本来の表記は「摩?羅伽」です。この記事に付けられた題名は、技術的な制限により、記事名の制約から不正確なものとなっています。
摩?羅伽(まごらが、Skt:Mahoragaの音写、漢訳:大蟒、大腹胸行など)は、仏教を守護する護法善神の一尊[1]。天竜八部衆や二十八部衆に数えられる[1]。サンスクリット語名の「マホーラガ」は「偉大なる蛇」を意味する[2](「マハー」+「ウラガ」)。
もと古代インドの神であったが、後に仏教に取り入れられた。身体は人間であるが首は大蛇、または頭に蛇冠を戴いた人間の姿で描かれ[1]、龍種の一つとされる。八部衆の緊那羅と同じく音楽の神とされる[1]。ナーガがコブラを神格化したものであるのに対してこのマホーラガはニシキヘビの様なより一般的な蛇を神格化したものである[2]。
胎蔵界曼荼羅の外金剛部院北方に配せられている[1]。
出典^ a b c d e 錦織亮介 『天部の仏像事典』 東京美術、1983年
^ a b 久保田悠羅とF.E.A.R. 『密教曼荼羅』 新紀元社、2000年
関連項目
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