戸田漕艇場
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戸田競艇場」とは異なります。
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出典検索?: "戸田漕艇場" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2013年9月)
戸田漕艇場全景(2021年3月)

戸田漕艇場(とだそうていじょう)は、埼玉県戸田市戸田公園内にあるボート競技コースである。別名「戸田ボートコース」。ナショナルトレーニングセンターボート強化拠点施設に指定されている。

2014年度(平成26年度)の有料施設(漕艇場・会議室・宿泊所)の利用者数は8万0739人/年度、利用料収入は452万0450円/年度だった[1]

東西約2500mの水路の内、戸田公園大橋から西端までの500mは戸田競艇場(ボートレース戸田)としても利用されている。
歴史

1935年(昭和10年)、内務省荒川改修に伴う付帯工事として排水路の掘削を開始[2]1937年(昭和12年)、東京オリンピック(1940年)のボート競技会場に選ばれ、ボートコースおよび治水対策のために建設が進められた[3]。しかし、日中戦争支那事変)の激化を理由に同オリンピックの開催権を日本が返上したため、同オリンピックでの使用はなくなった[3]。ただし治水対策の面もあったため、建設工事は規模を縮小しながらも続けられ、1940年(昭和15年)に完成した[3]

オリンピックが中止となったため管理の担い手が宙に浮いた。財政面から埼玉県が管理者となることを拒否したため、一度は東京市が管理者となることが決まったが、1941年度より厚生省が管理費を計上、ボートコース周囲約三十万坪の敷地を含め国立綜合国民体育道場として開発することとなった[4]

1964年(昭和39年)開催の東京オリンピック(1964年)の会場となったため、拡幅工事や周辺整備をした[1]。隣接する道路にはオリンピック通りという名前がつけられている。
年表

1936年昭和11年)7月31日:第12回夏季オリンピックが1940年(昭和15年)に東京府東京市(現・東京都)で開催されることが決定。

1937年(昭和12年)

5月:埼玉県北足立郡戸田村にて「戸田オリンピック・コース」の起工式を挙行[5]

7月7日盧溝橋事件が勃発。後に支那事変日中戦争)、第二次世界大戦に発展。


1938年(昭和13年)7月15日東京オリンピック(第12回夏季五輪)の開催権の返上を正式に閣議で決定。

1940年(昭和15年)10月31日:「戸田オリンピック・コース」(幅70m)の竣工式を挙行[3][5]

1941年(昭和16年)6月1日:戸田村が町制を施行して戸田町となった。

1954年(昭和29年)10月14日:戸田漕艇場に戸田競艇場が開場。

1959年(昭和34年)5月26日:第18回夏季オリンピックが1964年(昭和39年)に東京都で開催されることが決定。

1962年(昭和37年)11月1日:東京オリンピック(第18回夏季五輪)のボート競技会場となったため、戸田競艇組合と埼玉県都市競艇組合の決定により戸田漕艇場での競艇の開催が中止された[6]

1963年(昭和38年):改修工事を実施(幅90mに拡幅[3])。

1964年(昭和39年)

10月11日 - 15日東京オリンピック(第18回夏季五輪)ボート競技会場として使用。

12月1日:埼玉県営の戸田公園として開設[1]


1965年(昭和40年)10月:競艇が再開。

1966年(昭和41年)10月1日:戸田町が市制施行して戸田市となった。

1988年(昭和63年):戸田公園大橋が完成。

2003年平成15年):管理棟改築工事

2009年(平成21年)6月2日:戸田ボートコースおよび戸田艇庫を、ナショナルトレーニングセンターボート強化拠点施設に文部科学省が指定[7]

施設

水はもともとコース西端の笹目川から引いたものであるが、そのための水門は1964年の東京オリンピック以後開いたことはない。したがって、現在は雨水と湧水でできている。水面の長さは、東のほうは新幹線や埼京線の高架の近くから、2.5kmに及ぶ長大なものである。西端から500mの地点に戸田公園大橋という歩行者用のつり橋がかかっており、その橋から西側については、競艇場としても利用されている。水面の東端には国立スポーツ科学センター戸田艇庫、埼玉県立戸田艇庫があり、東京大学東京工業大学筑波大学中央大学慶應義塾大学早稲田大学日本大学一橋大学東京経済大学学習院大学成蹊大学成城大学、東京外国語大学等の大学の艇庫や、三菱艇庫などの実業団チームの艇庫が並んでいる。
コース

戸田漕艇場は北側から1-6、回漕レーン(0レーンなどと呼ばれることもある)となっている。通常は1-3レーンが往路、4-6,回漕レーンが復路となり、内側のレーンを速い艇が、外側のレーンを遅い艇が進むことになっている。コース内でレースが行われている場合は回漕レーンが往路となり、1-6レーンが復路(レースコース)となる。以前(1999年頃まで)は回漕レーンの隣が1レーンであったが、現在は6レーンとなっている。回漕レーンが0レーンと呼ばれるのはこの頃の名残である。


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