憂国のモリアーティ
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憂国のモリアーティ
ジャンルハードボイルド
クライム・サスペンス
漫画
原作・原案などコナン・ドイル
「シャーロック・ホームズ」
シリーズ
)(原案)
竹内良輔(構成)
作画三好輝(漫画)
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号2016年9月号 - 2023年1月号(第一部)
発表期間2016年8月4日 -
巻数既刊19巻(2023年2月3日現在)
漫画:憂国のモリアーティ-The Remains-
原作・原案など埼田要介
作画三好輝(漫画)
出版社集英社
掲載誌ジャンプスクエア
レーベルジャンプ・コミックス
(JUMP COMICS SQ.)
発表号2023年4月号 -
発表期間2023年3月3日[1] -
巻数既刊2巻(2024年2月現在)
小説
著者埼田要介
出版社集英社
レーベルジャンプ ジェイ ブックス
刊行期間2018年11月2日 -
巻数既刊3巻(2020年10月現在)
アニメ
原作竹内良輔、三好輝
監督野村和也
シリーズ構成雑破業岸本卓
キャラクターデザイン大久保徹
メカニックデザイン常木志伸
音楽橘麻美
アニメーション制作Production I.G
製作「憂国のモリアーティ」
製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間第1クール:
2020年10月11日 - 12月20日
第2クール:
2021年4月4日 - 6月27日
話数全24話[2]
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『憂国のモリアーティ』(ゆうこくのモリアーティ、英語: Moriarty the Patriot)は、竹内良輔(構成)、三好輝(漫画)による漫画。『ジャンプスクエア』(集英社)にて、2016年9月号より2023年1月号まで第一部を連載[3][4]。同誌にて本作の小説のコミカライズ『憂国のモリアーティ-The Remains-』が2023年4月号より連載を開始し[1]、その後第二部が開始されると発表されている[4]。。コナン・ドイル「シャーロック・ホームズ」シリーズを原案に、ホームズの最大にして最強の宿敵であるモリアーティ教授を主役に据えた物語が展開される。

2018年「第13回 全国書店員が選んだおすすめコミック」一般部門2位[5]。2022年8月時点でコミックス累計発行部数は600万部を突破している[集 1]。小説化のほかに、メディアミックスとしてミュージカル化・舞台化・アニメ化が行われている[6]
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2024年4月)(使い方

大英帝国全盛期(パクス・ブリタニカ)のロンドン。古くから根付く完全階級制度は、人間同士の差別をさらに強固なものとした。主人公のウィリアムは、貴族の気まぐれによって弟のルイスとともにモリアーティ家に引き取られた。非凡な頭脳をもったウィリアムは、モリアーティ家のアルバートにその才能を認められ、ルイスも入れた3人でモリアーティ家を乗っ取り、国を変えるために様々な策を講じる。
登場人物

