愛の病
Love Disease
監督吉田浩太
脚本石川均
製作木村俊樹
田坂公章
出演者瀬戸さおり
岡山天音
八木将康
山田真歩
佐々木心音
黒石高大
藤田朋子
音楽神尾憲一
編集小林由加子
製作会社SHAIKER
配給AMGエンタテインメント
公開2018年1月6日
上映時間96分
製作国 日本
言語日本語
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『愛の病』(あいのやまい)(Love Disease)は、2018年1月6日に公開された日本映画。監督は吉田浩太、主演は瀬戸さおり[1]。
和歌山出会い系サイト強盗殺傷事件(2002年)を題材にした作品である。2014年頃木村俊樹[2]プロデューサーが企画し、吉田浩太監督が3年間をかけて映画化した[3][4]。R15+指定。
あらすじ[ソースを編集]
原田エミコは若いシングルマザー。夫と別れ乳飲み児をつれて実家にもどった。両親と兄夫婦が同居する実家には生活費を入れなければならない。出会い系サイトのサクラをはじめたところ、だましトークの才能に目覚める。若くて美しいエミコには多くの男が連絡してきて、そこそこの収入が得られるようになった。
4年後、エミコの悩みは収入の頭打ちと、元夫のエイジが金をたかりに来ることであった。そこで仁志真之助という、しつこく連絡してくる男に目をつけた。デートに応じた上で「自分はヤクザの親分の娘」と嘘をつき、後日「若頭の小鉄」という声色(こわいろ)を遣って真之介に電話をかけ、エイジを町から追い出すこと、「登録料」の名目で組に金を納めることなどを要求した。真之介はまんまと騙された。
真之介は懸命にエミコにつくしたが、エミコにとっては「カモ」にすぎない。エミコは頼りになるパートナーを求めていた。そんなある日、白石アキラと出会う。ふたりは一目で恋に落ち、深い関係になった。しかしアキラは「結婚はできない」という。病弱な姉、香澄を介護しなければならないからであった。
どんなに邪険にされても真之介はエミコ命であった。エミコは真之介に抱かれ、妊娠したと嘘をついて50万円を振り込ませた。金に困った真之介はついに勤務先の事務所に忍び込み金を盗んでしまう。エミコは50万円を香澄に治療費としてわたし、香澄とアキラの姉弟に取り入ろうとした。しかし弟が騙されていることを心配する香澄は金を返し「アキラに近づかんといてください」とエミコに告げる。「小鉄」(エミコ)は香澄を殺すよう真之介に命じる。
キャスト[ソースを編集]
[1] [5]
原田エミコ - 瀬戸さおり
仁志真之助 - 岡山天音
白石アキラ - 八木将康
白石香澄 - 山田真歩
原田チヒロ - 佐々木心音
エイジ - 黒石高大
原田正恵- 藤田朋子
スタッフ[ソースを編集]
[1]
監督 - 吉田浩太
脚本 - 石川均
プロデューサー - 木村俊樹、田坂公章
撮影監督 - 関将史
撮影 - 伊集守忠
照明 - 山口峰寛
録音 - 鈴木健太郎
美術 - 松塚隆史
衣装 - 丸山恵里子
ヘアメイク - 宇都圭史
編集 - 小林由加子
音楽 - 神尾憲一
助監督 - 松浦健志
製作担当 - 細谷光
評価[ソースを編集]
受賞[ソースを編集]
15th ASIAN FILM FESTIVAL 2018
(2018年5月21?28日、イタリア)のコンペティションに出品され、岡山天音(仁志真之助 役)が最優秀男優賞を受賞した[6] [7]。2018年5月2日、Happinetから発売された[8]。
脚注[ソースを編集]^ a b c “愛の病:作品情報”. 映画.com. 2022年1月10日閲覧。
^ 冷たい熱帯魚のプロデューサーのひとり。
^ “『愛の病』吉田浩太監督インタビュー”. mirroRliar. 2022年1月10日閲覧。
^ “『映画の役作りについて”. mirroRliar. 2022年1月10日閲覧。
^ “瀬戸さおり&岡山天音が対談”. ORICON NEWS. 2022年1月10日閲覧。
^ “15° ASIAN FILM FESTIVAL 2018”. ASIAN FILM FESTIVAL. 2022年1月10日閲覧。
^ “俳優・岡山天音について”. mirroRliar. 2022年1月10日閲覧。
^ “愛の病 Love Disease DVD”. Amazon.co.jp. 2022年1月10日閲覧。
外部リンク[ソースを編集]
映画「愛の病」公式Twitter