文化放送グループ(ぶんかほうそうグループ)とは、株式会社文化放送を中心とする企業グループである。
文化放送及びその完全子会社は、「文化放送グループ」としてフジサンケイグループに名を列ねている[1][2]。 1967年に株式会社フジテレビジョン[5]、株式会社産業経済新聞社(以下「産経新聞社」)、株式会社ニッポン放送[6]らとフジサンケイグループを結成しており、文化放送グループも同グループの一部とされている。ただし下記の事情もあり、フジサンケイグループ共通の目玉マークはつけていない。
関連会社
子会社
株式会社セントラルミュージック
音楽出版ならびにラジオ放送番組制作会社。通称・JCM。
株式会社文化放送開発センター
主な事業各種プロメディア販売(番組収録用テープ類・各種データメディア・ケース類等)文化放送ラジオショッピング - 1973年開始のラジオショッピングの草分け的存在。
かつて行っていた事業文化放送の学習教室 - 1975年より2014年まで関東一円で実施していた家庭塾のネットワーク。対象は小学校1年生?中学校3年生の国語・算数(数学)・英語(中学)。全国共通ゆうえんち券 - 2014年まで販売していた全国加盟の遊園地等の遊戯施設で利用可能の商品券。利用期限あり。ミュージカル体験塾・中国健康講座 - 文化放送主催のカルチャーセンター。文化放送中古車ジャンボフェア - 後楽園球場を借り切り、会場とした中古車展示会。
株式会社文化放送メディアブリッジ
ラジオとインターネットを中心としたクロスメディア事業を行っている。
株式会社文化放送エクステンド[3]
ラジオから生まれたコンテンツの収益化事業。
その他関連会社
株式会社文化放送キャリアパートナーズ
大学生・看護学生の採用活動支援事業を主な業務としている[4]。文化放送・文化放送開発センターの他、株式会社ニフコ及びトランス・コスモス株式会社が出資。
文化放送ナースナビ
ブンナビ
株式会社文化放送iCraft
ミテネインターネットと共同で設立したマルチメディア関連企業。
フジサンケイグループとの関係「フジサンケイグループ」も参照
当社はフジ・メディア・ホールディングスへ3.33%出資しているが、傘下には入っていない。
当社の筆頭株主は、前身の「財団法人 日本文化放送協会」設立母体である「カトリック聖パウロ修道会」である(出資比率30.0%)。
当社のかつての主要株主である旺文社は、その当時テレビ朝日(朝日新聞グループ)の主要株主でもあったことから、当社とテレビ朝日は関係性をもつことになった。経緯は次のとおり。
1973年 - フジサンケイグループの実権を完全に掌握した鹿内信隆に対し、文化放送系が反旗を翻した。これを契機に、同じフジサンケイグループの産経新聞社を通じていったん当社株を買い集める[7]。
1976年 - 上記の当社株を、当時大株主であった五島昇(東京急行電鉄社長)を通じて、ともに旺文社社長の赤尾好夫に譲渡[8]。
1978年 - テレビ朝日専務取締役の岩本政敏が当社社長に就任。
関連項目
おたっきぃ佐々木(佐々木伸)- 元セントラルミュージック社員でサブカル関係のラジオ番組プロデューサーをしていた人物。現在は独立してフリー。
フジスタッフ - 源流の一つである旧文化放送ブレーン(のちブレーンドットコム)が当時の同グループ主導で設立(のちエイブルが主要株主に)。
聖パウロ修道会 - 文化放送の母体である日本文化放送協会(NCB)に深く関わり、現会社設立当初から今日に至るまで主要株主として残る。
アトミックモンキー - A&Gゾーン関連番組のスタッフ・出演者数名が設立に関与。
株式会社MAGES. - ドワンゴ子会社。文化放送がJCMと共に、ドワンゴとの合弁で設立したアニメ関連企業「株式会社AG-ONE」を前身とするが、2013年12月2日付で文化放送とJCMの全保有株式をドワンゴに売却し、関連会社から除外された[9]。現在は文化放送とAnimelo Summer Liveを毎年共催し、またAG-ONE設立時にJCMより移管された文化放送A&Gゾーン番組(一部除く)の制作業務も継続されている。
エス・エム・エス - 看護雑誌ナース専科