株式会社文英堂
Bun-eido Publishing Co., Ltd.種類株式会社
本社所在地 日本
〒162-0832
東京都新宿区岩戸町17
設立1950年1月
(創業1921年)
業種情報・通信業
法人番号4130001011624
株式会社文英堂(ぶんえいどう)は、京都市に本社を置く、教科書、参考書、辞典等を発行する出版社である。 この節の出典:[1] 小学生、中学生、高校生向けの参考書、問題集、辞典の他、一般書を発行している。 文英堂発行の参考書には「シグマベスト」という名称が冠されているが、シグマとは数学記号(Σ)で「総和」、またBEST(最上)の総和は文英堂の発行する教育書が「学ぶ人々それぞれの最良の内容」で、その総和の象徴と位置づけているという。 日常学習向けだけでなく、中学受験、高校受験、大学受験向けなど幅広いジャンルを発行している。 小学生向け、高校生向けの学習用辞典を発行している。 歴史・教養書、ノンフィクション・エッセイ、文学、資格試験対策、実用書など幅広いジャンルを発行している。 2018年3月、教科書検定に合格した高校のコミュニケーション英語3の教科書に、沖縄県の発酵料理である豆腐ようを食べた感想として、「ブルーチーズと放射性廃棄物が混ざったものを食べたかのよう」と表現されていた。
沿革
1921年 大阪市で創業
1950年 株式会社に改組
1952年 東京出張所(現東京支社)設立
1951年 業務拡大のため京都市に社屋を移転
1962年 カラー版「学生百科事典」発行
1967年 「全国中学校文芸コンクール」開催
1968年 カラー版「小学生全集」[2]24巻セットが完成
1969年 「中学くわしいシリーズ」発刊
1971年 カラー版「国民の歴史」24巻セット完成
1972年 「高校理解しやすいシリーズ」発刊
1973年 高校用英語教科書「UNICORN」発行
1987年 「中学これでわかる」シリーズ発刊(当時のファッションブランド、ピーナッツボーイが表紙)
1992年 「小学これでわかるシリーズ」発刊
1993年 高校用英語教科書「POWWOW」発刊、高校用数学教科書「新編・数学」シリーズ発刊
1998年 高校用数学教科書「高等学校(パスカル)数学」発刊
2004年 中高一貫校用英語検定外教科書「Birdland Junior English」発刊
2009年 支社新社屋落成(地上11階・地下1階)
2021年 創業100周年を迎えた
教科書
文部科学省検定済教科書の発行者番号は109。
高等学校向け検定教科書を1教科(外国語科)を発行している。
2011年度までは数学も発行していたが、現在は撤退している。
英語に強みを持ち、「UNICORN
最近の取り組みとして、中高一貫校向けの英語検定外教科書「Birdland English Course」を発行している。
主な出版物
主な参考書
「理解しやすい」シリーズ(高校生向け)
「くわしい」シリーズ(小学生、中学生向け)
「これでわかる」シリーズ(小学生、中学生、高校生向け)
主な問題集
「小学四年生までに覚えたい」シリーズ(小学生向け)
「最高水準問題集」シリーズ(小学生、中学生向け)
「勝てる!センター試験問題集」シリーズ(高校生向け)
「看護医療技術系受験」シリーズ(高校生向け)
主な辞典
「小学国語辞典」
「小学理科学習辞典」
「ユニコン英和辞典」
主な一般書
「新・古代史検証 日本国の誕生」シリーズ
「原色小倉百人一首」
「英検合格クイックマスター」シリーズ
テレビCM
1980年代前半に堀江美都子を起用したテレビコマーシャルが放映されたことがあった。
1990年代には、歴史上の人物が歌う「アルプス一万尺」の替え歌をモチーフに「くわしいシリーズ」のCMを行ったことがある。
不祥事