成田 緑夢
名前
本名成田 緑夢
カタカナナリタ グリム
基本情報
国籍 日本
種目フリースタイルスキー(ハーフパイプ)
スノーボード
生年月日 (1994-02-01) 1994年2月1日(27歳)
生誕地大阪市住之江区
獲得メダル
男子スノーボード
日本
パラリンピック
金2018 平昌スノーボード 男子バンクドスラローム
銅2018 平昌スノーボード 男子クロス
成田 緑夢(なりた ぐりむ、1994年2月1日 - )は、大阪市住之江区出身のフリースタイルスキー(ハーフパイプ)、スノーボード、トランポリン、陸上選手。平昌パラリンピックの男子スノーボードバンクドスラローム金メダリスト。新日本住設
所属[1]、株式会社サニーサイドアップとアライアンス契約。血液型AB型[2]。本人の夢は、「障害のある方や、ケガをした方、そして子どもたちに、 "夢"と"希望"をあきらめないことの大切さを伝えること。」
現在は走り高跳びで東京パラリンピック出場を目指している。目次 1998年長野オリンピックではスノーボードのデモンストレーターを務め、小学校時代から国際大会に出場した。2010年の時点で、バンクーバーオリンピック金メダリストのショーン・ホワイトが見せた新技「ダブルマックツイスト1260。」を一発で決める技術を持っていた[3]。平行してトランポリン競技もこなし、上宮高等学校2年時の2010年8月、全国高校選手権の男子個人で歴代最高得点16.3点で最高難度賞を受賞した[4]。 2012年11月からフリースタイルスキー・ハーフパイプに取り組み始め、2013年1月、2月のFISワールドカップに3回出場した後、2013年フリースタイルスキー世界選手権の日本代表に選出され[5] 出場。 しかし2013年4月、トランポリンの練習中に着地に失敗、左足に腓骨神経麻痺の重傷を負い、身体障害者手帳6級相当と認定される。医師からは「最悪の場合は切断。歩けるようになる確率は20%」と言われたという[6]。その後、ケガを克服してハーフパイプ競技に復帰を果たし、さらに2020年開催の東京パラリンピックに出場するため、走り高跳びなどの障害者スポーツにも取り組むようになった。2017年12月、サニーサイドアップとアライアンス契約を結び、更に競技に集中できる環境を整えた。 2018年3月9日より開幕する平昌パラリンピックのスノーボード日本代表に選出[7]。3月12日に行われたスノーボードクロスで銅メダルを獲得した。3月16日、今大会から実施されたスノーボードバンクドスラロームにおいて、3回の滑走すべてで1位をマークし日本勢2個目となる金メダルを獲得した[8]。 2018年3月28日、スノーボード競技からの引退を発表した[9]。 2018年春の褒章で紫綬褒章を受章[10]。 父はスノーボードコーチの成田隆史。長兄の成田童夢と、姉の今井メロは、それぞれトリノオリンピック日本代表として出場している[4][20]。
1 経歴
2 主な成績
2.1 フリースタイルスキー
2.2 スノーボード
2.3 陸上
3 家族
4 関連項目
5 脚注
6 外部リンク
経歴
主な成績
フリースタイルスキー
2013年 - フリースタイルスキー世界選手権 ハーフパイプ・9位
2013年 - フリースタイルスキー世界ジュニア選手権 ハーフパイプ・優勝
スノーボード
2016-2017シーズン
IPC・スノーボードワールドカップ タホ
IPC・スノーボードワールドカップ 平昌大会 バンクドスラローム(SBLL-2)優勝[12]
全国障害者スノーボード選手権大会 スノーボードクロス(下肢障害その他)優勝[13]
2017-2018シーズン
IPC・スノーボードワールドカップ フィンランド大会 スノーボードクロス(SBLL-2)優勝[14]
IPC・スノーボードワールドカップ カナダ大会 スノーボードクロス(SBLL-2)優勝/バンクドスラローム(SBLL-2)優勝
全国障害者スノーボード選手権大会 スノーボードクロス(下肢障害その他)優勝[15]
平昌パラリンピック スノーボードバンクドスラローム(SBLL-2)金メダル[8]、スノーボードクロス(SBLL-2)銅メダル[16]
陸上
2016年 - 日本パラ陸上選手権 走り高跳び(T44《下肢障がい》)2位[17]
2017年 - 日本パラ陸上選手権 走り高跳び(T44《下肢障がい》)2位[18]、走り幅跳び(T44《下肢障がい》)2位[19]
2018年 - ジャパンパラ陸上競技大会 走り高跳び(T44《下肢障がい》)1位
家族
関連項目
近畿医療専門学校 - スノーボード選手当時のスポンサー
脚注(新日本住設)
^ ⇒プロフィール AthleteYell
^ 成田童夢 (2010年3月18日). “ ⇒期待の真打ち…登場Σ( ̄□ ̄)!”. 2012年6月24日閲覧。
^ a b “ ⇒成田緑夢、金メダル超えの技術/トランポリン”. HEAVY SNOWker (2010年8月17日). 2012年6月24日閲覧。
^ ⇒“【スキーHP】成田3きょうだい末っ子・緑夢、競技開始3か月で代表!”. スポーツ報知. (2013年2月27日). ⇒http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/winter/news/20130226-OHT1T00237.htm?from=related 2013年3月1日閲覧。