戦女神2_?失われし記憶への鎮魂歌?
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戦女神2(いくさめがみ2) ?失われし記憶への鎮魂歌?ジャンルRPG
対応機種Windows 98/Me/2000/XP
発売元エウシュリー
発売日2002年10月25日
レイティング18禁
キャラクター名設定不可
エンディング数1(ゲームオーバー除く)
セーブファイル数99
メディアCD-ROM
画面サイズ800×600
BGMフォーマットCD-DA
キャラクターボイスあり
CGモードあり
音楽モードあり
回想モードあり
メッセージスキップ全文
オートモードあり
備考初回版・通常版共に販売終了
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『戦女神2 ?失われし記憶への鎮魂歌?』(いくさめがみ2 うしなわれしきおくへのちんこんか)は、エウシュリーから発売された18禁コンピュータRPG。戦女神の2作目であり、戦姫シリーズ(『戦女神』及び『幻燐の姫将軍』)の六番目のストーリー(戦姫 EPISODE-6)である。エウシュリーの公式発表では、時系列は『戦女神ZERO』→『幻燐の姫将軍』→『幻燐の姫将軍2 ?導かれし魂の系譜?』→『戦女神VERITA』→『戦女神』→『戦女神2』となっている。
ストーリー

戦女神での戦いでラティナ王女の件に一応の決着を付け、その街で身請けしたサリア・レイツェンを使徒に加えたセリカ。

それより半年後、セリカはベッドで鈴の音を聞いた後、レウィニア神権国の守護神「水の巫女」よりの呼び出しで迎えに来たレヴィアと共に王城へ向かう。そこで伝説の七魔神に関わる「封鎖地の調査」の依頼を受けた事で、神殺したる己自身の過去と向き合う戦いが始まる。
ゲームの進め方

前作と同様に、「行ける場所に行き、進まなくなったら寝る」を繰り返すことで次へ進むパターンを踏襲している。キャラと会話することで、愛情値が上がっていく。愛情値を上げれば、性儀式を行うことが出来るので、1周目は、とにかく選択できる項目は全部選択すると良い(同じ会話でも、愛情値は加算される)。

