政和温泉駅
せいわおんせん
Seiwa-Onsen
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所在地北海道雨竜郡幌加内町字政和第一[1]北緯44度6分52.2秒
東経142度8分28.7秒
政和温泉駅(せいわおんせんえき)は、北海道(空知支庁)雨竜郡幌加内町字政和第一にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)深名線の駅(廃駅)である。利用者減少により1990年(平成2年)3月10日に廃駅となった。 廃止時点で、単式ホーム1面1線を有する地上駅であった。ホームは線路の東側(名寄方面に向かって右手側)に存在した[3]。分岐器を持たない棒線駅となっていた。 仮乗降場に出自を持つ無人駅となっており、駅舎はないがホーム中央部分に待合所を有していた[3]。 政和温泉の泉源がいちど枯渇したために、温泉旅館は1981年(昭和56年)5月に休止した後、1986年(昭和61年)に建物を解体して廃業した[4]。駅はその後もしばらく営業した後廃止となった[5]。なお、温泉は場所を変えて町有の観光施設「せいわ温泉ルオント」として1992年(平成4年)に復活している[6]。 当駅の所在地近辺の温泉名より。この地の入植者が鉱泉を発見し、1918年(大正7年)に温泉免許を取得して温泉宿を開いたが、経営が振るわず、冷泉だったため燃料代に窮した事や主人が亡くなったため一旦廃業となった[6]。1960年(昭和35年)になって町が温泉の成分を分析をしたところ有効成分が認められ、また交通面でも下政和仮乗降場が近くにあることから、町内有志が旧温泉宿の後継者と共に1961年(昭和36年)10月に叶ュ和温泉を立ち上げ、町議会にも働きかけて翌1962年(昭和37年)6月に温泉旅館を新築し開業した[6]。またこれに合わせて仮乗降場を温泉旅館の近くへ移転させ、駅名も改めた[1][注 1]。
目次
1 歴史
2 駅構造
3 駅名の由来
4 駅周辺
5 駅跡
6 隣の駅
7 脚注・出典
7.1 脚注
7.2 出典
8 関連項目
歴史
1955年(昭和30年)8月20日 - 日本国有鉄道深名線の下政和仮乗降場(局設定)として開業[1]。
1961年(昭和36年)12月1日 - 200m深川方に移転して政和温泉仮乗降場(局設定)に改称[1][2][注 1]。
不明(1966年以降) - 待合室[3]設置[注 2]。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化によりJR北海道に継承[1]。同時に臨時駅へ昇格[1](毎年12月1日 - 4月20日の間は全列車通過)。政和温泉駅となる[1]。
1990年(平成2年)3月10日 - 冬季休業中のまま廃止[1]。
駅構造
駅名の由来