攻殻機動隊シリーズの年表
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攻殻機動隊シリーズの年表(こうかくきどうたいシリーズのねんぴょう)では、攻殻機動隊シリーズにおける架空の出来事を年表形式に掲載する。この世界の出来事は現実の時間軸に沿って展開する設定になっており、以下の年代表記は西暦である。
凡例

原則として、シリーズのうち士郎正宗による原作第1作『攻殻機動隊』から『攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE』までと世界観が同じ『アップルシード』、押井守による『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』と続編の『イノセンス』、神山健治による『攻殻機動隊S.A.C.シリーズ』と世界観が同じ『東のエデン』、これらの作中の設定に基づく出来事について列挙する。なお、S.A.C.シリーズは「もし草薙素子が人形遣いと出会わず、公安9課に残っていたら」という前提で展開されるパラレルワールドの物語であり、攻殻機動隊原作及びアップルシード他の士郎正宗作品の世界観とは異なることを留意すること。
原作版
1990年代
1991年


択捉島が日本に返還される。

1995年


ソビエト連邦が中東に軍事介入、その後イスラエルを抑え地中海に進攻し欧州諸共同体(EC)と正面衝突。

1996年2月


第三次世界大戦勃発。ほぼすべての核兵器投入により一瞬にして決着。EC・アメリカ合衆国がソ連を撃退する。

1999年


中国北京に巨大隕石が落下、中国共産党の指導部が消滅したことにより、中華人民共和国が事実上崩壊。

9月、日本が核攻撃を受け、東京が壊滅。第四次世界大戦勃発。

2000年代
2005年


大東合衆国(アジア連合)結成。

2010年代
2015年


記憶の機構が解明され、記憶を記録情報とする技術を手に入れる。

「日本の奇跡」と呼ばれる放射能粉塵除去技術が発明される。

2020年代
2024年


第四次大戦終戦。アジアの勝利[1]

2028年


7月、鶴岡首相が国連全権大使と秘密会談中、テロによって爆死する[2]

2029年


1月、公安9課・攻殻機動隊創設(半年前の首相暗殺事件のあと、カウンターテロの必要性を日本政府が痛感)[3][4]

2月以降、人形使い事件発生。この事件後、草薙素子は公安9課を離れる(攻殻機動隊)。

2030年代
2030年~2035年


草薙素子が去った後、奇妙な事件が多発する(攻殻機動隊1.5 HUMAN-ERROR PROCESSER)。

2035年


3月6日、ポセイドン・インダストリアル社の豚クローン臓器培養施設襲撃事件発生。草薙素子の11番目の同位体で社考査部長の荒巻素子が他の草薙素子同位体達と遭遇する(攻殻機動隊2 MANMACHINE INTERFACE)。

2090年代
2096年


ブリアレオス・ヘカトンケイレス誕生[5]

2100年代
2105年


デュナン・ナッツ誕生[5]

2120年代
2125年


第5次世界大戦(第5次非核大戦とも)勃発。

2127年


逃亡生活を続けていたデュナンとブリアレオス、ヒトミと名乗る少女に終戦の知らせと”オリュンポス”への招待を受け、総合管理局の内務省部隊、ESWAT(ESpecialy Weapon And Tactics)に所属し対テロ作戦などに加わる。その中で巨大な計画、旧大国の策謀を知ることになる(アップルシード)。

映画版
1990年代?2020年代
漫画版とほぼ同じ。

2030年代
2032年


少女型の愛玩用人造人間「ロクス・ソルス社製 Type2052 “ハダリ(HADALY)”」による惨殺事件発生。バトートグサがこの事件を解決するため奔走する(イノセンス[6]

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX
1940年代
1945年


太平洋戦争終戦。日本は連合国に無条件降伏。後に03に選ばれる北林とし子が、亜東才蔵によって助け出される(東のエデン)。

亜東才蔵が、「ATO商会」の源流である「ATOタクシー」を開業。白洲次郎から気に入られる。この時はまだ小さなタクシー会社であったが、後に戦後日本最大の企業連合グループにまで成長を遂げる(東のエデン)。

1947年


「官庁の中の官庁」として、絶大な権力を握っていた内務省が、GHQによって解体・廃止される(東のエデン)[7]

1950年代
1956年


2月29日衆議院内閣委員会において、鳩山一郎総理が「わが国に対して脅迫不正の侵害が行われ、その侵害の手段としてわが国土に対し、誘導弾等による攻撃が行われた場合、座して死を待つべしというのが憲法の趣旨とするところだというふうには、どうしても考えられないと思うのです。(略)たとえば誘導弾等による攻撃を防御するのに、他に手段がないと認められる限り、誘導弾等の基地をたたくことは、法理的には自衛の範囲に含まれ、可能であるというべきものと思います。」との政府統一見解を示す。

1980年代
1989年


土橋文也、平澤一臣生まれる。

1月6日、森美咲生まれる[8]

1月7日、滝沢朗生まれる[8]

1月9日、大杉智生まれる。

パトリック・シルベストル死亡。

1990年代
1992年


11月29日、パブロ・ザイツェフ生まれる。

2000年代
2005年


草薙素子誕生。

2010年代
2010年


1月15日、02の辻仁太郎の申請により、在日モナコ大使館での食事会に辻が招待される。この際、財務省の法案担当課長で、01の物部大樹と接触する(東のエデン)。

8月25日、10の結城亮が軍事評論家を取材。そのわずか15分後に結城は、日本国主要政令都市6都市への空爆を申請(東のエデン)。

11月22日、迂闊な月曜日事件発生[9]。奇跡的に犠牲者は出なかったが、ミサイル着弾による被害で、東京に10ヶ所の「穴」ができる(東のエデン)。

12月21日、結城が、豊洲へのミサイル攻撃を申請(東のエデン)。

12月21日、結城が、日本を戦後からやり直すため、日本国主要政令都市を60発のミサイルで攻撃することを申請(東のエデン)。

12月某日、篁の事務所に物部が訪れる。物部は篁を、制御プログラムに欠陥を抱えたATOウラヌスに乗せて、深夜の首都高を時速140キロの猛スピードで走行。


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