戦国無双シリーズ
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戦国無双シリーズ
ジャンル
タクティカルアクション
開発元コーエーテクモゲームス
オメガフォース
発売元コーエーテクモゲームス
主な製作者鯉沼久史
杉山芳樹
諏訪原寛幸
小池雅人
佐藤信介
下村勇二
1作目戦国無双
2004年2月11日
最新作戦国無双5
2021年6月24日)
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『戦国無双シリーズ』(せんごくむそうシリーズ)はオメガフォースが制作し、コーエーテクモゲームス(旧コーエー)から発売されているテレビゲームシリーズ。シリーズの累計売上は2019年時点で770万本を突破[1]

同社が先に発売してシリーズ展開している『真・三國無双』シリーズのゲームシステムを用い、日本の戦国時代を舞台にしたアクションゲーム。『真・三國無双』シリーズ等とあわせて「無双シリーズ」と呼ばれる事もある。
シリーズ
ナンバリング作品
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発売の年表2004戦国無双
2005
2006戦国無双2
2007
2008
2009戦国無双3
2010
2011
2012
2013
2014戦国無双4
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021戦国無双5


戦国無双(以後『1』) PS2 - 2004年2月11日、Xbox - 2004年7月29日

戦国無双 猛将伝(以後『1猛将伝』) PS2 - 2004年9月16日


戦国無双2(以後『2』) PS2 - 2006年2月24日、Xbox 360 - 2006年8月17日、Windows - 2008年7月11日

戦国無双2 Empires(以後『2Empires』) PS2 - 2006年11月16日

戦国無双2 猛将伝(以後『2猛将伝』) PS2 - 2007年8月23日、Xbox 360(DLC) - 2008年4月14日

戦国無双2 with 猛将伝 Xbox 360 - 2008年3月19日

戦国無双2 with 猛将伝 & Empires HD Version PS3/PS Vita - 2013年10月24日


戦国無双3(以後『3』) Wii - 2009年12月3日

戦国無双3 猛将伝(以後『3猛将伝』) Wii - 2011年2月10日

戦国無双3 Z(以後『3Z』) PS3 - 2011年2月10日

戦国無双3 Empires(以後『3Empires』) PS3 - 2011年8月25日

戦国無双3 Z Special PSP - 2012年2月16日


戦国無双4(以後『4』) PS3/PS Vita - 2014年3月20日、PS4 - 2014年9月4日

戦国無双4-II(以後『4-II』) PS4/PS3/PS Vita - 2015年2月11日

戦国無双4 Empires(以後『4Empires』) PS4/PS3/PS Vita - 2015年9月17日

戦国無双4 DX(以後『4DX』) PS4/Switch - 2019年3月14日


戦国無双5(以後『5』) PS4/Xbox One/Switch - 2021年6月24日、Windows - 2021年7月27日

派生作品


激・戦国無双(以後『激』) PSP - 2005年12月8日

戦国無双KATANA Wii - 2007年9月20日

戦国無双 Chronicle(以後『Chronicle』) 3DS - 2011年2月26日

戦国無双 Chronicle 2nd(以後『Chronicle2nd』) 3DS - 2012年9月13日


戦国無双 Chronicle 3(以後『Chronicle3』) PS Vita/3DS - 2014年12月4日

戦国無双 ?真田丸?(以後『真田丸』) PS4/PS3/PS Vita - 2016年11月23日、Switch - 2017年11月9日

モバイル作品


100万人の戦国無双(以後『100万人』) GREE - 2011年8月25日 - 2013年3月18日

戦国無双シュート Google Play/App Store - 2014年4月22日 - 2015年12月30日

作品解説
主な特色

『1』・『1猛将伝』では桶狭間の戦いから始まる群雄割拠の時代を、『2』では関ヶ原の戦いなどの天下統一に向けた戦いをメインとしている。『3』では上杉謙信武田信玄北条氏康による関東の覇権争いを描く「関東三国志」、織田信長豊臣秀吉徳川家康といった時代の中心となった武将に焦点を当てた「戦国の三傑」、戦国時代終盤、石田三成直江兼続加藤清正などの戦いを描いた「関ヶ原の若武者」という3つの時代に分けて戦国時代を描いている。