2周目以降は、マスコットキャラクター・エウシュリーちゃん達を登場させるか選択可能。
登場人物
セリカとその使徒
セリカ・シルフィル
主人公。「神殺し」と呼ばれ、一見その容姿は美しい女性の様に見えるが、れっきとした男性。しかし極度の疲弊に陥った場合には男性体の維持が出来なくなり、女神本来の女性体へと変化する。かつては嵐の神バリハルトに仕える敬虔な人間族の戦士だったが、古の女神「アストライア」の身体を得た事で神と同格の力を手にし、現神からは古神(=邪神)として、古神からは同胞を討った者として、両陣営(=世界)から疎まれるようになった忌まわしき存在。人間だった頃の多くの記憶を失っており、自分がなぜ愛し合ったアストライアを殺して身体を奪う事になったのか等の理由を覚えていない。記憶喪失の原因は、神の肉体の圧力に人の魂が負けているためであり、現在もあまり重要でない事はすぐに忘却してしまう。戦闘:前衛タイプ。性魔術・召喚魔法を使用可能。
エクリア・フェミリンス
- カンザキカナリ第一使徒&メイド。セリカに最も古くから仕えており、相性が特に良いため使徒の中で唯一セリカやハイシェラと念話することが出来る。魔力が非常に強いため、使徒としての能力(性魔術の効率)は最も高い。本作でも度々表示されているが、幻燐戦争後からセリカと共に行動しており、かつてはエクリア・テシュオスと名乗っていたカルッシャ王国の第一王女。姫将軍と呼ばれていた当時に身に付けていた仮面に過去の忌まわしい記憶を封じ、今でも所有している。子供だったシュリやサリアの世話をしてきた為、彼女らからは母親的な目で見られている。戦闘:後衛タイプ。性魔術・秘印術系魔法を得意とする。
マリーニャ・クルップ
声 - 富樫ケイ第二使徒&メイド。元盗賊。セリカの屋敷に忍び込んだところを捕らえられたが、セリカに惚れ込み使徒となる。生まれ持つ魔力が低いために使徒としての能力は最も低いが、その分を実務の面で補っている。シュリより後から仲間となったが、使徒化はシュリより先に行われたため、第二使徒となっている。料理が得意で、台所は主にマリーニャの領域となっている。戦闘:前衛タイプ。魔法は使えない。
シュリ・レイツェン
声 - ダイナマイト亜美第三使徒&メイド。戦災孤児(セリカの戦いに巻き込まれて住んでいた街を滅ぼされた)だったところをセリカに拾われたが、幼かったため使徒化が遅れ、第三使徒になっている。セリカにとっては娘でもあるような関係。孤児となった経緯は覚えているが、その際のセリカの悲しみに直接触れている為その事を全く恨んでいない。それどころか、セリカの魂を癒したいと心から願っている。癒しの能力に長けており、神聖魔法を得意とする。なお、前作ではシュリのみがセリカに同行、使徒として登場していた。戦闘:後衛タイプ。神聖(回復)系魔法を得意とする。
サリア・レイツェン
声 - 宇佐美桃香第四使徒&メイド。前作でセリカに奴隷商人より身請けされ、レウィニア神権国に帰還した時点でレイツェンの姓を受けて世間的にはシュリの妹となった少女。とことんドジな為に、セリカ達にいつか捨てられるのではないかと内心怯えている(実際はサリア一人の思い過ごし)。まだ身体が未成熟な為に正式な使徒化はされていないが、その身に秘める魔力は強く周囲からは期待されている。戦闘:後衛タイプ。召喚魔法を使用可能(能力が開花するまで使用不可)。
レウィニア神権国
水の巫女
声 - カンザキカナリレウィニア神権国の象徴。土着の神であり、古神と現神のどちらにも属さない中立を標榜している。異端の存在である「神殺し」セリカ・シルフィルを、「同盟」という形でレウィニアに迎え入れた。
レヴィア・ローグライア
声 -
児玉さとみ白地龍騎士団(ルフィド=ヴァシーン)団長。家柄のみならず実力も高く「レウィニアの白き薔薇」の異名を持つが、女性のため疎んじられている。幼い頃からレフィンと共にセリカ邸に出入りしておりセリカの事が好きだが、照れ隠しのためつっけんどんな態度を取ろうとする。水の巫女からは、新たな神格者候補と見られている。戦闘:前衛タイプ。神聖(回復)系魔法を使用可能。
レフィン・リンズーベル
白地龍騎士団副団長レヴィアの右腕的存在。セリカとレヴィアの仲を取り持つことが多く、無くてはならない存在。(ゲーム上で動かすことは出来ないが。)
レクシュミ・パラベラム
不死騎兵隊(アナート・ヴァイ)隊長。神格位をもち、レウィニアの赤き盾と呼ばれる。戦女神ZEROにも仲間キャラとして登場しているが、その頃とはグラフィックがかなり異なる。
