拓北駅
北口駅舎(2018年10月)
たくほく
Takuhoku
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所在地札幌市北区拓北6条3丁目9番1号.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯43度9分20.15秒 東経141度22分52.2秒 / 北緯43.1555972度 東経141.381167度 / 43.1555972; 141.381167
拓北駅(たくほくえき)は、北海道札幌市北区拓北6条3丁目にある、北海道旅客鉄道(JR北海道)札沼線(学園都市線)の駅である。駅番号はG09。電報略号はタク。
歴史1976年の単線時代の東篠路駅と周囲約500m範囲。左が札幌方面。駅舎は現在のものが当初から建てられており、自由通路の歩道橋が構内右側に設置されている。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
駅周辺は、泥炭地が多い篠路の中でも農業開発が難しかった地域である。しかし、北海道勤労者住宅生活協同組合(住宅生協)が1963年から沿線に「ひまわり団地」を造成したことで、一気に宅地化が進展し500戸近くが居住することとなった[2]。
しかし、団地から札幌都心へ向かうにはバスを使うか、既設の篠路駅までの徒歩を余儀なくされており、この生協が団地のための新駅設置一切の費用を負担する意思を示していたことなどから1966年(昭和41年)に札幌市議会議長名で運輸大臣・国鉄総裁宛てに設置の請願が行われ[2]、1年後の1967年(昭和42年)に当駅(当初の名称は東篠路駅)が設置された。
年表
1967年(昭和42年)12月15日:日本国有鉄道(国鉄)札沼線の東篠路駅(ひがししのろえき)として開業[3][新聞 1]。旅客のみ取扱う業務委託駅で、当初は単式ホーム1面1線だった。
1984年(昭和59年)4月1日:同日付で桑園駅駅長の管理下に置かれる[4]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、JR北海道の駅となる[5]。
1991年(平成3年)3月16日:札沼線に「学園都市線」の愛称を設定[報道 1][報道 2][6]。
1995年(平成7年)3月16日:拓北駅(たくほくえき)に改称[3][5]。駅構内の複線化に伴い、上り線および1番ホームが増設され2面2線になり、跨線橋も設置されるが、複線化完了までの間は2番ホームの使用は停止された。駅舎改装。
1997年(平成9年)3月22日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む篠路駅 - あいの里教育大駅間が複線化[報道 2][6]。当駅から北側は上り線を増設。
1998年(平成10年)12月31日:自動改札機を設置し、供用開始[7]。
2000年(平成12年):札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 石狩月形駅間に自動進路制御装置 (PRC) を導入[8]。
2006年(平成18年)1月:自動列車案内装置導入。方向別の案内用液晶ディスプレイを設置。
2007年(平成19年)10月1日:駅番号設定(G09)[報道 3]。
2008年(平成20年)10月25日:ICカード「Kitaca」使用開始[報道 4]。
2012年(平成24年)6月1日:札沼線(学園都市線)のうち、当駅を含む桑園駅 - 北海道医療大学駅間が電化(交流20,000V・50Hz)[報道 5][報道 6]。
2017年(平成29年)
3月15日:南口駅舎が移転。
3月30日:エレベーターを設置。
南口駅舎(移転前)
(2012年10月)
旧改札口(南口駅舎移転前)
(2017年3月)
駅名の由来「拓北」も参照
もともと篠路駅の東に新設したことから「東篠路」と命名されたが[3]、「住民の要望により[3]」以前から字名として用いられていた「拓北」に改めた。 桑園駅管理の業務委託駅(北海道ジェイ・アール・サービスネットが受託)で、北口にはみどりの窓口、自動券売機、話せる券売機[1]、自動改札機(Kitaca、磁気券ともに対応)が設置されている。南口は無人であり、簡易自動券売機、簡易自動改札機(Kitaca、磁気券ともに対応)が設置されている。
駅構造