愛のメモリー_(映画)
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愛のメモリー
Obsession
監督
ブライアン・デ・パルマ
脚本ポール・シュレイダー
原案ブライアン・デ・パルマ
ポール・シュレイダー
製作ジョージ・リットー
ハリー・N・ブラム
製作総指揮ロバート・S・ブレムソン
出演者クリフ・ロバートソン
ジュヌヴィエーヴ・ビジョルド
音楽バーナード・ハーマン
撮影ヴィルモス・スィグモンド
編集ポール・ハーシュ
製作会社コロンビア ピクチャーズ
イェローバード・プロダクションズ
配給 コロンビア映画
ジョイパック
公開 1976年8月1日
1978年1月28日
上映時間98分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$1,400,000[1]
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『愛のメモリー』(あいのメモリー、Obsession)は、1976年に公開されたアメリカ映画アルフレッド・ヒッチコック監督の『めまい』へのオマージュが感じられる作品である。
あらすじ

1959年、事業家のマイケルは結婚10週年を祝う晩餐会の夜、自宅に侵入した何者かに妻エリザベスと娘エイミーを誘拐され、身代金50万ドルを要求される。翌日身代金引き渡しの連絡を受け、マイケルは警察に通報を決意する。ブリー警部の助言にしたがい、誘拐犯たちの居所を突き止める工作を図るが、警察から逃走する誘拐犯の車が橋から転落し、車内にいた妻子は死んだと警察から聞かされる。マイケルはふたりのために妻と最初に出会った聖堂を模した墓を建てる。

1975年、共同経営者の友人ロバートと共にマイケルは商談も兼ねて、イタリアフィレンツェに旅行する。妻との馴れ初めの聖堂で、死んだ妻エリザベスに生き写しの女性サンドラと出会う[2]。数日の間に彼らは惹かれ合い、病床にいたサンドラの母マリアの死を機に婚約し、アメリカに帰国する。結婚の準備を進めるが、また十数年前の誘拐事件を繰り返すようにサンドラが誘拐されてしまう。しかし、二つの誘拐事件の陰には身近な人間の悪意に満ちた意図があった。
キャスト

役名俳優日本語吹替
日本テレビ
マイケル・コートランドクリフ・ロバートソン寺田誠
サンドラ・ポルティナリジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド小野洋子
エリザベス・コートランドジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド渡辺知子
ロバート・ラッセルジョン・リスゴー仁内達之
エイミー・コートランドワンダ・ブラックマン渕崎ゆり子
家政婦ジュディシルヴィア・クーンバ・ウィリアムズ尾崎桂子
ブリ―警部スタンリー・J・レイズ 藤本譲
不明
その他亀井三郎
東富士郎
松岡文雄
城山堅

演出長野武二郎
翻訳古田由紀子
効果
調整
制作コスモプロモーション
解説
初回放送1981年2月21日
土曜映画劇場』(14:30-16:00)

※日本語吹替はBDに収録(正味約70分)。
参考文献^ “Obsession (1976) - Box office / business” (英語). IMDb. 2012年4月22日閲覧。
^ マイケルは妻にそっくりの女性と違うところがあるという。それが「ブリンマー・ウォーク」だ。「優雅だよ」といい、「もっと滑るような歩き方だ」「当時の女性は長いコートで滑り歩いていた」「遅刻した時のように足早に…滑るようにだ」「滑るように…さりげなく」と教える。ブリンマーとはペンシルバニア州ブリンマー大学で、津田梅子が留学をし、生物学を学んだ。映画『お熱いのがお好き 』で「あなたブリンマー、ヴァッサーを知っている?}というマリリン・モンロー の台詞があって2校とも東部名門女子校である。

外部リンク

愛のメモリー
- allcinema

愛のメモリー - KINENOTE

Obsession - オールムービー(英語)

Obsession - IMDb(英語)

Obsession - Rotten Tomatoes(英語)










ブライアン・デ・パルマ監督作品
1960年代

Murder a la Mod(1968)

ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN1・哀愁の摩天楼(1968)

御婚礼/ザ・ウェディング・パーティ(1969)

1970年代

Dionysus in '69(1970)

ロバート・デ・ニーロのブルーマンハッタン/BLUE MANHATAN2・黄昏のニューヨーク(1970)

Get to Know Your Rabbit(1972)

悪魔のシスター(1973)

ファントム・オブ・パラダイス(1974)

愛のメモリー(1976)

キャリー(1976)

フューリー(1978)

悪夢のファミリー(1979)

1980年代

殺しのドレス(1980)

ミッドナイトクロス(1981)

スカーフェイス(1983)

ボディ・ダブル(1984)

Wise Guys(1986)

アンタッチャブル(1987)

カジュアリティーズ(1989)

1990年代

虚栄のかがり火(1990)

レイジング・ケイン(1992)

カリートの道(1993)

ミッション:インポッシブル(1996)

スネーク・アイズ(1998)

2000年代

ミッション・トゥ・マーズ(2000)

ファム・ファタール(2002)

ブラック・ダリア(2006)

リダクテッド 真実の価値(2007)

2010年代

パッション(2012)

ドミノ 復讐の咆哮(2019)

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