我孫子市民図書館
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我孫子市民図書館
Abiko City Library
本館(アビスタ)
施設情報
正式名称我孫子市民図書館
愛称市民図書館
前身我孫子町中央公民館図書室
専門分野総合
事業主体我孫子市
管理運営我孫子市教育委員会
開館1966年(昭和41年)9月7日
所在地270-1147
千葉県我孫子市若松26番地の4 我孫子市生涯学習センター「アビスタ」内
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度51分58.6秒 東経140度0分52.8秒 / 北緯35.866278度 東経140.014667度 / 35.866278; 140.014667座標: 北緯35度51分58.6秒 東経140度0分52.8秒 / 北緯35.866278度 東経140.014667度 / 35.866278; 140.014667
ISILJP-1000863
統計・組織情報
蔵書数411,694冊(2023年3月末[2]時点)
貸出数858,818冊(WEB延長除く)(2022年度[3]
来館者数285,857人(アビスタ本館のみ)(2022年度[4]
条例我孫子市民図書館の設置及び管理に関する条例
職員数65人(うち正規職員15人)[1]
地図

プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
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湖北台分館布佐分館移動図書館「そよかぜ号」

我孫子市民図書館(あびこしみんとしょかん、英語名称:Abiko City Library[5])は、千葉県我孫子市にある公立図書館。「市民のための図書館」という意味を込めて市立図書館ではなく、市民図書館と称している[6]
概要

我孫子市生涯学習センター「アビスタ」の1階にある[7]。敷地面積は5,302m2、延床面積は1,426m2[7]書棚は4、5、6段のものを使い分けている[8]

雑誌タイトル数:377点(2022年度)[9]

新聞タイトル数:39点(2022年度)[9]

CDカセットテープ資料数:15,148点(2022年度)[10]

登録利用者数:35,437人(2022年度)[11]

分館

市域が東西に14kmと長細いため、分館を設けてカバーしている[12]

湖北台分館 - 我孫子市湖北台9丁目3番6号

浄水場と併設され、1階が事務所書庫、2階が開架閲覧室である[13]。CD・カセットテープは置いておらず、我孫子市民図書館の全3館の内、規模も一番小さい。


布佐分館 - 我孫子市新々田109番地の1

図書館単体の施設[6]で、1階に開架閲覧室、2階に会議室や書庫などがある[14]


移動図書館

我孫子の移動図書館「そよかぜ号」は、千葉県立中央図書館に代わって1978年(昭和53年)8月に湖北地区に拠点を構えて始まった[6]。市内11か所を巡回し、各世帯の人数の2倍の図書を借りることができた[6]。湖北分館が開館してからは、湖北分館を拠点に移動図書館を展開している[6]

令和5年度時点で、市内16か所の拠点に移動図書館「そよかぜ号」が月2回あるいは4回巡回している[15]2021年(令和3年)10月稼働の4代目移動図書館車は3,000冊の図書を積載可能である[16][17]
利用案内

貸出制限 - 我孫子市在住・在勤・在学の者。
流山市茨城県取手市および北相馬郡利根町の図書館と相互利用を行っているので[18]、両自治体住民も貸出可能[19]

貸出可能点数 - 図書・雑誌10冊、CD・カセットテープ5点

返却場所 - 本館および分館のカウンター、移動図書館、ブックポスト、我孫子市の各行政サービスセンター

開館時間

本館 - 9時30分?20時

分館 - 9時30分?17時


休館日 - 月曜日(月曜日が祝日の場合は開館し、その後の平日に休館)、年末年始、特別整理期間

歴史

1966年(昭和41年)9月7日に我孫子町中央公民館が開館し、南東の一角に図書室が設置された[20]。約39m2しかない狭い部屋で、まだ蔵書は300冊しかなかった[20]。また図書は館内閲覧のみで[21]、貸出を開始したのは蔵書が8,000冊に増えた1975年(昭和50年)10月のことである[20]。当時は週3日しか開館していなかったにもかかわらず、1977年(昭和52年)度には貸出冊数が千葉県内で第5位になった[20]。当時の我孫子町は徐々に図書を増やして将来的には我孫子町立図書館への昇格を目指していた[20]

1960年代から1970年代公共図書館は転機を迎え、閉鎖的な図書館から「市民に資料を提供し、知る権利を保障する」という意識が定着し、我孫子町では移動図書館を開始することでこれを実現しようとした[22]。そして1979年(昭和54年)11月、我孫子市民図書館に改称、我孫子市民会館2階に移転した[6]。この時には蔵書が45,000冊まで増加した[6]。職員は6人で、日曜日の午後には3,000冊を貸し出すなど、大変忙しかったという[23]時間外労働は常態化し、腰痛などを訴える職員が出たため、分館の設置案が浮上した[24]。そして1982年(昭和57年)7月1日には湖北台分館、1987年(昭和62年)7月には布佐分館が開館した[6]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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