撃鉄
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「撃鉄」はこの項目へ転送されています。日本のロックバンドについては「撃鉄 (バンド)」をご覧ください。
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信頼性について検証が求められています。確認のための情報源が必要です。(2022年4月)


独自研究が含まれているおそれがあります。(2020年5月)


銃の部品(じゅうのぶひん)では、の部品と各部の名称について解説する。

> 銃の各部 > 銃の部品
アサルトライフル

上図はアメリカ軍で使用されていたアサルトライフルM16の初期モデル「A1」。一般例として例示する。設計者やメーカー、軍などにより設計思想が異なるため、その点に留意が必要である。なお解説文中、「右手」「左手」とある箇所は、左利きの場合は適宜逆に読み替える必要がある。なお、単発式小銃自動小銃サブマシンガンなども多くはアサルトライフルと類似した部品構成である。
(1) 「後部照準調整つまみ」
弾道はゆるやかな弧を描くため、射程距離に応じて後部照準を上げ下げするためのつまみ。古い銃や簡素な銃には付いていないものも多い。AK-47など(以下、AK系)では、丸い部品をスライドさせることにより照尺の照準角度を変えるという、ボルトアクションライフル以来の簡素な機構になっている。
(2)の右側の、銃口側の長い部品「ハンドガード(被筒)」
フォアハンド、フォアグリップ、先台、木被とも。構える際、通常左手で保持するための部品。射手の手を銃身の熱から保護する働きもある。図の銃では複合樹脂製であるが、銃によっては木製のものもある。また、この部品の下部に(あるいは取り外したり専用のものに付け替えたりなどして)グリップを付けたり、グレネードランチャーを取り付ける場合もある。なお、この部分に垂直に取り付けられたグリップをバーティカル・フォアグリップと呼ぶことがある。狭義で「フォアグリップ」という場合、バーティカル・フォアグリップを指すことが多い。
(3) 「消炎器(フラッシュハイダー)」
詳細は「フラッシュハイダー」を参照発射の際に銃口から噴き出る発射炎が、射手の視界を遮らないように、多方向(2, 4, 6, 8方向が多い)に発射炎を拡散させる。また、形状の違いでマズルブレーキ(制退器)としても作用するものもある。
(4) 「排莢口または排莢孔(エジェクション・ポート)」
空薬莢を排出する箇所。図では防塵蓋(ダストカバー)が閉まった状態になっている。機構によっては、防塵蓋のないものがある。これを開くと遊底(ボルト)が見え、コッキングレバーを引いて遊底をスライドさせると薬室(チャンバー)や、銃によっては排莢子(エキストラクター)が見える。ブルパップ方式のアサルトライフルでは、左利きの銃手の頬の位置に排莢口があたるため、排莢方向を逆にすることができる機能を備えているものが多い。
(5) 「弾倉(マガジン)」
詳細は「弾倉」を参照弾薬を装填する。図のものは湾曲箱形で、5.56mm NATO弾を30発装填できる。通常は送り板(マガジンフォロア)を底部のバネが押し上げる構造になっている。他に、ドラム型マガジンなどの多弾数マガジンがある。また、機関銃にはベルト給弾式のものが多い。実戦部隊では、ビニールテープなどで二つ以上の弾倉を連結し、最初の弾倉が空になった際すぐに交換できるようにしている工夫が見られる。また、特殊部隊では弾倉が空にならないうちに次の弾倉に交換する、いわゆるタクティカルリロードを行うことが多い。一部の小銃(例:SIG SG550)で見かけられる透明な強化プラスチック製弾倉は、残弾数が外見から確認できるようになっており、中には連結用のツメを備え、弾倉を横方向に容易に連結可能な物も存在する。
(6) 「マガジンリリースボタン(弾倉取り出しボタン)」
弾倉を交換する際、取り出しのためにここを押す。図の銃ではボタン式であるが、AK系やFN FALではレバー式になっている。
(7)の下部 「ピストルグリップ(銃把、握把)」
右手で握り、引き金を人差し指で引く。図の銃では滑り止めのために刻み加工(チェッカリング)が施してある。旧式の銃では木製、近年の銃では複合樹脂。M14のようなバトルライフルや、M24狙撃銃のようなボルトアクションライフルではグリップがなく、握る箇所が窪みになっているものもある。この場合は単にグリップと言う。日本語では同じく銃把(じゅうは)と呼ぶ。
(8) 「ボルトフォワードアシスト」
この部品はM16A1以降における、同シリーズの大きな特徴である。ゴミなどの原因により遊底(ボルト)がきちんと前進閉鎖しなかった場合は引き金を引くことができないが、他の銃ではボルトとコッキングレバーが一体なので、レバーを押し込むことでボルトを強制閉鎖できる。M16系統ではボルトとコッキングレバーが別で引くことしか出来ないため、この部品でボルトを強制的に押し込む(初期モデルのM16にはこの機構は存在せず、ベトナム戦争期において閉鎖不良が多発したことにより追加された)。