そして『4』では、従来のナンバリングタイトルでは省略されがちだった地方大名家の戦いに焦点があてられた。無双演武(ストーリーモード)も、武将個人のものから勢力別のストーリー[注 1]へと変更。各地の大名家と地方の戦いを描いた「地方編」と、その後の天下統一へ向けた流れを描いた「天下統一編」の二部構成となった。

『真・三國無双』シリーズ同様に史実をモチーフとしながらも、随所に大胆なアレンジや脚色が施されている。そのため実際の歴史とは矛盾する部分(武将の生年や戦場の設定等)も多数ある。『1』で15人だった選択可能武将(PC)は『1猛将伝』で4人増えて19人になり、『2』では26人[注 2]に、『2猛将伝』では6人増えて32人[注 3]になった。メインとなる時代が関ヶ原にシフトした事もあり、『2』では基本設定にいくつかの変更が見られる。性格設定、設定年齢、人間関係など『1』の設定とは大きく変わった部分も多く、『2』独自の世界観として仕切りなおされており、『1』で多かったオリジナルの描写は減って、全体的に史実よりの描写が増えた。また、アクションゲームとしては『1』では1種類のみだったアクションタイプが『2』からは「チャージ攻撃タイプ」・「通常攻撃タイプ」・「特殊技タイプ」の3系統のタイプに分けられたり、無双ゲージが3本になったなどの変更点がある。

『3』で37人[注 4]となったPCは『3猛将伝』で40人[注 5]になり、『4』では55人[注 6]に、『4-II』では1人増えて56人になった。『真田丸』ではNPCの武器を使う武将を含めた5人が追加されて61人となった。『3』では「関東三国志」・「戦国の三傑」・「関ヶ原の若武者」の3つのシナリオを軸に物語が展開される。『4』からは武将ごとのシナリオがなくなり勢力別に物語が描かれる形に変更された。アクションゲームとしては『3』では1つずつ消費する無双ゲージや様々な効果を持つ防具の装備、携帯道具などの新しいシステムが『2』のいくつかのシステムに代わって追加された。特筆すべきは、コンボの継続によって溜めることのできる「錬技ゲージ」で、これを一つもしくは全て消費することで、攻撃動作をキャンセルしガードを弾くこともできる「影技」・武将固有の強力な攻撃「無双奥義・皆伝」が発動できるようになった。『4』では『3』の要素に加えて新たに急加速して突進し敵をまとめて攻撃できる「神速アクション」や一定時間パワーアップと共に無双奥義・皆伝が発動可能になる「無双極意」といった新要素が追加され、これに伴いアクションタイプに「神速攻撃タイプ」が追加された。

『1』・『1猛将伝』・『激』では「室町時代」をイメージした水墨画をイメージするかのような彩りのグラフィックであり、画面が暗い印象であった。一方『2』では「安土桃山時代」の絢爛なイメージを重視し、色彩は金を基調としたものとなり、全体的に鮮やかな彩りに一新され、画面は非常に華やかになった。

『1』では野戦と城内戦が分かれていたが、『2』では境界が排除され野戦と城内戦を同時に行えるようになり、『2』の最大の売りでもあった。

『5』ではこれまでのシリーズにおけるビジュアルとストーリーを一新して、織田信長と明智光秀の2人を主人公格に昇格した物語となっている。なお、エンディングは本能寺の変が起こった1582年のため、1582年以降に活躍した戦国武将は時代設定にそぐわないとされPCは27人に減少した。また、歴代作での敵将撃破時のほぼ固定セリフである『敵将討ち取ったり』が『5』ではそれぞれ個別のセリフに置き換わっている。
戦場

一般的に、BGMはテクノ調で統一されている。また、当初BGMにはタイトルがつけられていなかったが、『2猛将伝』以降のアレンジを除くステージBGMにはサブタイトルがつけられるようになった。『3』以降は、和楽器を前作以上に多用してより和風らしさを前面に押し出した楽曲となっており、和楽器はサンプリングから生演奏に変更するなど、よりBGMに力を入れている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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