シルエラ・インテス
「古神七魔神 北東部封鎖地」の監視を行っていた、国境警備隊特別管理部隊北東部封鎖地調査隊警備隊長の女兵士。エルテノ復活の際、隊員に庇われて死ぬことはなかったが、魔物に取り込まれて陵辱されてしまった。
レルン地方
カウラ・グレイジー
声 -
伊藤瞳子ミルフェの町の自警団隊長。前作でセリカに惚れてしまい、セリカがレウィニア神権国に帰還した後、ちょっとふぬけになっている。中盤以降で再会することができる。戦闘:前衛タイプ。魔法は使えない。
クーン・カリエステル
ミルフェの町の司祭。前作ではいろいろと関わり合いがあったが、今作ではほとんど出番無し。
リンシャ・カーニラン
食堂「野牛の蹄」亭の女主人。セリカがレウィニア神権国に帰還した後、経営が苦しくなり、セリカを想いつつも支援者との結婚を決意した。
ベルリア王国
ロカ・ルースコート
声 -
青山ゆかり軍神マーズテリア(現神)を信仰の対象とする、マーズテリアの神官戦士。前作で現神の信徒でありながら、神殺しセリカと肌を重ねたことが問題視されて投獄されていた。中盤以降で再会することができる。セリカは聖女クリアと容姿の似ている彼女の事を特別視しており、彼女にだけは性魔術を一切使わずに抱いている。戦闘:後衛タイプ。神聖(回復系)魔法を得意とする。また、魔導鎧を使用することが出来る。
コア・プレイアデス
マーズテリア神殿大司教。権謀術数に長けた野心家。
トライスメイル(エルフ領)
シェンナ
声 - 神崎ちひろ
エルフの娘で姉。エルフ族は双子を忌み嫌うため、二人で長い旅をしている。寝ている妹に抱きつかないと眠れないという悪癖(?)を持つ。戦闘:後衛タイプ。
シェスタ
声 - 春日アンエルフの娘で妹。持参した枕が無いと寝られないという悪癖(?)を持つ。戦闘:後衛タイプ。弓使い。
メルキア帝国
マウア・フィズ=メルキアーナ
声 -
紫苑みやびメルキア帝国の第三皇女。レヴィア同様に、メルキア帝国の軍団長であり、新造戦艦「イラストリアス」を作り上げた。戦闘:後衛タイプ。魔法を利用可能。また、魔導鎧を使用することが出来る。
ライア・クラッカー
マウアの副官。
ギニラール帝
メルキア帝国の皇帝。ミルテーリアに良いように使われてしまい、マウアを幽閉した。
マウリア
メルキア帝国の第一王妃(?)。マウアの母。既に亡くなっている。
ミルテーリア
メルキア帝国の第二王妃。既に亡くなっている。マウア曰く「毒婦」。七魔神によって亡霊として復活する。
バリアレス都市国家連合
ラクティナ・ルビース
城塞都市レンストを統治する、傭兵国家の王女。地上が騒々しくなったことに腹を立てたアムドシアスによって拉致されたところをセリカに救出される。
リスルナ王国
イーリッシュ・サイレン
飛竜を駆る辺境の英雄。七魔神が一柱「黒炎のエルテノ」に敗北して以来、更なる強さを求めて流浪の日々を送る。戦闘:前衛タイプ。魔法は使えない。
ターナ・サイレン
イーリッシュの妻。放浪癖(?)のある夫の無事を祈りながら、健気に待ち続ける。
スティンルーラ女王国
ウェンディス・プラーナ
声 -
三島由紀魔力を高めることに関して、誰よりも努力している。前作でセリカに助けられ、その際にセリカに逆らえないように呪術をかけられた。但し、セリカに逆らわなければ何の問題もないので、現在はカドラ廃坑に戻り、温泉につかりながら魔術に磨きをかけている。戦闘:後衛タイプ。魔法を得意とする。
メダーリア・テレパティス女王
女性国家スティンルーラを治める現女王。一時は七魔神と同盟を締結した。
エディカーヌ帝国アヴァタール五大国において最も歴史が浅いながらも、急成長を遂げた新国家。闇夜の眷属と人間とが共存している、ある意味理想郷でもある。数年前にレウィニア神権国と大規模な戦争を繰り広げた。
古神七魔神
エルテノ
声 - 美咲美遊
「古神七魔神 北東部封鎖地」に封印されていた。「黒炎のエルテノ」。好戦的な性格。実はこのエルテノは古神エルテノに仕えていた神格者。現神に本体が封じられた際に、分身として記憶と力を分け与えられた。
レシェンテ
声 - 岩泉まい 古神七魔神 南西部封鎖地」に封印されていた。「紅雪のレシェンテ」。真なる女神ではあるが、現神の封印の儀式により子供化。後にセリカの第五使徒として迎え入れられた。


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