成田剣
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成田賢」とは別人です。

なりた けん
成田 剣
プロフィール
本名成田 勉
(なりた つとむ)[1][2]
愛称ナリケン[3]
性別男性
出身地 日本埼玉県[2]
生年月日 (1964-05-18) 1964年5月18日(60歳)
血液型A型[4]
職業声優俳優
事務所フリー[4]
配偶者あり
公称サイズ(時期不明)[5]
身長 / 体重174 cm / 62 kg

声優活動
活動期間1985年 -
ジャンルアニメゲーム吹き替えナレーション
俳優活動
活動期間1988年 -
ジャンルテレビドラマ映画
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ

成田 剣(なりた けん、1964年5月18日[1][2][3] - )は、日本声優俳優埼玉県出身[2]フリー[4]
来歴

中学3年生の時に文化祭の会場で、好きだったが中々想いを伝われずにいた女子の前で、同級生の男子達のバンドの演奏が始まった時に途中で彼の歌が滅茶苦茶であり、場内は爆笑の渦であった[6]。しかし彼女だけは笑わずに彼を見守っていた姿を見た時に「ああ、表現しなければ伝わらないのだ」と知って役者を志す[6]

高校時代より児童劇団に所属し、東京キッドブラザース[7]を経て青年座研究所に入所。劇団青年座[7]に所属していた頃にはテレビドラマへの出演経験もある。職業としての声優は知っていたが、それほど興味はなかった[6]。当時所属していた劇団青年座が25周年でお祝いのインドネシアバリ州バリ島旅行があり、その旅行に秋の舞台で共演していた女優の夫である日本語版制作のディレクターがおり、「この人は声の仕事をしている人だから、やりたければ言いなさい」と言われた[6]。その時に「はい、やります!!」と即座に答えてしまい、「では声のサンプルを彼女に渡して下さい」と言われた[6]。友人の知り合いが広告ディレクターをしており、「代理店でサンプルを作ってみたいから声を録らないか」といわれてそのテープが手元にあった[6]。早速送付したところ、結果は採用であった。1月早々の旅行からの帰国後すぐに連絡があり、2月には初の声の仕事に挑むことになり、「縁だ」と思った[6]

最初の仕事は映画『レッド・ブル』だが、勝手も分からずタイミングも合わずで、ものすごく落ち込んでいた[6]。失敗談として声優としての活動を始めた当初は、「誰よりも早く現場に入って、いちばん見やすい席にいよう!」と思い、スタジオのど真ん中の主役の席の椅子に座っていた[6]。アテレコの途中で、ある先輩が「なんだか今日は狭いなあ」と述べており、休息時間に呼んでくれたディレクターが慌てて教えてくれた[6]。ある時、演技がうまく行かず、納得がいかないまま終わってしまい、帰りの道で悩んで引きずって「このままでは次の仕事はもう来ない…」と気付けば都心のスタジオから東京都豊島区池袋まで歩いていた[6]。いても立ってもいられなくなり、深夜にもかかわらず目に入った池袋駅の公衆電話から、そのディレクターの家に電話していた[6]。のちにそのディレクターは奥方に「あんなに一生懸命やるヤツは見たことがない。俺が一生面倒見る」と語っていたと言い、涙が出たという[6]。それまでの最初の失敗から、苦手意識があった声の仕事を「もっともっと頑張ろう」と思った[6]

それから2?3年が過ぎ、一つ目の転機が訪れる。映画『ポール・ニューマンの ハリー&サン』の息子役を演じ、これがすごく楽しくて初めて欲が出てしまったという[6]。その後、たてかべ和也から名刺を貰い、「事務所に来ないか」と言ってくれたという[8]。即答はしなかったが、後に事務所に所属してしばらくしてからそのことをたてかべに話すと、「そんなことがあったのかな」と言われたという[8]

その後はぷろだくしょんバオバブアクセントに所属し[7]、2008年4月よりフリーで活動を行っている。

2008年平成20年)で芸歴20周年を迎えることを記念し、20th記念特別BDトークライブが5月17日に大阪で、6月1日に東京でそれぞれ開催された。

2011年10月1日の『機動戦士ガンダムUC』episode4最速上映会にて、同作から2006年に死去した鈴置洋孝の後任としてブライト・ノアの声を担当することが発表され(本人もサプライズゲストとして登場)、以後は一部のゲーム作品においてもブライトを演じている。成田はこれ以降複数の作品で鈴置の持ち役を引き継いでいる[注 1]
人物

