探偵ガリレオ
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探偵ガリレオ
著者東野圭吾
発行日1998年5月30日
発行元文藝春秋
ジャンルミステリ推理小説
日本
言語日本語
形態上製カバー装
ページ数296
次作予知夢
公式サイトbooks.bunshun.jp
コード.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 4-16-317720-5
ISBN 4-16-711007-5文庫本

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『探偵ガリレオ』(たんていガリレオ)は、東野圭吾推理小説である。ガリレオシリーズ第1弾である短編小説集で、1998年5月に刊行された。テレビドラマ『ガリレオ』の原作。

作者の東野圭吾によれば自身は理系であり、「自分が好きなようにマニアックな作品を書いた」と語っている。

初出は「燃える」『オール読物』1996年11月号、「転写る」1997年3月号、「壊死る」1997年6月号、「爆ぜる」1997年10月号、「離脱る」1998年3月号。

主要人物、捜査一課の人物はガリレオシリーズ#登場人物を参照。ここでは原作のあらすじとその登場人物を記載する。
あらすじ
第一章・燃える(もえる)

「花屋通り」と呼ばれる人通りの少ない通りで局所的な火災が発生し、そこにたむろしていた若者たちの一人が焼死した。焼け跡から変形したポリタンクが見つかったこと、また、周辺にガソリンの臭いが充満していたことから、何らかの弾みでポリタンクに火がついたとして捜査が始まるが、同じ現場に居合わせて怪我を負った若者たちが、被害者の後頭部から突然火が上がったと証言するなど、火災が発生した原因については手がかりがつかめない。

マスコミの唱えだしたプラズマ説を検証するため、草薙は大学時代の友人、湯川の元を訪ねる。現場を再び訪れると、一人の少女に出会う。その子は事件当日、「赤い糸が見えて、それを探していた」と話していた。その言葉に興味を持った湯川は、ある工場に目をつける。

前島一之…町工場・時田製作所に勤める従業員。口が聞けない(
唖者)。読書と音楽を好む。

金森龍男…前島の親友で、同じアパートに住んでいる。大声で騒いだり、ゴミを散らかすなど評判が悪い少年連中のことを憎んでいる。

山下良介…事件の被害者。

向井和彦…山下同様、現場で騒いでいた少年。事件発生時、煙草を吸っていたが、自分が火を点けていない事を主張している。

第二章・転写る(うつる)

草薙は中学生の姪の文化祭に出席するが、そこで奇妙なものを見た。「変なもの博物館」と称された陳列品の中に石膏で固めたデスマスクがあり、草薙は胸騒ぎを覚える。そして、血相を変えてこのマスクを見る女性がいた。聞くと、この夏に行方不明になった女性の兄に酷似しているというのだ。デスマスクを作ったのは、この学校に通う生徒。二人は偶然、自然公園にある池でアルミ製のマスクを拾い、デスマスクを作ることを思いついたのであった。

そしてほどなく、この池からマスクの顔の主である男性の他殺体が発見された。しかし、なぜ現場にマスクがあったのか、どのように生成されたのかは手がかりがつかめなかった。そこで草薙は人体発火事件を解明した友人の物理学者・湯川を訪ねる。湯川は実際に池を訪れ、ある自然現象によってマスクが作られたと考える。一方、事件の方は、容疑者らしい人物をリストアップするも、その人物には被害者が失踪した日に海外へ旅行に出かけているというアリバイがあった。

柿本進一…事件の被害者。
歯科医

柿本昌代…進一の妻。

柿本良子…進一の実妹。保険会社に勤めている。

小野田宏美…良子の学生時代からの友人で、中学の音楽教師。デスマスクが進一の顔をしていることにいち早く気づいた。

山辺昭彦、藤本孝夫…中学校の生徒。マスクを池で見つけ、デスマスクを作った当人。「鯉が釣れる」と友人にかつがれ、この池で釣りをしていた。

笹岡寛久…パソコンの棚卸をしている事務所で働く。被害者に競走馬の共同購入の話を持ちかけていた。

第三章・壊死る(くさる)

スーパーマーケットの経営者が浴槽に浸かったまま死亡しているのが、その息子によって発見された。死体の胸には奇妙な痣が出来ていたが、解剖した結果、痣になっている部分は細胞が完全に壊死していた。死亡した人物からは薬物は検出されず、また、感電死してできる痣でもないことから、死因を特定できず、捜査一課も手が出せなかった。手がかりをつかめないまま草薙は湯川を訪ね、この人物が行きつけにしていたクラブに足を運び、贔屓にしていたというホステスに目をつける。

このホステスの女は、亡くなった人物に多額の借金を肩代わりする見返りに同居を迫られていた。この状況を避けたいと考えていた彼女は、同僚の男に冗談で殺人の依頼を持ちかける。最初は困惑してその場を去った彼であったが、その後電話で「絶対に病死にしか見えず、仮に他殺だと分かってもその手段が分からない。


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