戸梶 圭太(とかじ けいた、1968年 -)は、日本の小説家。東京都出身。学習院大学文学部心理学科卒業。
これまで他の作家が手をつけなかった下流(下層)社会、知能の低い大人、行き詰まった地方、場当たり犯罪、コミュニティーの崩壊など、病んだ日本を象徴するような題材を独特のユーモアセンスと映画的ヴァイオレンス描写で書き続ける。また、そういった社会派作品とは別に娯楽性の高い時代小説やSF小説も書く。本業のかたわらで音楽、映画、写真も大量に創作している。
1999年、『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。
著作
シリーズ作品
ご近所探偵TOMOEシリーズ詳細は「ご近所探偵TOMOE」を参照
ご近所探偵TOMOE〈episode1〉(2001年12月 幻冬舎文庫)
ご近所探偵TOMOE〈episode2〉(2002年2月 幻冬舎文庫)
ご近所探偵TOMOE〈episode3〉(2002年6月 幻冬舎文庫)
episode4 - 6は携帯小説(ケータイ livedoor)で掲載
ご近所探偵TOMOE1―ものスゲー女が飛んでいる!(2007年7月 ゴマブックス) - 「episode4」と同内容
鉤崎シリーズ
クールトラッシュ―裏切られた男(2004年9月 光文社 カッパ・ノベルス)
ビーストシェイク―畜生どもの夜(2005年1月 光文社 カッパ・ノベルス)
もっとも虚しい仕事―ブラッディースクランブル(2006年6月 光文社 カッパ・ノベルス)
シルクロード少年ユートシリーズ詳細は「シルクロード少年ユート」を参照
シルクロード少年ユート1 ありえない出会い(2006年9月 アスキー)
シルクロード少年ユート2 迫りくる時間警察(2007年5月 アスキー)
シルクロード少年ユート3 たとえ帰れなくても(2007年10月 アスキー)
星乃神警視正シリーズ
迷宮警視正(2012年1月 徳間文庫)
迷宮警視正 最後の秘境(2012年6月 徳間文庫)
星野巌シリーズ
おじいちゃんもう一度最期の戦い(2013年3月 オークラ出版 NMG文庫)
西東京市白光団地の最凶じいちゃん・イワオ (74)1(2015年4月 オークラ出版文庫) - 5エピソード収録。第1?3話は『おじいちゃんもう一度最期の戦い』と同内容
西東京市白光団地の最凶じいちゃん・イワオ (74)2(2015年6月 オークラ出版文庫) - エピソード6?10収録
西東京市白光団地の最凶じいちゃん・イワオ (74)3(2015年8月 オークラ出版文庫) - エピソード11?15収録
単発作品
闇の楽園(1999年1月 新潮社 / 2002年2月 新潮文庫)
溺れる魚(1999年6月 新潮社 / 2001年1月 新潮文庫)
レイミ―聖女再臨(2000年4月 祥伝社 ノン・ノベル)
【改題】Reimi―聖女再臨(2003年9月 祥伝社文庫)
ギャングスタードライブ(2000年5月 幻冬舎 / 2003年10月 幻冬舎文庫)
赤い雨(2000年10月 幻冬舎文庫)
the TWELVE FORCES?海と大地をてなずけた偉大なる俺たちの優雅な暮らしぶりに嫉妬しろ!?(2000年12月 角川書店)
なぎら☆ツイスター(2001年6月 角川書店)
【大幅改稿】なぎら☆ツイスター(2012年2月 文春文庫)- 2001年の単行本を大幅改稿した新版
湾岸リベンジャー