聴者からは「あれは演技ではないのか?」との声もあるが、「本当に正真正銘のビビリである」とラジオ番組『放送室』の番組内にて、松本と高須光聖が発言している。そのためにヘイポーを使ったホラー企画ではヘイポーがビビリすぎてトラブルが起こらないように、気を使って怖さをマイルドにしている。特に夜の廃校(吉本興業 東京本部)を舞台とした罰ゲームでは、スタッフが懸念していた通り、恐怖のあまり学校の3階の窓を開けて逃げようとしたため、慌ててスタッフらが止める事態となった。ちなみにその後スタッフらと合流した際には、ココリコの遠藤章造を見てはビビり、骸骨の標本を見てはビビり、スタッフを見てはビビり、自分で足を滑らせてビビり、挙句の果てには、床を見てビビり、学校を出た後も校庭に置かれていたメガホンを見てビビっていた。これらの見事なビビりっぷりにより、『ガキの使い』でヘタレキャラとして売っていた月亭方正の株を完全に奪い取ってしまった。また、『ガキの使い』において、普段は周りから色々と突っ込まれてばかりの方正でさえも、ヘイポーの企画では他メンバーと同様、ツッコミを入れたり、ヘイポーのあまりにも酷いへタレっぷりに唖然とする様子が見られる。 同僚の菅や高須にいわせると、昔はしっかりしていたらしいが、年をとるに従ってヘタレ度がどんどん増していったという。
人物
「ヘイポー」として