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やノートページでの議論にご協力ください。『抱きしめたい』(だきしめたい)は、島田律子の『私はもう逃げない?自閉症の弟からおしえられたこと』を原作としてNHKで放送された日本のテレビドラマである(74分)。2002年10月12日にNHKデジタルハイビジョン、10月26日にNHK総合テレビジョンで放送された。 平成14年度文化庁芸術祭テレビ部門優秀賞を受賞した。2003年、モンテカルロ・テレビ祭でフィクション番組テレビ映画部門特別賞を受賞した。 埼玉県にある施設NHKアーカイブスに映像が所蔵されており、全国各地に設置されているNHK番組公開ライブラリーで視聴することができる。 未来子は、恋人・祐治にプロポーズされ戸惑う。未来子には祐治に言えずにいることがあった。5つ違いの弟・道朗は自閉症なのだ。話しかけても会話が続かず目も合わせない。ときにはパニックも起こす。祐治と結婚したいが弟のことを言うのが怖い…。思い悩んだ未来子は父・一朗、母・朋子、そして道朗を16年ぶりの家族旅行に連れ出す。行き先は弟が大好きな石原裕次郎の記念館がある小樽。そこに事情を知らない祐治を呼び出し家族と合わせてしまえば、自分で弟の事を告白せざるを得なくなる。家族旅行と恋人への告白は成功するのか。
概要
あらすじ
キャスト
沢田未来子
演 - 和久井映見[1]明るく面倒見のいい性格だが、幼いころ祖母に「道朗みたいな弟がいたら結婚できない」と言われたことがトラウマになっており自閉症の弟がいることを恋人や周囲に言えずにいる。弟とその世話に明け暮れる両親とは微妙な距離感を拭えずに育ち、何年か前に突然家を出た。祐治に求婚され、いよいよ弟のことを告げねばならなくなる。
沢田道朗
演 - 加瀬亮未来子の弟。大人しい性格だが、自閉症のため社会性が乏しく言葉が少ない。16歳から専門施設に入所。状況に応じた判断や対処が難しいため毎日生活スケジュールを立てて暮らしている。混乱したりストレスがたまるとパニックを起こし、自分の顔を叩いてしまう。トンネルが大の苦手。好きなものは石原裕次郎・ジュース・車・地図・カレンダー。
山下祐治
演 - 西島秀俊未来子の恋人。コンピューター会社のプログラマをしている。未来子いわく「合コンで私がみんなのこと盛り上げようとしてカラ元気出してるの見破った人」。未来子との交際は長く、真剣に考えてプロポーズするが道朗の存在を知らされていなかった。旅先からの電話で突然未来子に「弟が自閉症だ」と告げられ、戸惑ってしまうが......。
久保田あや子
演 - 三崎千恵子
沢田一朗
演 - 竜雷太未来子の父。定年間近の銀行マン。「仕事仕事で、うちのことお母さんに任せっぱなし」だったが夫婦で他の自閉症児を持つ親たちと施設を作るなど、道朗の将来を真剣に考えている。現在、道朗をより自立生活に近いグループホームに移すかどうかで妻と論争中。未来子とは微妙な距離があるが、母娘の調停役となることが多い。口癖は「大丈夫」。
沢田朋子
演 - いしだあゆみ未来子の母。圧倒的なバイタリティで道朗を育ててきたが一方で未来子のことは余り構ってやれず、最近は自然と疎遠になっていた。道朗のために「入れておく幼稚園が見つからなくて足を棒にして探し回ったり」「数え切れないくらい色んなことがあった」。人一倍苦労してきたため、道朗のグループホーム行きには不安を覚え、反対している。
スタッフ
脚本 - 吉田紀子
原作 - 島田律子「私はもう逃げない?自閉症の弟からおしえられたこと」
音楽 - 城之内ミサ
制作統括 - 阿部康彦、木田幸紀
演出 - 勝田夏子
医事監修 - 佐々木正美(川崎医療福祉大学特任教授)
医事指導 - 藤村出(NPO法人SUN理事長)
脚注[脚注の使い方]^ 和久井映見 - NHK人物録
外部リンク
公式サイト
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