教授と美女
Ball of Fire
公開時のポスター
監督ハワード・ホークス
脚本チャールズ・ブラケット
映像外部リンク
⇒クイズの答えを聞きに館を訪れたゴミ収集人と8人の教授
(TCMのムービークリップ)
⇒ナイトクラブで「ドラム・ブギー」を歌うオーシェイ
(TCMのムービークリップ)
⇒オーシェイが用いるスラングの語彙に興味を示すポッツ
(TCMのムービークリップ)
⇒ポッツに素足を触るように指示するオーシェイ
(TCMのムービークリップ)
⇒ジッパーを閉めるようにガーカコフに頼むオーシェイ
(TCMのムービークリップ)
⇒オリジナル予告編
(TCMの予告編)
『教授と美女』(Ball of Fire)は、1941年に製作かつ公開されたアメリカ合衆国の映画。スクリューボール・コメディ映画である。ゲイリー・クーパーとバーバラ・スタンウィックが主演した。
10年近く館にこもり、百科事典を編纂する8人の教授たちと俗世間の情報を伝えるために招かれたバーレスクパフォーマーの関係が描かれる。館を図書館か学校と勘違いしたゴミ収集人がラジオのクイズ番組の質問の答えを教えてほしいと尋ねてきたことから物語が展開し始め、クライマックスでは宿のルームナンバーの9が緩んでひっくり返って6になったために間違った部屋に入るというドタバタになった。また、スタンウィックが演じるバーレスクの女王が教授たちにコンガの踊り(英語版)を教えるシーンもある。
1948年にハワード・ホークスによって『ヒット・パレード』としてリメイクされた[3]。 時は1941年。8人の教授がニューヨークにあるダニエル・トッテン財団が所有する館にこもり、AからZまでの百科事典の編纂をしていた。彼らの身の回りの世話は家政婦のブラッグが担当している。既に9年が経過しており、さらにあと3年は掛かりそうである[4]。財政的支援者であるトッテン財団の娘と助手のラーセンが館を訪れ、早く事典を完成させるように強く要求する。しかし、ポッツが「始めた以上は全力を尽くして仕上げます」と言うと、彼に好意を抱くトッテン嬢は語気を弱めてしまう[5]。2人が帰るのと入れ違いに、図書館か学校と勘違いした陽気なゴミ収集人が小遣い稼ぎ目的でチャレンジしているラジオのクイズ番組の質問の答えが分からないので教えてほしいと館を尋ねてくる。彼は「マウス」(女)、「スマッカルー」(ドル)、「ホイトイトイ」(不明)といった教授たちが知らないいくつものスラング(隠語、俗語)を駆使する。教授の中でも最も若く、言語学を専門とするポッツは時代に取り残されてしまうと危機感を募らせ、スラングの調査を行うために一人で街中に繰り出す[6]。
ストーリー