「声」の項はテレビアニメ版の声優
モリアーティ陣営
ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ
声 - 斉藤壮馬[7]石上静香(幼少期)[8]本作の主人公。元々は孤児であったが、字の読み書きができ博識で、志を同じくするアルバートに拾われ、弟と共にモリアーティ家の養子になった。その後、アルバートと共に腐敗した社会を変えるべく、手始めに自分たちを見下していた「本物のウィリアム(声 - 村中知)」を殺害して彼に成り代わった。そのため、本名は不明。成長してからは若年ながらダラム大学で数学の教鞭をとる教授を本業とし、副業である私立相談役(コンサルタント)として市民の間の問題を解決しつつ、裏では悪に罰を与える「犯罪相談役(クライムコンサルタント)」として仲間たちを率いて暗躍している。
アルバート・ジェームズ・モリアーティ
声 - 佐藤拓也[7]モリアーティ家の長男。慈善活動先の孤児院で正しく悪の道を説く孤児の兄弟に興味を持ち養子に迎え入れ、内心では『貴族』という地位に胡座をかき下級層を見下していた両親と「本物のウィリアム」、当時のモリアーティ家使用人たちを火事に偽装して屋敷ごと炎上させ殺害し、伯爵位や資産などモリアーティ家の全ての権利を手に入れた。その後、ロックウェル伯爵家に身を寄せ、成長した後は屋敷をダラムに移し、自身はイギリス陸軍に入隊し出世を重ねる。中佐まで昇進した後、秘密情報部に新設されたMI6を任されることになり表向きは退役、ペーパーカンパニー「ユニバーサル貿易社」の取締役を隠れ蓑に、MI6指揮官"M"として活動する。普段は大英帝国から指示される任務をこなし、その中にウィリアムからの任務を紛れ込ませているため、一部のMI6の隊員以外には国からの任務なのかウィリアムからの任務なのかは判別できない。
ルイス・ジェームズ・モリアーティ
声 - 小林千晃[7]東山奈央(幼少期)[8]ウィリアムの実弟。幼いころは心臓に病を患っていたが、モリアーティ家に引き取られた際に手術を受け完治した。成長後はアルバートに代わり、モリアーティ家領地の管理や屋敷の執務をこなす。また、眼鏡をかけ、火事の際に自らつけた右頬の火傷を隠すように髪型をアシンメトリーにしている。作戦現地にて自らナイフを手に取る時は眼鏡を外して戦う特徴がある。実の兄であるウィリアムを強く慕っており、彼以外に笑顔を見せることは稀。ウィリアムの作戦を完璧に遂行するために怪我をした子供を見捨てる提案をするなど、他人には冷徹な一面をのぞかせ、とりわけシャーロック・ホームズに対しては強い嫌悪感を見せる。
セバスチャン・モラン
声 - 日野聡[9]モリアーティ家の使用人。銃と巧みな話術を武器にウィリアムに忠誠を誓う右腕。第二次アフガン戦争に従軍し、所属はベンガル第一工兵隊。その戦火のさなか“KIA(戦死)”し、二階級特進したこととなっている。右手首は義手。ウィリアムのためならば命を喜んで捧げるという。一見粗暴な男に見えるが、生まれは貴族の家であるため、作戦内においては品の良い立ち振る舞いも可能。
フレッド・ポーロック
声 - 上村祐翔[9]モリアーティ家の使用人。昼間はモリアーティ家の花の世話をしている黒髪の無表情な青年。夜はロンドンの闇に紛れて犯罪相談を受ける、“犯罪相談役の窓口”を担当している。フレッドの存在自体が犯罪ネットワークそのものとも言われる。運動能力も高く変装術や暗号解読にも長けている。モラン曰く、ウィリアムと同じで困っている者を見捨てておけない性格。
フォン・ヘルダー
声 - 鳥海浩輔[10]黒のアイマスクをした、「Q」のコードネームでMI6に所属するドイツ人の技師。Q課(quartermaster:兵器課)の課長。盲目ながらもその技術は折り紙つきで、時代の先を行く発明品を多数開発している。
アイリーン・アドラー / ジェームズ・ボンド
声 - 日笠陽子[11]米国出身の女優。英国にまつわるとある醜聞を知ってしまったためにMI6に命を狙われる中、交渉のためシャーロックとモリアーティ陣営の両方に接触していた。その後はウィリアムとの取引によって表向き死亡したことにしてMI6に加わり、男装して「ジェームズ・ボンド」を名乗る。ウィリアムに忠誠を誓っており、君づけで呼んでいる。当初はモラン達のやり方に困惑していたものの、モランの言葉により自分の考えで好きにやるようになり、その頭の回転の良さを見せる。
ジャック・レンフィールド
声 - 内田直哉[10]モリアーティ家が火事になった後、三兄弟が一時身を寄せたロックウェル伯爵家の執事。第一次アフガン戦争では”英軍にジャックあり”と敵味方から恐れられた白兵戦の英雄でもある。普段の立ち振舞いだけで、隠していたその兵士であった過去をウィリアムに看破され、貴族たる振る舞いを含めた“特別な教育”を三兄弟に施すことになる。ホワイトチャペルにてある連続殺人が起きた後、三兄弟を頼ってモリアーティ家を訪れる。事件解決後は、そのままモリアーティ家執事として働くことになる。
ザック・パターソン
声 - 川島得愛[10]スコットランド・ヤード犯罪捜査部(CID)の警部。レストレードと同期の間柄にある。更迭されたアータートンに代わり、CID主任警部に昇格した。裏ではMI6の内通者として暗躍しており、事件やホームズたちの動きを常に監視しアルバートに報告している。「○○のよしみだ」が口癖。
ホームズとその関係者
シャーロック・ホームズ
声 - 古川慎[7]労働階級の訛った話し方をする、自称、世界でただ一人の「諮問探偵(コンサルティングディテクティブ)」。ノアティック号での事件でただ一人、事件を裏で操っている者の存在に気付き、それがウィリアムの目にとまる。その後、ワトソンとルームシェアをすることになりある事件に巻き込まれる。事件解決後、ワトソンの手により小説“緋色の研究”として発表された。実は、その事件はウィリアムが仕掛けたものであり、ホームズは“踏みとどまれるか”をテストされていた。本人のあずかり知らぬところでウィリアムたちが悪い貴族を殺害し、ホームズに事件を解決させ、階級社会に疑問を抱かせる彼等の計画の英雄として担がれることとなる。
ジョン・H・ワトソン
声 - 小野友樹[9]アフガン戦争で負傷し、送還された元軍医。ベーカー街の221Bでホームズとルームシェアをすることになる。ホームズと共に事件に巻き込まれホームズのずば抜けた推理力を目の当たりにするも、事件解決がすべてヤードの手柄になったことに憤慨し、自身が「コナン・ドイル」の筆名で事件を元にした小説を書き発表する。
ハドソン
声 - 阿澄佳奈[12]ホームズとワトソンが借りている部屋、ベーカー街221Bの家主。自称、永遠の17歳。原作と異なり未婚であり、「ミセス・ハドソン(ハドソン夫人)」ではなく「ミス・ハドソン」。
ジョージ・レストレード
声 - 小松史法[12]スコットランド・ヤード犯罪捜査部(CID)の警部。ヤードの中ではホームズを信頼している方の刑事。
ウィギンズ
声 - 榊原優希ベーカー街で暮らすストリートチルドレンによって構成されている、ベーカー街不正規隊(ベーカーストリートイレギュラーズ)の隊長。失せ物探しや使いっ走りまでなんでもこなすホームズの手足。隊員に、バトラー、ユーリー、グリーン、スカイ、リードなどがいる。


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