擲弾
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出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2021年10月)

グレネード(英語: Grenade)、擲弾(てきだん)は、比較的近距離の人員・資材・装甲車両などを攻撃するため、弾頭に炸薬または化学剤を充填した飛翔体[1]。投擲方法の差異によって、で投擲する手榴弾と、小銃または擲弾銃で投射する擲弾銃に区分される[2]
擲弾

擲弾は、元々は投擲(とうてき)して用いる爆弾の意味であり、擲弾兵が投げるものを指したが、で投擲するものは一般に手榴弾(しゅりゅうだん)と呼ばれるようになり、擲弾は投射器を使用して遠くへ飛ばすものを指すようになった。

「擲」が常用漢字に含まれていないため、自衛隊の装備品の名称では「てき弾」と表記される。
歴史

中国時代に黒色火薬陶器金属の入れ物に詰めて使われる兵器が誕生し、現在の手榴弾の原型となった。元寇で使われたてつはうもその流れを汲む。14世紀の書籍には、茶碗ほどの大きさの球状の火薬を詰めて敵陣に投射する「飛雲落雷砲(フェイユンピーライパオ)」なる兵器が使われた記録がある。

「グレネード」という英語名の兵器が生まれたのは、17世紀イギリスにおける名誉革命のことである。この兵器は黒色火薬が詰まったクリケットのボールほどの大きさの鉄球で、ゆっくり燃える導火線をつかって点火された。

19世紀アメリカで起こった南北戦争では、南軍、北軍ともにハンドグレネード(手投げ弾)を装備し、このとき使われたのは着弾の衝撃で爆発するタイプのものだった。

20世紀に入り、小銃銃口にグレネードを装着し飛距離を伸ばすライフルグレネード(小銃擲弾)が登場した。そのはしりとなった兵器は大日本帝国海軍の砲術長であった秋沢芳馬が開発した小銃擲弾で、日露戦争における旅順港閉塞作戦に投入された。ライフルグレネードはすぐにスペインフランスに模倣され、第一次世界大戦塹壕戦で全ての戦域において使用された。

2度の世界大戦で擲弾は広く用いられ、擲弾の投射専用に擲弾銃が開発された。また、重機関銃の機構を応用したものや、リボルバーに似た機構の、連射式のオートマチック・グレネードランチャーが生まれた[注 1][3]

初期のライフルグレネードは、手榴弾に棒を付けただけのものだったが、現在のライフルグレネードや擲弾銃には専用の弾が使われ、「グレネード弾」や「擲弾」と呼ばれる。
擲弾

擲弾は、弾体に投射のための発射薬を加えて一体とし、銃弾砲弾のように薬莢に収めたものである。高低圧理論によって発射薬の圧力を徐々に解放することで発射筒を簡易に済まし、反動も小さくしている。

着弾時の衝撃によって起爆する着発信管や、発射後一定時間で起爆する時限信管建物の薄い壁を貫通後に室内で爆発する遅延信管などを備え、用途により使い分けられる。発射時の衝撃で手元で爆発しないように安全装置があり[注 2]、最低有効射程がある[3]
弾頭

対人榴弾

多目的榴弾

散弾:多数の金属粒を飛散させる

フレシェット弾:小さな金属ののようなものを多数飛散させる

焼夷弾

発煙弾

催涙弾

ゴム弾

スポンジ弾

照明弾

口径

以下、グレネード弾の代表的な口径を紹介する。
40x46mm
西側歩兵携帯用(単発式・回転弾倉式・アドオン式)グレネードランチャーで一般的な口径。


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