はりまや橋停留場
桟橋線の乗り場
はりまやばし
Harimayabashi
所在地高知県高知市はりまや町一丁目、南はりまや町一丁目.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯33度33分34.68秒 東経133度32分32.63秒 / 北緯33.5596333度 東経133.5423972度 / 33.5596333; 133.5423972
はりまや橋停留場(はりまやばしていりゅうじょう)は、高知県高知市はりまや町一丁目および南はりまや町一丁目にあるとさでん交通の停留場。
後免線・伊野線・桟橋線・駅前線の4路線が乗り入れ、東西の路線(後免線・伊野線)と南北の路線(桟橋線・駅前線)がはりまや交差点上で平面交差する要衝である。
各路線で乗り換え指定停留場とされており、現金支払いで乗り換えの場合は運転士から運賃と引き換えに乗換券を受け取る。ICカードの場合は自動的に乗り換え扱いとなる。 まず通じたのは東西の路線で、とさでん交通の前身土佐電気鉄道により堀詰停留場から下知停留場(現・宝永町停留場)までの区間が開通したのに合わせて当停留場が開設された[1]。なお、桟橋線についてはこの時点で既に開通していた(当時は潮江線)ものの、当時接続していたのは隣の堀詰停留場だった[2]。それから当地に南北の路線が通じるようになったのは1928年(昭和3年)で、まず2月に江ノ口線(現・駅前線)が、次いで8月に桟橋線のはりまや橋 - 潮江橋北詰(廃止済)間が開通した[1]。これに伴い堀詰停留場で分岐して潮江橋北詰停留場までを結んでいた旧線は廃止[3]、堀詰停留場に代わって当停留場が各線の接続点となった[2]。 停留場名については「播磨屋橋」と漢字表記されることもある[4]。当初は漢字表記で、1954年(昭和29年)以前に平仮名交じりの表記になったともされるが、正式に改称を経たものであるかは不明[5]。 はりまや橋停留場は併用軌道上に設けられ、はりまや交差点の上に軌道が敷かれる。交差点から東に後免線、西に伊野線、南に桟橋線、北に駅前線の複線軌道が通じ、東西方向と南北方向の路線は平面交差する(ダイヤモンドクロッシング)[10][11]。互いの路線は単線の連絡線で結ばれ、各方向とも平面交差の手前から左折により転線が可能[4][10]。このうち交差点の北、駅前線方面からは左折して東行きの後免線に転線できるだけでなく、右折して西行きの伊野線にも転線できるよう連絡線が敷かれている[4][10](かつては全方向に右折軌道が敷かれていたが、1951年までに撤去[1])。転線した先には各方向とも渡り線が設けられる[4][10]。 ホームは交差点の西側と南側にそれぞれ2面ずつ設けられ、いずれも2本の線路を挟んで向かい合わせに配される(相対式ホーム)[10]。交差点西側にあるのが後免線・伊野線の乗り場で、線路の北側が後免線後免町方面行きの1番乗り場、南が伊野線伊野方面行きの2番乗り場[10]。
歴史
年表
1908年(明治41年)10月31日:土佐電気鉄道(初代)堀詰 - 下知間開通に伴い、現在の後免線および伊野線の停留場が開業[1][5]。当初は交差点を挟んで伊野方面行きの乗り場が東側、後免線方面行きの乗り場が西側にあった。
1928年(昭和3年)
2月16日:江ノ口線(現・駅前線)が開通[1]。
8月10日:桟橋線当停留場 - 潮江橋北詰間開通に伴い、桟橋線の停留場が開業[1]。
1941年(昭和16年)7月12日:会社合併により土佐交通の路線となる。
1948年(昭和23年)6月3日:会社合併により土佐電気鉄道(2代目)の路線となる。
1951年(昭和26年)9月8日:交差点の改良により、この日までに交差点内全方向の右折軌道を撤去[1]。
1963年(昭和38年)11月27日:桟橋線下り側の停留場を南へ移設。
2005年(平成17年)4月1日:駅前線から伊野線への右折軌道を新設、伊野線方面行きの乗り場を交差点の西側に移設[1][6]。
2014年(平成26年)10月1日:土佐電気鉄道が高知県交通・土佐電ドリームサービスと経営統合し、とさでん交通が発足[7]。とさでん交通の停留場となる。
2018年(平成30年):ダイヤモンドクロッシング(後述)を観光客向けに宣伝する看板設置費用を募るクラウドファンディングを実施。目標額(60万円)の2倍以上が集まる[8][9]。
構造はりまや交差点