抗好中球細胞質抗体
[Wikipedia|▼Menu]

抗好中球細胞質抗体(こうこうちゅうきゅうさいぼうしつこうたい、anti-neutrophil cytoplasmic antibody; ANCA)とは、好中球に対する自己抗体

顕微鏡的多発血管炎(MPA)、多発血管炎性肉芽腫症好酸球性多発血管炎性肉芽腫症(EGPA)などで陽性になる。

cytoplasmic ANCA(C-ANCA, proteinase 3= PR3-ANCA) : Wegener肉芽腫症で多く認められる

myeloperoxidase ANCA(MPO-ANCA,P-ANCA) : MPA,AGAで多く認められる

がしばしば用いられる。

上記の3疾患はANCA関連血管炎と呼ばれ、治療には糖質コルチコイドに加え免疫抑制剤がしばしば用いられる。リツキシマブは重症ANCA関連血管炎の寛解導入においてシクロホスファミドと有効性は同様であった[1]
脚注・出典^ Rituximab versus Cyclophosphamide for ANCA-Associated VasculitisN Engl J Med 363: 221-232, 2010

参考文献

小林茂人「 ⇒
血管炎症候群」『家庭の医学』、gooヘルスケア

難病情報センター

この項目は、医学に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めていますプロジェクト:医学Portal:医学と医療)。


更新日時:2015年12月18日(金)15:50
取得日時:2018/07/30 11:00


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:3063 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef