文化勲章_(韓国)
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文化勲章
大韓民国大統領による栄典
韓国の栄典
種別功労勲章
対象文化芸術発展に功績を立てて国民文化向上及び国家発展に寄与した功績が明確な者
状態存続
地位.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul{line-height:inherit;list-style:none none;margin:0;padding-left:0}.mw-parser-output .plainlist--only-child>ol li,.mw-parser-output .plainlist--only-child>ul li{margin-bottom:0}

金冠

銀冠

宝冠

玉冠

花冠

過去の地位

大韓民国章

大統領章

国民章

階位
上位席無窮花大勲章

文化勲章
各種表記
ハングル:????
漢字:文化勳章
発音:ムンファフンジャン
日本語読み:ぶんかくんしょう
ローマ字転写:Munhwa Hunjang
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文化勲章(ぶんかくんしょう、文化勳章、: ????)は、大韓民国勲章1951年12月22日に文化勲章令(大統領令第582号)により創設され[1]1963年12月14日以降は賞勲法により規定されている[2]1967年1月16日の賞勲法改正により一度廃止されて国民勲章へ統合されていたが[3]1973年1月25日の同法改正で再制定された[4]
授与対象2018年10月24日に花冠文化勲章を受章・佩用したBTSJUNG KOOK

文化勲章は賞勲法第17条3項により、「文化芸術発展に功績を立てて国民文化向上及び国家発展に寄与した功績が明確な者」へ授与されることが規定されている[5]。小説家や画家、舞踊家、漫画家、近年では映画監督や芸能人も受章している[6]。外国人も受章することがあり、日本人では戦前に朝鮮文化の保護を訴えた民藝運動家柳宗悦が没後の1984年に宝冠文化勲章を追贈された例がある[7]
等級

文化勲章は5等級からなり、各等級の名称は賞勲法施行令第11条により定められている[8]。1951年の制定当初は大韓民国章(?????)・大統領章(????)・国民章(???)の3等級であったが[1]、1973年の再制定で5等級に改められた[4]

文化勲章の下位には賞勲法第26条3項で規定される文化褒章(ぶんかほうしょう、文化褒章、????)が存在する[5]

等級勲章名略綬
1等金冠文化勲章 (?? ????)
2等銀冠文化勲章 (?? ????)
3等宝冠文化勲章 (?? ????)
4等玉冠文化勲章 (?? ????)
5等花冠文化勲章 (?? ????)

意匠

文化勲章の各等級の意匠は賞勲法施行令第13条により定められている[8]。章と綬からなる正章、襟章と略綬のセットが基本で、さらに上位2等級の金冠章と銀冠章には副章が添う[6][8][9]

章飾の意匠は、表面中央の紅玉円板にあしらわれた世宗の肖像から伸びた八稜の太陽光線にマルタ十字様の四稜の赤色光線が重なった形状で、正章の章には月桂冠とペン一対を組み合わせた鈕が付く[6][8][9]。綬は白地の両端に赤線が入り、花冠章から銀冠章までは細線が1本ずつ増え、金冠章は太線1本となり、その本数と太さで等級が区別される[6][8][9]

正章はそれぞれ、金冠章は右肩から下げて佩用する大綬章、銀冠・宝冠各章は喉元に帯びて佩用する中綬章、玉冠・花冠各章は左胸に佩用するロゼット付き小綬章である[6][8][9]。上位2等級の副章はいずれも左胸に佩用する星章である[6][8][9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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