愛は勝つ
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「愛は勝つ」
KANシングル
初出アルバム『野球選手が夢だった。
B面それでもふられてしまう.mw-parser-output ruby.large{font-size:250%}.mw-parser-output ruby.large>rt,.mw-parser-output ruby.large>rtc{font-size:.3em}.mw-parser-output ruby>rt,.mw-parser-output ruby>rtc{font-feature-settings:"ruby"1}.mw-parser-output ruby.yomigana>rt{font-feature-settings:"ruby"0}男(やつ)
リリース1990年9月1日(8cmCD)
1991年1月1日(カセットテープ)
2022年4月23日(レコード(7インチ))
規格8cmCD
カセットテープ
レコード
録音1990年
日本
ジャンルJ-POP
レーベルポリドール・レコード
作詞・作曲KAN
プロデュースKAN・西嶋貴丸
ゴールドディスク


2ミリオン(日本レコード協会

ゴールド(シングルトラック日本レコード協会[1]

第22回日本歌謡大賞・放送音楽プロデューサー連盟賞

第33回日本レコード大賞・大賞(ポップス・ロック部門)

チャート最高順位

週間1位(8週連続、オリコン

1990年12月度・1991年1月度月間1位(オリコン)

1991年度年間3位(オリコン)

オリコン歴代シングルランキング23位

KAN シングル 年表

健全 安全 好青年
(1990年)愛は勝つ
(1990年)イン・ザ・ネイム・オブ・ラヴ/ときどき雲と話をしよう
1991年

『野球選手が夢だった。』 収録曲

愛は勝つ
(1)恋する2人の834km
(2)


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「愛は勝つ」(あいはかつ)は、KANの楽曲。自身の8作目のシングルとして、ポリドール・レコードから1990年9月1日8cmCDとしてリリースされ、1991年1月1日カセットテープとして再リリースされた。
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出典検索?: "愛は勝つ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年4月)

元々は、1990年7月25日に発売されたアルバム『野球選手が夢だった。』収録曲の一曲に過ぎなかったが、大阪のFM局FM802ヘヴィー・ローテーションに選ばれたことがきっかけとなりシングルカットされた[2]

当初は、テレビ朝日系『クイズおもしろTV』のエンディング曲として使われていたが、フジテレビ系『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌に起用された[2]。『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』のプロデューサーだった小畑芳和は、番組で使う曲探しのため、CD・レコードを片っ端から聴いていて、これからはピアノを弾く男が来ると思っていたこと、信じれば「必ず最後に愛は勝つ」というストレートな歌詞は、吉田拓郎フォークで叫んでいたのと通じるものがあると感じ番組のテーマ曲に起用した[2]

第42回NHK紅白歌合戦に出場し、モーツァルト没後200周年にかけ、自らモーツァルトに扮装し熱唱した。
替え歌

この曲の替え歌として「愛はチキンカツ」「愛は勝海舟」「愛は桂三枝」といったバージョンが『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の番組内で歌われていた。特に「愛はチキンカツ」は番組放送期間内に何度と無く登場しただけでなく、本人も『アタックヤング』(STVラジオ)の番組内[信頼性要検証]で「食べ物系の替え歌でこれだけ話題になったのは『ブルー・シャトウ』(ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)以来」と発言するなど、お気に入りの一曲だった。これらの替え歌の歌詞は、フジテレビの美術プロデューサーである清水淳司が作詞した[3]
制作
愛は勝つ

友人から恋愛相談を受けたKANは、「お前そりゃどう転んでもうまくいかないだろう」と思い、「せめて歌の中ではうまくいけばいいな」と、ビリー・ジョエルの「アップタウン・ガール」を意識して歌詞を書いた。曲が出来た時は「うまくいった」と思ったが、歌詞をつけたら曲のストレートでクリアな感じがぼやっとなった気がしたという[2]

KANは、歌詞を書く前の楽曲の打合せでは「自分の才能が怖い」と発言するほど本楽曲を気に入っていた。歌詞は、レコーディングに入る前年に友人の男性から恋愛相談を受け、男性からの相談を聞く気になれず投げやりに「大丈夫、愛は勝つよ」と発言したことから発想。KANはこの曲のメロディーが気に入っていた分、歌詞をあまり複雑な内容にしたがらなかったため、抽象的な表現のみで構成している。しかし最初の歌詞「心配ないからね」が自分であまり気に入らず、本当は歌い始めを「ア」か「オ」にしたかったKANは、歌詞ができてからは自分の中でテンションが下がったと語っている。

変わらないリズムパターン、四分のピアノ、転調、終始歌うコーラスなどは、KANが敬愛するアーティストの一人であるビリー・ジョエルの楽曲「アップタウン・ガール」を模倣している(因みにイントロ部分は同じくビリー・ジョエルの「愛する君に」(原題State of Grace)を思わせるものとなっている)。

コーラスはイントロ以外の全ての小節に入っており、同じメロディでも歌詞の違いや転調があるため、通常よりもレコーディング量が多かった。そのため、レコーディング終了後、コーラス担当者からギャラを倍額請求されたエピソードがある。

演奏をしながらのコーラスも困難なため、ツアーではサンプリング音源を使用する場合がほとんどである。
カップリング

カップリング曲の「それでもふられてしまう男(やつ)」は、アルバム『野球選手が夢だった。』の制作初期にレコーディングされたが未収録となった。元々「GUINNESS」というタイトルだったが登録商標であったため却下され、「愛は勝つ」に対する“洒落”として、このタイトルになった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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