「政治経済」はこの項目へ転送されています。その他の用法については「政治経済 (曖昧さ回避)」をご覧ください。
この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。
出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(2012年1月)
政治
政治関連
各国の政治
政治経済学
政治史
国際政治史
政治哲学
政治学
政体
都市国家
独裁政治
軍事政権
寡頭制
一党独裁制
民主制
封建制
律令制
君主制
共和制
首相公選制
議院内閣制
大統領制
半大統領制
議会統治制
天皇制・律令
国際関係 (論)
政治学者
比較政治学
行政学
官僚制
地政学
アドホクラシー
公共政策
権力分立
立法府
行政
司法
主権
摂関大臣
政治体制
摂政政治
治世・乱世
行動科学的政治学
サブカテゴリ
選挙
選挙方式
投票
連邦主義
イデオロギー
政治的キャンペーン
政党
Portal:政治学
表
話
編
歴
政治経済学(せいじけいざいがく、英語: political economy)は、経済学および政治学のそれぞれにおいて、多少なりとも他方の要素を持つと考えられる学際分野。その意味内容・定義・解釈は、経済学・政治学、あるいはそれぞれの中の学派や領域、論者によって、かなり異なる場合がある。
経済学は、当初それ自体の名称がpolitical economy(ポリティカル・エコノミー=政治経済学)であった。これはeconomy(エコノミー=経済)が語源的・本来的には 家計術あるいは家政学といった意味なので、そこに「国の」という意味の形容としてpoliticalがつけられていたからだ、とよく説明される。そのため古典派経済学の著作では「political economy」を「政治経済学」ではなく単に「経済学」と訳すのが一般的である。 古典派経済学においてはその創始者とされるアダム・スミスの所論が重商主義批判であったのをはじめ、デヴィッド・リカードとフリードリッヒ・リストによる自由貿易と保護貿易の論争など、その多くに政治的・政策的な主張が含まれていた。また、ジョン・スチュアート・ミルは経済学者であると同時に政治学者でもあった。そのため、本来「political」には「政治的」あるいは「政策的」の意味が含まれていたが、後にその問題意識が見失われた、という主張もある。 現在では、元々は異なる学問体系であった政治学と経済学が融合し、従来とは違った意味で「political economy」と呼ぶに相応しい研究成果もいくつか存在する。その中には、単に経済学を他の分野に適用したに過ぎないものから、従来の経済学を覆すような根本的に異質な仮説を置くものまでが含まれ、日本語でまさに「政治経済学」と訳すにふさわしいものも存在する。 いずれにせよ、経済学と政治学は、基本的には接合不可能なほどに異なる学問体系を持つものである。政治経済学は一応それらの学際分野ということにはなるが、独立・単一の学問体系をなしているものではない、という点は留意を要する。むしろ、経済学か政治学の一方に立脚する研究者が、それぞれ独自に他方の研究対象である政治か経済を視野に入れて行った研究の自称として用いてきた、という方が実態に近い。経済学と政治学の何れも専門としない人が、自らの政治・経済に対する見解をまとめたものを政治経済学と称している例すら、ないとは言い切れない。もとより近い立場のものをまとめる動きはあるものの、異なる立場の用法は無視、さらには排除される傾向すらみられる。 上記の結果、「政治経済学」には具体的には下記のような意味や用法、研究業績がある。
歴史
研究業績
今日、主として政治学界で通用する「政治経済学」には、大別して、@方法としての「政治経済学」、A対象としての「政治経済学」という2つの意味がある。方法としての「政治経済学」とは、近代経済学が生み出してきた合理的選択論