文部科学省の略称「文科省」については「文部科学省」をご覧ください。
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2011年12月)
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2012年2月)
文科(ぶんか、英語: arts, humanities, classics)は、人文科学、社会科学、基礎科学などの範疇にある言語論理を基礎とした人間性ないしは人間関係について探求する学問の総称とされる概念である。またこれらに関連した学際分野を含む。文科系進学者のための基礎教養課程を指すことや、現代科学を根底で支持する基礎教養を意味することもある。
哲学の流れをくみ、事物への認識のあり方そのものについて探求する姿勢をとる。そうしたあり方が、科学的認識方法の土台を形成してきた。人間主体を基準とした論理展開をする。
目次
1 学問分野
2 主義
2.1 思想
2.2 社会の特徴を示す言葉
3 「文科」を冠した学校名・学科名
4 脚注
5 関連項目
学問分野が望まれています。
代表的学問分野は、哲学・倫理学、心理学、人文学・歴史学、政治学・法学、経済学、社会学である。その様な、社会科学、人文学の諸分野のほかに科学哲学、芸術学、科学史、数学(論理学、確率論、統計学)など学際系と言われる分野や、神学などの古典的分野を含む。
これらの分野の教育に携わる教育機関は、文学部や神学部、法学部、経済学部、教養学部、理学部などである。
初等中等教育においては、国語科、英語科、社会科、道徳科などが相当する。 学問とは、本質的には客観的に真実を追究するものであるが、すべての主義(イデオロギー)から自由であるというわけではない。文科系学問が陥りがちな主義は以下の様なものである。それらは、良い点でもあり悪い点でもある。それが、功罪の二面性であり、学説が特徴を持つことにつながる。以下に示すものは、その中でも代表的なものである。詳細は「主義#主義の一覧」を参照 主義 (-ism) のうちで、社会の特徴を示すもの
主義
思想
人間中心主義(ヒューマニズム)
人文主義(ユマニズム)か客観主義か
存在論、保守主義と唯物論、社会主義の対立
確率論と、決定論との対立
古典主義、本質主義、実存主義
功利主義
自由主義
社会の特徴を示す言葉
権威主義
民主主義、全体主義、民族主義
資本主義
「文科」を冠した学校名・学科名
東京大学教養学部(文科一類・文科二類・文科三類)
都留文科大学
東北公益文科大学
旧制高等学校文科[1]
脚注^ 大正8年施行の改正高等学校令(大正7年勅令第389号)に基き旧制高校高等科は文科と理科に分かれており、文科の生徒は帝国大学の法学部・経済学部・文学部などに進学した。なお、帝国大学は改正高等学校令と同時に施行された改正帝国大学令(大正8年勅令第12号)により学部制に移行するまで分科大学制をとっており、法科大学(法学部)・医科大学(医学部)・工科大学(工学部)・文科大学(文学部)・理科大学(理学部)・農科大学(農学部)のうちの一つとして「文科」の呼称が使用されていた。
関連項目
理科
文系と理系
リベラル・アーツ
科学哲学
認識論
2018年問題
更新日時:2018年10月19日(金)18:44
取得日時:2019/08/08 23:54