戸田競艇場
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

ボート競技コースである「戸田漕艇場」とは異なります。

戸田競艇場
水面(2007年7月)

施設
所在地埼玉県戸田市戸田公園8-22[1][2]
座標.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度48分10.9秒 東経139度39分30.7秒 / 北緯35.803028度 東経139.658528度 / 35.803028; 139.658528座標: 北緯35度48分10.9秒 東経139度39分30.7秒 / 北緯35.803028度 東経139.658528度 / 35.803028; 139.658528
開場1954年昭和29年)10月14日
所有者戸田ボートレース企業団
施行者戸田ボートレース企業団・
埼玉県都市ボートレース企業団
コース
水面戸田漕艇場(プール[1][2]
水質淡水[1][2]
モーターヤマト331型・出力低減モーター
外向発売所
外向発売所WINWINパーク戸田
場外発売場
場外発売場ボートレースチケットショップ旭川(北海道旭川市)
ボートピア岡部(埼玉県深谷市)
ボートピア栗橋(埼玉県久喜市)
ミニボートピア双葉(山梨県甲斐市)
ミニボートピア阿賀野(新潟県阿賀野市)
ミニボートピア新潟(新潟県新潟市中央区)
実況
担当二宮淳一・白石裕太
所属 ⇒オフィス・ケイ・ステーション
テンプレートを表示

戸田競艇場(とだきょうていじょう)は、埼玉県戸田市戸田公園にある競艇場である[1][2]。通称は、戸田競艇、戸田ボート(2009年まで)、BOAT RACE戸田(ボートレースとだ)。
概要戸田競艇場周辺の空中写真。2019年9月10日撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。

戸田公園内のボート競技コース・戸田漕艇場の西端にあり、漕艇場を含めた水面は1940年東京オリンピックのために整備されたものである。後に1964年昭和39年)の東京オリンピックでボート競技の競技会場となったため1962年(昭和37年)から開催が休止され、一時は当時の公営競技を取り巻く状況から再開が危ぶまれたが、1965年(昭和40年)より再び開催されている[3]

施行者は地元の戸田市等を含む戸田ボートレース企業団と、県庁所在地のさいたま市等を含む埼玉県都市ボートレース企業団である。

マスコットキャラクターは「ウインビー」と恋人の「ウインク」[4]。「勝利(WIN)を呼ぶビーバー」という意味で「ウインビー」と名付けられた(ウインクの名前は一般公募で決定)。

実況はオフィス・ケイ・ステーションの二宮淳一および白石裕太が担当している。以前は北嶋興堂前英男吉原完が担当していた。

テレビ埼玉では、埼玉県内の公営競技のダイジェスト番組「BACHプラザ」が毎日放送され、戸田競艇開催時(前検日から最終日まで)は全レースの結果と最終2-3レースの出走表が放映されている。2016年平成28年)度より番組内から全ての競艇枠が無くなったが、2018年4月より再び戸田競艇の情報が放映されるようになった。

2008年(平成20年)以降、8月下旬の週末に行われる戸田ふるさと祭りの会場として使用されている。選手会埼玉支部も参加し、ペアボート試乗会やチャリティーオークションなどを行う。
施設の特徴

ガラス張りの大きなスタンドを有し、場内には吉野家をはじめとしたフードコートやゲームセンター、床屋等の施設もある[4]。大きなイベントホールがあり、レース開催時には頻繁に歌謡ショーやアイドルイベントが開催され、SGGI等では選手紹介や優勝戦出場選手インタビュー、優勝者表彰式がある。また、1A投票所前にミニステージ「Riva」が設置されており、選手のトークショーや、優勝戦出場選手インタビュー、優勝者インタビューを行なっているほか、平時はYouTubeの予想トーク番組「WINWIN LIVE 戸田」が放映されている。1階メディアギャラリーでは、JLCのグッズ販売および戸田競艇場のファンクラブ『TODACLUB』事務局、シルバーカードの発行を行っている。

展示時およびレース時には、現在走っている艇のエンジン音を館内にも流すため、館内でも臨場感のある観戦が楽しめる。特別観覧席は、500円、1000円、2000円の3種類の席があり、いずれもフリードリンク。

開放型の旧館スタンドも残されているが、2005年(平成17年)の耐震改修工事により、4階、5階部分が撤去された。

かつては対岸に大型映像装置2面と3連単一括表示のオッズ盤が設置されていたが、2024年(令和6年)3月にオッズ盤部分は2画面表示の大型映像装置に改修され、それに伴い既設の大型映像装置2面が3連単オッズ専用となった。レース中継では最終周回のバックストレッチで先頭艇・2位航走艇・3位航走艇が字幕つきのアップで映し出される。

スタンドから見てちょうど対岸の位置にTBSラジオの戸田送信所[† 1]があり、中波送信用のアンテナ鉄塔が立つ。このため場内のテレビは強力な電波干渉による画像異常を防止する必要があり、電磁シールドを強化した収納箱に収められ、その影響で場内テレビの画面はやや暗く見える。

場内では、周回展示・発売締切5分前・3分前・1分前と発売開始・締切のBGMは独自のオルゴール調のものを使用している。払戻金のチャイムもメロディとなっている。締切1分前のBGMはJLCの戸田単独中継時の場外締切3分前のBGMとしても使われる。

観客席

水面

発走ピット

電光掲示板
後ろに見える鉄塔はTBSラジオの送信アンテナ

舟券の発売・払戻

埼玉県深谷市ボートピア岡部久喜市ボートピア栗橋山梨県甲斐市ミニボートピア双葉新潟県阿賀野市ミニボートピア阿賀野新潟市中央区のミニボートピア新潟、北海道旭川市ボートレースチケットショップ旭川で全競走の舟券を購入することが可能である。

ナイター競走の場外発売は2010年より、オーシャンカップの3日目以降に限り行っていた(2日目までと2010年の全日本選手権は本場併用の前売発売)が、2012年のモーターボート記念で初めて全日程ナイター発売を行った(女子王座決定戦は3日目以降で本場併用の前売発売)。

2011年(平成23年)2月より、関東5競艇場とボートピア岡部・栗橋・横浜・平和島との間で相互払戻を開始。現在は全国総合払戻に参加。

2017年(平成29年)2月11日より、レース場東観覧棟内に外向場外発売所「WINWINパーク戸田」がオープン[5]。モーニングレースを含む最大8レース場96レースを発売する。ネーミングはファン公募で決まり、マスコットのウインビー、ウインクの頭文字である「WIN」と戸田公園内の施設であることから公園の英語である「PARK」からとったものである[5]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:47 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef