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出典検索?: "戦闘メカ ザブングルの登場人物" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年6月)
戦闘メカ ザブングルの登場人物(せんとうメカ ザブングルのとうじょうじんぶつ)では、テレビアニメ及びアニメーション映画『戦闘メカ ザブングル』に登場する架空の人物を列挙する。 アイアン・ギアー一行 / ソルト / イノセント側ブレーカー / グロッキー一家 / ビッグマン一家 / カラス一家 / その他シビリアン シビリアンは惑星ゾラでの人類再生計画において、もっとも新しい種族。好奇心旺盛で自ら行動範囲を拡大し、体質、知性ともに十分にイノセントの求める水準に達していると見なされている種族。イノセントからウォーカーマシン(WM)やランドシップ(LS)を与えられ、強すぎる闘争本能や知性を観察されていた。
シビリアン
アイアン・ギアー一行
ジロン・アモス
声 - 小滝進本作の主人公。鉄の爪(腕)と呼ばれたロックマンを父に持つ。両親を殺したティンプ・シャローンを見失い掟の3日以内に仇を討てなかったが、3日経った後もウォーカーマシンを盗んでまでティンプに復讐しようとした。ウォーカーマシンを盗んで手に入れる、ティンプへの仇討ちに関しては掟を無視するがザブングルは3日の掟で手に入れようとするなど、主人公の割にはお調子者で、仲間からもその点を批判されていた。しかし「肉親の敵討ちは理屈じゃない。復讐を終えた後はザブングルを返却する。その後はどんな人生でもかまわない」とも言っている。行動原理は最初はひたすらティンプへの復讐心であったが、エルチがイノセントに拉致された後はエルチを救い出そうという行動理念に変わっていった。目的のためならシビリアンにとって不可侵および絶対服従とされていたイノセントにも盾つくその行動力は、イノセント支配に不満を持つ者たちの旗印となり周囲を巻き込んでいき、いつしか反イノセント組織であるソルトの中心となる。ウォーカーマシンの操縦技術はなかなかのもので、ブルメらに教えたこともある。ただし教えられるのは基礎的なもので、実際の操縦や戦闘は力任せなものが多い。「女には優しくしなければならない」という父の教えを守っている。性格や顔立ちも相まってとても女性にはモテなさそうであるが、筋肉質な体格、型破りな性格や有り余る行動力などから女性からの人気はあった。愛銃はFN ブローニング・ハイパワー(カナディアンモデルにボーマーサイト装着)。砂トカゲの丸焼きが好物。ドマンジュウ(土饅頭、土を饅頭のように盛った墓)やメロン・アモスなどと揶揄される丸顔。自分がアニメの主人公だと自覚した発言を度々しており、必殺技の名前を叫んだ後「一度言ってみたかった」と言ったりもした。髪の毛は赤、目の色はダークブラウン。年齢は16歳、身長は170cm。
エルチ・カーゴ
声 - 横尾まりザブングルとアイアン・ギアーを所有する交易商人キャリング・カーゴの一人娘。交易ポイントで目にしたイノセントの文化的生活に憧れており、そのため文化の香りのする色男に目がない。しかし性格はおてんばで、自分を人質として拉致すべく襲ってきたサンドラット団を単身で手玉にとるなど戦闘力も高い。投げナイフが得意で、投げナイフをスカートのベルトに常備している。ジロンに興味を持ち、ジロンと関わりのあるサンドラット団ごと雇い入れる。物語序盤で父の死に遭遇した際、カーゴ一家の跡目を継がずに文化の普及を志望するが、周囲がそれを許さない状況が続き、成り行きでアイアン・ギアー艦長となる。やがてジロンに恋心を抱くようになり恋敵となったラグと火花を散らすが、中盤でイノセントにより拉致・洗脳されてジロンたちの敵となった。粗野な父へは反発していたが、LSエンペラー改級の名前を「優しくて強そうで頼もしくて頑固」として、無意識に父の名前であるキャリングと命名していた。ジロンらの活躍によりイノセントから奪還され、アーサー・ランクの身を挺した治療により最終決戦直前に洗脳を解かれ、正気を取り戻す。戦闘に再び参加するが、最終話でカシム・キングによるICBMの暴発の閃光及びザブングルのキャノピーの破片が目に直撃したことにより失明する。決戦終結後に失明や今までの言動の贖罪として荒野に独りザブングルを駆り飛び出すが、迎えに来たジロンの呼びかけに応え、仲間と共に生きていくことを決意する。彼女とジロンとを囲んで、みんなが走るシーンで本編は幕を閉じる。後の映画『ザブングル・グラフィティ』では、生きていたアーサーによって目の治癒の可能性が示唆される。銃はベレッタM84。年齢は16歳、身長は155cm。
ラグ・ウラロ
声 - 島津冴子少年少女の盗賊集団サンドラットのリーダー。姉御肌で負けん気が強く腕も立つ。ロックマンの一団への襲撃中に形勢不利気味だったところをジロンに助けられ、ジロンに興味を持つ。ウォーカー・マシンを手に入れたいとするジロンに手を貸し、カーゴ一家を襲う。父に反発するエルチの協力もあってザブングル強奪に成功するが、ティンプの策謀によるキャリングの死から、なし崩し的に形式上は雇われブレーカーとしてサンドラット団ごとカーゴ一家に身を寄せることになる。ジロンに急接近するエルチとしばしば対立し、恋敵として張り合った。中盤以降には敵となったエルチを追いかけ留守がちになったジロンに代わりアイアン・ギアーを指揮し、ザブングルに乗って戦う事が多かった。惚れっぽい性格とよく言われるが、これは普段は気を張っているためか、女扱いをされるとコロリとまいってしまうためである。いじけて家出ならぬ船出をし、敵としてアイアン・ギアーを攻撃した後、涙を流しながらのジロンの鉄拳制裁を甘んじて受けたことからも分かるように、根はジロンに一途な少女である。決戦終了後、ジロンがエルチを追いかけて行った事に涙していたが、エンディングでは陽気に振舞っていた。愛銃はH&K P7とランチャーマグと呼ばれる拳銃型グレネードランチャー。当時のLPイラストでは、未来でブルメと一緒に駈けている。年齢は16歳、身長は165cm。
チル
声 - TARAKOサンドラット団最年少の少女。熊のポシェットがトレードマーク。チームのムードメーカーでお荷物になることも度々あったが、8歳という年齢ながら大人顔負けの行動力と洞察力を見せて活躍した。物語後半には、ウォーカー・ギャリアの下半身であるギャリィ・ウィルの操縦席にチャイルドシートを装着して、パイロットとして搭乗する。墓石に刻まれた文字を読めるなど、誰から学んだのか高い知能を持つ。サブマシンガンのスコーピオンが愛銃。「?だわさ」が口癖である。ジロンからは恋愛対象として扱われず、信頼できる仲間としてしか見られていなかったが、チルはジロンに好意を寄せ常に慕っており、行動理念は常にジロンのためであった。 そんな一途な想いは成就されたようで、サウンドトラックのイラストでは、成長した姿でジロンに寄り添う様子が描かれた。
ブルメ
声 - 古川登志夫サンドラットの一員。皮肉屋だが年上のラグに惚れており頭が上がらない。射撃は得意だが、身長が低いため格闘は苦手。やや楽な道を選びたがる新人類タイプである。アイアン・ギアーに乗ってからは主砲手を務めることが多く、後半はザブングルに乗る時もあった。第32話でエルチを追い続けるジロンや、カタカムに夢中なラグに愛想を尽かしアイアン・ギアーを降りた時に偶然ビエル司政官を助けたことで、アイアン・ギアー一行がゾラの支配体制の全容を知るきっかけともなった。アイアン・ギアーを去った後、小型のランドシップと何人かの人員を集め、立派に独立していた。第36話でジロン達やビエルと共にHポイントに潜入した後、アイアン・ギアーへ戻る。物語当初でエルチを拉致しようと襲撃した時に、エルチの投げナイフでトレードマークのヘアバンドを切られたが、その後も縫い直してそのまま使っていた。愛銃はエンフィールドNo.2、ロケットランチャーも多用する。年齢は15歳、身長は142cm。
ダイク
声 - 山下啓介サンドラットの一員。気は優しくて力持ちを地で行く少年。体格が良く、降雪地帯でも毛皮を羽織るだけで上半身は常に裸。見た目の割りに器用で、ウォーカーマシンの操縦から砲撃手まで何でもこなす。典型的なサブキャラでありそれを本人も自認しているが、ジロンに真っ先に共感するなど、ゾラでは特異な方らしい。初対面の時に、骨折しているジロンの右腕を気遣って握手を左手に換えたように、他人に対する気遣いをどのような場面でも忘れない。ショットガンのハイスタンダードモデル10-Bを愛用。サウンドトラックに封入された物語の未来を描いたイラストではビリンに惚れている様子。
ファットマン・ビッグ
声 - 田中崇→銀河万丈(1982年11月12日付で改名)22歳の寡黙な筋肉質の男性。当初は一言も喋らず、エルチの付き人として画面の端でポーズをとるだけだった。言葉をほとんど話せない。悪徳ロックマンのもとで奴隷のように働かされていた(ゾラに奴隷制度は存在しない)が、16歳の時に当時10歳のエルチに買い取られ、不遇から助け出される。そのためエルチに対する忠誠と執着は誰よりも強く、洗脳されたエルチに花を見せて記憶を戻そうとしたり、洗脳が催眠術で解けるかもしれないと聞き及ぶや、正気を失って座り込む彼女に(効果のない)催眠術を涙ながらに何度も唱えたりするなどした。