愛鷹山
南東から
標高越前岳: 1504.2 m
所在地静岡県富士市・沼津市
長泉町・裾野市
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度13分0秒 東経138度48分0秒 / 北緯35.21667度 東経138.80000度 / 35.21667; 138.80000
愛鷹山(あしたかやま)は静岡県の東部にある山。富士山の南隣に位置する火山である。最高峰は標高1504.2mの越前岳。狭義には南方にある1,187.5mの愛鷹山峰を指す。愛鷹山塊や愛鷹連峰とも呼ばれることがある。日本二百名山の1つ。 愛鷹山は第四紀の成層火山である。およそ40万年前に箱根火山や小御岳火山とともに噴火を始めた[1]。10万年前に黒岳溶岩ドームと火砕流を噴出したのを最後に火山活動を終えた[2]。山体はフォッサマグナ地域に含まれ[3]、富士山と同じく、フィリピン海プレートとユーラシアプレートの境界付近に位置する。位牌岳の西側に火口があったと考えられているが、活動の終息から長期間が経過し、開析が進んでいるため明瞭な火口地形は残っていない。山体の北側が、後からの火山活動で成長した富士山のすそ野に取り込まれている。 標高800メートル以上の地域では、ピンク色のアシタカツツジ 愛鷹山峰の山頂には愛鷹明神を祀る桃沢神社
地史
その他
縁起のよい初夢『一富士、二鷹、三なすび』の鷹の説の一つとして、駿河国で2番目に高い愛鷹山を指すという説がある。しかし、実際には駿河国で愛鷹山より高い山は存在する[注釈 1]。
主な山岳越 前 岳愛 鷹 山位 牌 岳黒 岳 愛鷹山の地形図と山名
北からbody:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper{margin-top:0.3em}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ul,body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper>ol{margin-top:0}body:not(.skin-minerva) .mw-parser-output .columns-list__wrapper--small-font{font-size:90%} 愛鷹山からみて西麓に位置した東泉院(現在の富士市今泉、廃寺)は愛鷹山との関係が深く、東泉院所伝という『富士山大縁起』には「愛鷹山縁起」が記されている。この記録は「穀集山大縁起」「愛鷹山縁起」「今山縁起」「五社記」の四部で構成される。「今山」は富士山の側火山を指すといい、「五社」は東泉院別当の下方五社を指す。他、東泉院の院主は「富士愛鷹両山惣別当」を称しており、東泉院に愛鷹山信仰があったことが指摘されている[4]。
黒岳 1,087 m
溶岩ドーム
越前岳 1,504.2 m
最高峰
前岳 1,336 m
鋸岳 1,296 m
呼子岳 1,310 m
位牌岳 1,458 m
大岳 1,262 m
袴腰岳 1,248 m
愛鷹山 1,187.5 m
愛鷹山信仰
愛鷹山の姿
南方上空より愛鷹山と富士山
南南西方向、三保の松原から望む駿河湾越しの愛鷹山
南南西方向、薩?峠から望む富士山と愛鷹山
南南東の香貫山から