声種バリトン[9]

趣味は剣道(初段)、野球ジャグラーお手玉)、スキューバダイビング[7]

芸名の由来は、母の知り合いで姓名判断をしている人に頼んだところ、「剣」の名をアドバイスされたという。剣道の指導者からもかわいがられていたこともあり、「これも縁かな」と思ったという[10]

コードギアス 反逆のルルーシュ』のオーディションにおいて、最初はルルーシュ・ランペルージ役に参加するべく、ヴォイスサンプルを送った。ところが、監督は送られてきた成田の声を聞いてすぐに「ジェレミアだ!!」と判断して、ジェレミア役に決まったとのことである。

憧れたり尊敬する先輩はたてかべ和也と堀内賢雄を挙げている[8]
出演

太字はメインキャラクター。
テレビアニメ
1991年


魔法のプリンセス ミンキーモモ 夢を抱きしめて(男A、若者A)

1992年


ママは小学4年生(若刑事、黒メガネの男)

1993年


無責任艦長タイラー(ハロルド・カトリ、ラ・デューク)

ミラクル★ガールズ(副操縦士)

1995年


黄金勇者ゴルドラン(ドラン[11] / ゴルドラン[12] / スカイゴルドラン / グレートゴルドラン)

H2(佐藤、田中、愛好会D)

ふしぎ遊戯(梶原哲也、朱雀星君、兵士B)

魔法陣グルグル(皇帝)

1996年


エルフを狩るモノたち(ギルド)

シンデレラ物語(アレックス)

名探偵コナン(1996年 - 2022年、江藤、村木龍一、南雲伸晴、大賀真哉[注 2]、物部雅生、庄司真吾、奥村刑事、青里周平、井出正也、森川勇一郎)

1997年


EAT-MAN(ストウ)

吸血姫美夕(バロウ)

超特急ヒカリアン(ひかり隊長、ポリスウイン、E3レーサー、ひたちグリーン、ナレーション)

はいぱーぽりす(カメレオン)

1998年


クレヨンしんちゃん(1998年 - 、鈴木けんすけ 他)

アンドロイド・アナ MAICO 2010(スガちゃん)

Weis kreuz(織田信也)

金田一少年の事件簿(1998年 - 1999年、大和猛、鳥辺野章[注 3]、国東隆介、赤堤響介)

銀河漂流バイファム13(アデル)

serial experiments lain(教師、中学校教諭)

忍たま乱太郎(1998年 - 2024年、潮江文次郎、ヒラ、鬼の子の父 他)

南海奇皇(海江田吾郎)

万能文化猫娘(若社長〈三島十三〉)

ポポロクロイス物語(風族の男)

Bビーダマン爆外伝(じっきょうボン)

魔法のステージファンシーララ(コミさん[13]

1999年


アークザラッド(ケルプ)

エデンズボゥイ(ウィトー)

天使になるもんっ!(快)

2000年


犬夜叉(2000年 - 2010年、殺生丸[14][15]) - 2シリーズ

幻想魔伝 最遊記(光明三蔵)

週刊ストーリーランド(男)

2001年


激闘!クラッシュギアTURBO(真理野タテオ)

旋風の用心棒(中村刑事)

HELLSING(ポール・ウィルソン)

2002年


王ドロボウJING(ダンダー)

GetBackers-奪還屋-(エイジ)

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX(ナナオ)

ふぉうちゅんドッグす(カッター)

2003年


あたしンち(2003年 - 2005年、田中、店員、司会者A、警察官B)

E'S OTHERWISE(朝倉医師)

L/R -Licensed by Royal-(マーガレット)

クラッシュギアNitro(ケビン)

SUBMARINE SUPER 99(ゼ・ストロネストロ[16]

出撃!マシンロボレスキュー(ジェイの父、愛川誠の父)

スクラップド・プリンセス(レナード・カンヴァス)

住めば都のコスモス荘 すっとこ大戦ドッコイダー(ピエール)

探偵学園Q(真木慎太郎、多賀研次)

フルメタル・パニック?ふもっふ(ぽに男)

妄想科学シリーズ ワンダバスタイル(イチリン)

2004年


アクアキッズ(ダラー)

カレーの国のコバ?ル(ブイヨン先生)


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