(9) 「銃床(ストック)」
詳細は「銃床」を参照肩に当て、照準を安定させるための部品。銃により材質が異なる(複合樹脂、木材、金属など)。また、特殊部隊空挺部隊用、戦車航空機ヘリコプター乗員の自衛用火器は、収納の際や射撃しない際にコンパクトにするために、折曲式・折畳式・伸縮式となっているものも多い。
(10) 「コッキングレバー(棹桿、槓桿)」
ボルトを後退させ、銃内部のハンマー(撃鉄)を起こし(コッキング)弾丸を薬室に送り込む動作を行う際に引く。また不発やジャム(動作不良)の時に強制排莢して次弾を送り込む際に使うこともある。図の銃では射撃中に顔の方に後退しないよう、留め金(ラッチ)が付いている。また、位置も機関部側部(AK-47系やHK MP5系など)、機関部上部(64式7.62mm小銃HK G36系など)のように、設計により位置や動作は異なる。ボルトアクションの場合には「ボルトハンドル」とも呼ばれる。
(11)「照星(フロントサイト)」
銃身の上に付けられた照準器。単に棒状の部品が付いている簡素なものや、上下左右の調整が可能なものがある。多くの場合、破損を予防するためのガードが付属する。また図の銃では、作動用の火薬ガスを銃身から取り出す部品(ガスポート)を兼ねている。
(11-1)「規制子(可変式ガスポート)」
ガス圧作動方式の自動銃のうち、ショート及びロングストロークのガスピストン方式のものに見られる部品。銃身からガスピストンに導く発射ガスの量(又は余剰のガス圧力をガスピストンへ到達する前に外部に放出する量)を手動または自動調整する部品で、複数の大きさの異なる穴が設けられた円筒状の部品を回転させる事でポート径を切り換える方式(64式小銃、九六式軽機関銃など)や、単一の穴の遮蔽量を増減する事でポート径を変化させる方式(FN FALなど)、銃身に設けられた複数のガスポートの使用数を増減する方式(新SKB・M1900自動散弾銃など)、ガスピストンにガスポート閉鎖の機能性も持たせる事でガス圧に応じた機構作動速度の自動調整を行う方式(フジ スーパーオートなど)の様々な方式が存在する。手動式の場合、用途により(空包を用いてライフルグレネードを発射する場合や狭窄弾を用いた教習射撃を行う場合、ガスが放出される方向を銃口のみに集中する事でサプレッサーの消音効果を高めたい場合など)ガスポートを完全閉鎖してガスピストンの作動を止める事も可能である。(ただし、L1A1のようにガスの外部放出量を調整する構造の場合、完全なポート閉鎖は行えない)。このような機構を設ける理由は、散弾銃など発射圧力の異なる複数種類の弾薬を使い分ける必要がある場合や、機関銃など連続して多量の弾丸を発射する場合に未燃焼ガスによりガスポートが汚れてくる事による作動不良を予防する目的、機関部作動速度の増減による連射速度の可変などの目的があるが、ガスピストンへのガスの流入量の調整を誤るとガス圧不足による作動不良(回転不良とも)や、ガス圧過大による機関部への負担増大などを引き起こす場合がある。撃針や安全装置の構造によってはガス圧過大の際に遊底閉鎖時の撃針の慣性前進速度も増大する為、完全閉鎖と同時に薬室の実包が発火する閉鎖暴発を引き起こすリスクも増す。特に機関銃の場合には引金の操作に依らない連続した閉鎖暴発が起きる可能性(連射の停止が出来なくなる状況)もある為、規制子の管理には細心の注意が払われる。なお、M16などのガスピストンを持たないリュングマン方式(ガス直噴方式)や、ガスピストン方式のうちSKSカービンなどのように、ほぼ統一された薬量の弾薬しか使用しない前提のものの場合、規制子を持たないものもある。
(12) 「照門(リアサイト)」
前部照準器と同じ水準にある。単に板状の部品を曲げて穴を開けたり窪みを付けたりしただけの簡素なものから、上下左右に調整可能なものがある。
(12)の左側 「キャリングハンドル(提げ手)」
銃を持ち運ぶ際に取っ手として使用する。提げ手が別に付いている銃もある(FN FALやミニミ軽機関銃など)。この銃の場合は、後部照準の保護も兼ねており、またスコープを付ける際の基部ともなる。近年ではオプション取り付け用のレール「ピカティニー・レール」が取り付けられることが多い。
(13) 「安全装置(セイフティー)」
セレクターレバーともいう。安全=SAFE、単射=SEMI、連射=AUTO が標準的な組み合わせだが、3点バースト(1回引き金を引くと3発連続で発射するもの)を採り入れたものがある。特に興奮しすぎた新兵はすぐに連射で弾を撃ち尽くしてしまうため、M16A2、A4では連射を廃止して3点バーストにしている。


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