高雄市輪船股?有限公司
Kaohsiung City Shipping Co., Ltd.種類株式会社
市場情報非上場(高雄市政府の公営企業)
略称高雄市輪船公司、高輪、KCS
本社所在地 台湾
801
高雄市前金区中正三路25号7F
設立2004年7月26日
事業内容港湾における旅客運輸業
代表者陳勁甫(董事長)
資本金463,360,000元(2011年4月)
主要株主高雄市政府
外部リンク#外部リンク参照
特記事項:前身は「高雄市公共車船管理処」
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高雄港略図
凡例
愛河之心
LRT哈瑪星駅
新光碼頭 LRT高雄展覧館駅
LRT夢時代駅
旗津漁港
高雄市輪船(たかおしりんせん)は台湾高雄市の高雄港で運航するフェリー(中国語: 渡輪)、観光遊覧船。定期フェリーが旗津区と本土を結んでいる。高雄市輪船股?有限公司(たかおしりんせんこふんゆうげんこうし、略称高雄市輪船公司、高輪)はこれらを運航する高雄市政府の公企業。市内で航路とフェリーポート(中国語: 輪渡站)を運営している。
元は高雄市政府交通局直属機関の「高雄市公共車船管理処」として市内公共交通の監督だけでなく自らバス・フェリー事業も運営していたが、バス部門が高雄市公共汽車管理処
(中国語版)(高雄市公車処)として独立し、残った水運部門の法人化により設立された[1]。(公車処はその後民営化され港都客運(中国語版)となる。)2014年からは高雄市政府文化局(中国語版)が主催している打狗英国領事館文化園区、駁二芸術特区や紅毛港文化園区を巡る遊覧船事業「文化遊艇」の運航にも協力している[2][3]。
沿革旗鼓一号渡輪旗鼓二号渡輪寿山号渡輪
2004年7月26日 - 高雄市公車を管轄する高雄市政府交通局が傘下の自社運行事業部門である高雄市公共車船管理処を「高雄市公共汽車管理処(中国語版)」に改名、バス部門を分離するとともに、公共フェリー、観光クルーズの船舶部門を運営する「高雄市輪船股?有限公司」を設立。
2006年
3月18日 - 観光クルーズ航路「真愛碼頭(中国語版) - 旗津漁港(中国語版)」、「真愛碼頭 - 新光碼頭(中国語版)」航路就航。
6月20日 - 市公車処が南部7県市で有効な「Taiwan Moneyカード(中国語版)」の販売と旗津区や紅毛港(中国語版)住民向けの無料乗船カード(旗津交通?)をTM?を格納した「旗津?」への引換えを開始[4]。
12月1日 - 愛河を遡上する『愛之船』(真愛碼頭 - 美術館(中国語版)碼頭)就航[5]。
2007年
11月1日 - 紅毛港の漁村集落移転に伴い「紅毛港 - 小港」路線廃止[6][7]。
11月10日 - 愛河之心(中国語版)供用開始に伴う式典「愛河愛之船」遡上を開催[8][9]。
2008年
7月1日 - 「真愛碼頭 - 旗津輪渡站」航路就航[10]。
11月16日 - 旗津地区の居住者向け無料措置を廃止[11][12]。
2009年
3月6日 - 『鼓山 - 旗津』航路運航時間を深夜2時まで拡大[13]。
7月6日 - 新型船『幸福号』(真愛 - 旗津)、『平安号』(鼓山 - 旗津)が就航[14]。
2010年1月1日 - 高雄市公共車船管理処体制から正式に分離独立し、董事長を自社で専任可能となる[15]。
1月22日 - 新型船『健康号』、『快楽号』(真愛 - 旗津、鼓山 - 旗津)就航。
2月9日 - 愛之船航路に太陽光発電を動力にした初代太陽能観光船が就航[16]。
3月10日 - 水陸両用バス「Duck Tour(鴨子船)」を投入[17]
2011年
4月18日 - ガイド、食事、コンサートとクルーズを組み合わせた「観光クルーズ・海上ディナー」コース就航。
12月1日 - 「真愛 - 旗津」航線が全票40元、優待票20元の通常料金に戻される[18]。
2012年
10月29日 - 二代目ソーラー船を愛河路線に投入、ディーゼル機関の旧式を愛之船から淘汰。
2013年
2月1日 - 旗津渡輪站で旗津?の一?通旗津?への切替開始[19]。
2月10日 - 交通部による公共運輸多?通システム(IC相互利用)加入に伴い一部路線が一?通(iPASS)以外に対応[20]。