成東駅
駅舎(2021年5月)
なるとう
Narutō
所在地千葉県山武市津辺305.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度36分30.2秒 東経140度24分39秒 / 北緯35.608389度 東経140.41083度 / 35.608389; 140.41083
成東駅(なるとうえき)は、千葉県山武市津辺にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅[1]である。山武市のターミナル駅である。
総武本線を所属線としており[2]、当駅が終点となる東金線を加えた2路線が乗り入れている。 駅舎に接して単式ホーム1面1線があり、その奥に島式ホーム1面2線がある。さらに単式ホームには切欠きホームがあるため、合わせて2面4線を有する地上駅。互いのホームは跨線橋で連絡し、両端(単式ホーム側と島式ホーム側)はバリアフリー化の一環としてエレベーターが各1基設置されている。この跨線橋は2012年に設置され、以前使われていた跨線橋は撤去された[9][10][11]。 成田統括センターの直営駅であり、管理駅として日向駅 - 八日市場駅間の各駅を管理している。駅舎内にはみどりの窓口、自動改札機が設置されている。改札口横に待合室がある。 2008年(平成20年)3月に駅舎の一部改装が終了し、待合室がリニューアルされ、自動ドアが設置された。また、かつての売店「KIOSK」は、コンビニエンスストア「NEWDAYS」に業態変更された。 トイレは改札内外双方から入れる構造で、いずれも多機能トイレを併設した男女別で浄化槽による水洗式である。多機能トイレは当初改札外のみの設置だったことの名残で、改札内の通常のトイレには「多機能トイレ利用時は駅係員へお申し出ください」との但し書きが多機能トイレ増設後も撤去されずに残存していたが、現在は撤去されている。また、跨線橋のエレベーター付近には駅係員用のものと思われる仮設トイレが設置されている。現在のトイレが整備される前は、改札内外双方から入れる構造で男女共用の汲取り式であった。 番線路線方向行先備考
歴史
1897年(明治30年)5月1日:総武鉄道の駅として開業[1]。
1907年(明治40年)9月1日:総武鉄道が買収され、帝国鉄道庁の駅となる[1]。
1911年(明治44年)11月1日:東金線東金 - 当駅間開業[1]。
1945年(昭和20年)8月13日:太平洋戦争による空襲(機銃掃射)に遭い、駅に停車していた貨車に積まれていた高射砲4門と弾薬に引火する[1]。駅員や陸軍近衛第3師団将兵が消火作業に当たったものの爆発・炎上し、駅舎およびホームが全壊[1]、また客車5両が焼失した[3]。この事故により駅員15名、将兵27名の計42名が死亡した[1]。そのうち9名は十代だった[4]。
1957年(昭和32年)8月:1945年に起きた成東駅空襲の慰霊碑が建立される[5]。
1981年(昭和56年)12月1日:貨物取扱廃止[1]。
1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[6]。
1995年(平成7年)7月13日:自動改札機を設置し、供用開始[7]。
1999年(平成11年)12月:総武線快速電車乗り入れ開始[1]。
2001年(平成13年)11月18日:千葉・大網方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる[広報 1]。
2008年(平成20年)3月:リニューアルにより外観を洋風に改装[1][6]。
2009年(平成21年)3月14日:銚子方面においてICカード「Suica」の利用が可能となる[8]。
2012年(平成24年)12月:跨線橋新設と同時にホームにエレベータ設置、旧跨線橋撤去。
2016年(平成28年)2月22日:指定席券売機営業終了。
2018年(平成30年):駅南口ターミナル整備完了。
駅構造
のりば
0■東金線上り東金・大網方面[12]一部は3番線