『愛の別れ道』(あいのわかれみち)は、毎日放送の制作により、TBS系列の「木曜座」(毎週木曜日22:00 - 22:54)の枠で、1982年(昭和57年)1月7日から同年2月25日まで放送されていたテレビドラマ。全8話。 公私共に傷付いていたり気まずい関係に陥っていたりするエリート会社員・三沢悠一と、彼を巡る妻・亜矢子ら3人の女性。彼らが自分たちの愛を追い求めるその姿と愛の本音などを描いた作品。 ある雨の日、大手建設会社「大東建設」に勤める悠一が車を運転していると、目の前にガウンを着た藤川千春が救いを求めるように現れた。悠一は千春に惹かれるものを感じ、その日は千春を近くのホテルに送っていっただけで帰路についたが、いつしか二人は不倫関係に…。悠一は中東出張以来、妻・亜矢子とは気まずい関係になっていた。そして、悠一の後輩の姉・小宮夏子ともプラトニック・ラブの関係になる…[1]。
概要
キャスト
三沢悠一:古谷一行
小宮夏子:浜木綿子
藤川千春:ジュディ・オング - 宝石鑑定士
三沢亜矢子:松尾嘉代 - 悠一の妻。後にノイローゼ気味になって自殺まで図る。
喜多見徹:津川雅彦 - 千春の別れた夫。
西岡常務:高松英郎
村越:戸浦六宏
マリ:畑中葉子 - 宝石店店員
ひかる:清水久美子
島:勝然武美 - ひかるのボーイフレンド
草間:浦川麗子
スタッフ
脚本:窪田篤人
演出:山本和夫
制作:テレキャスト、毎日放送
主題歌
「滴のように」(歌:ジュディ・オング)
作詞:嶺岸未来/作曲:中村泰士/編曲:若草恵
サブタイトル
1982年1月7日 「寒い朝突然に」
1982年1月14日 「それは甘い残酷」
1982年1月21日 「ぜったい秘密」
1982年1月28日 「美しい罪の匂い」
1982年2月4日 「女の誇りは涙色」
1982年2月11日 「寝化粧のドキュメント」
1982年2月18日 「白薔薇の浅い眠り」
1982年2月25日 「春を待つ日々」
脚注[脚注の使い方]^ 参考:毎日新聞、朝日新聞、読売新聞、北海道新聞、京都新聞 各縮刷版(1982年1月?2月)、『1980年代全ドラマクロニクル』(TV LIFE(学研パブリッシング)編集部編)
TBS 木曜座
前番組番組名次番組
いつか黄昏の街で
(1981.10.1 - 1981.12.24)愛の別れ道
(1982.1.7 - 1982.2.25)さりげなく憎いやつ
(1982.3.4 - 1982.5.27)
表
話
編
歴
TBS系列 木曜10時枠の連続ドラマ / 木下恵介・人間の歌シリーズ / 木曜座 / カネボウ木曜劇場
1970年4月 -
1977年3月
(木下恵介・人間の歌シリーズ)
1970年
冬の旅
俄 浪華遊侠伝
椿の散るとき
1971年
冬の雲
冬の華
春の嵐
1972年
地の果てまで
白い夏
愛よ、いそげ!
1973年
風の色
夏の別れ
それぞれの秋
冬の貝殻
1974年
バラ色の人生
風の町
阿蘇の女
三人姉妹
1975年
もうひとつの春
魅せられた夏
旅への誘い
1976年
早春物語
遙かなる海
お菓子放浪記
1977年
冬の運動会
1977年4月 -
1978年3月
(第1期)
1977年
新選組始末記(平幹二朗版)
おせん
1978年
舞いの家
1978年4月 -
1983年3月
(木曜座)
1978年
華やかな孤独
愛がわたしを
あした無く
1979年
たとえば、愛
愛と喝采と
水中花
オレンジ色の愛たち
1980年
逢いたくて
離婚ともだち
愛の教育
恋人たち
1981年
微笑天使
夜の花火
虹色の森
いつか黄昏の街で
1982年
愛の別れ道
さりげなく憎いやつ
家族の神話
愛を裁けますか
1983年
誰かが私を愛してる
1990年10月 -
1991年3月
(第2期・木曜ドラマ)